木下道雄
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木下 道雄(きのした みちお、1887年〈明治20年〉6月13日 - 1974年〈昭和49年〉12月5日)は、昭和天皇の侍従。
経歴
[編集]東京生まれ。1912年東京帝国大学法学部卒。1913年岡山県警部。1917年岡山県和気郡郡長、内閣書記官。1924年東宮事務官・宮内書記官・東宮侍従。1927年皇后宮事務官。1930年宮内大臣官房秘書課長、1931年同官房総務課長、1933年内匠頭。1936年帝室会計審査局長官、1945年10月皇后宮大夫・侍従次長。1946年依願免官[1]。
親族
[編集]- 両親は木下広次とツネ(木下助之四女)[2]。
- 妻のシズは木下助之の孫(道雄の母とシズの父が兄弟)で、木下順二の異母姉。
- 妹トネの夫の鈴木三郎は鈴木貫太郎の弟。
- 兄の木下正雄(1883-1966)は物理学者[3]。
著書
[編集]- 『今上陛下を拝し奉りて』大政翼讃会宣伝部 1944
- 『忘れ得ぬこと』憲法の会 憲法問題決定版 1965
- 『宮中見聞録 忘れぬために』新小説社 1968
- 『新編 宮中見聞録 昭和天皇にお仕えして』日本教文社 1998
- 『側近日誌』文藝春秋 1990。高橋紘編
- 『側近日誌 侍従次長が見た終戦直後の天皇』中公文庫 2017
栄典
[編集]- 1940年(昭和15年)8月15日 - 紀元二千六百年祝典記念章[4]