幻獣契約クリプトラクト
ジャンル | コンピュータRPG |
---|---|
対応機種 |
iOS Android |
開発元 | バンク・オブ・イノベーション |
運営元 | バンク・オブ・イノベーション |
音楽 | ストラーノ・ジュゼッペ、豊田大智、清水幸一[1] |
運営開始日 |
Android:2015年2月17日[2] iOS:2015年3月3日[3] PC(AndApp):2016年11月24日[4] PC(Yahoo!ゲーム):2017年7月6日[5] |
ジャンル | コンピュータRPG |
---|---|
対応機種 |
PCブラウザ PlayStation Vita PlayStation 4 Nintendo Switch |
開発元 | バンク・オブ・イノベーション |
運営元 | モノビット→ライオンズフィルム |
運営開始日 |
PC:2015年8月13日 PS Vita:2016年7月21日[6] PS4:2016年9月8日[7] Switch:2019年7月11日[8] |
対象年齢 | CERO:B(12才以上対象) |
コンテンツアイコン | セクシャル、暴力、犯罪 |
『幻獣契約クリプトラクト』(げんじゅうけいやくクリプトラクト)は、バンク・オブ・イノベーションより配信されたスマートフォン・タブレット向けゲームアプリ。基本プレイ無料(アイテム課金制)。2015年2月17日にAndroid版が、2015年3月3日にiOS版がそれぞれサービス開始。 タイトルのうち、「クリプトラクト」(Cryptract)は、幻獣(Cryptid)と契約(contract)を合わせた造語であり、幻獣契約を英訳したものである[9]。
PCブラウザ版およびそのコンシューマ移植版『少女とドラゴン-幻獣契約クリプトラクト-』についても本項で扱う。
概要
[編集]バンク・オブ・イノベーションによる新規IPのソーシャルRPG。2015年2月以降スマートフォン用アプリとして順次配信が開始された。同年8月よりPCブラウザ版『少女とドラゴン -幻獣契約クリプトラクト-』がサービス開始。
2016年にブラウザ版『少女とドラゴン』をベースとしたコンシューマ版のリリースを発表、2016年7月21日よりPlayStation Vita版[6]が、同年9月8日よりPlayStation 4版[7]が配信された。
なお『少女とドラゴン』については、2016年3月1日より運営がモノビットからライオンズフィルムへ移管されている。
原作の『幻獣契約クリプトラクト』も2016年11月24日にAndApp、2017年7月6日にYahoo!ゲームにサービスを提供している。両プラットフォーム共に、スマートフォン版との連動が可能である。
2023年6月30日をもってサービスを終了[10]。『少女とドラゴン』についても同年8月30日をもってサービスを終了した[11]。
あらすじ
[編集]セントレア大陸にあるギルサニア帝国をはじめとする国々の民は、点在する謎の魔法陣から現れる幻獣たちに悩まされ、幻獣たちに対抗できるよう、強い戦士を求めていた。
プレイヤーは、ギルサニア帝国の一領主として、戦士を集めて、軍団を結成し、幻獣との戦いに身を投じるのであった。
システム
[編集]本作は、ターン制RPGを基本システムとしつつも、独自システムとして幻獣契約というものがある。
このシステムは、ユニットに倒した幻獣と契約を結ばせ、真の力を解放するというものであり、通常の進化とは別の扱いを受ける。
登場人物
[編集]声は『幻獣契約クリプトラクト』/『少女とドラゴン』の順である。
- 主人公
- ギルサニア帝国のある領土の主である若者。
- [秘書官]リズ
- 声:田村ゆかり/荒浪和沙
- 主人公の秘書官。
- [勇者]ミーリア
- 声:釘宮理恵/同左
- 光の幻獣ルミナスザンドに襲われた村を救うべく幻獣退治にいそしむ冒険者。
- [将軍]ミゲルバッハ
- 声:山本格/檜山修之
- ギルザニア帝国の精鋭部隊ギルザレギオンの将軍。
- [闇の追究者]ナディア
- 声:小松奈生子/斎藤千和
- 主人公たちの前に現れる謎の魔術師。
- [冒険者]サシャ
- 声:戸田めぐみ/同左
- 極北の国ヴァルファーゲンからやってきた冒険者。港町ウエルゴを滅ぼした幻獣討伐のため、主人公に協力する。
- [野生児]ティティ
- 声:本多陽子/同左
- シュダークの森に住む少女。
- [光剣の姫君]フローゼ
- 声:七瀬亜深/里咲芽生
- ギルサニア帝国第一皇女で、幻獣や他国から国を守るべく日々奮闘している。
- [麗剣]アレクシア
- 声:茅野愛衣(『幻獣契約クリプトラクト』)
- ギルザレギオンの一員にして、フローゼの指南役を務める騎士。
- [渡り鳥]シーホーク
- 声:佐々木祐輔/同左
- まだ見ぬお宝を求め、エシェンディアを探して海を駆け巡る冒険家。よく海賊と間違えられるが、その度に冒険家だと訂正する。
開発
[編集]『少女とドラゴン』
[編集]2016年2月28日までの『少女とドラゴン』の運営は、モノビットが担当した[9]。
モノビット第二コンテンツ事業部部長として、運営の総指揮を務める石田耕大は、運営を引き受けた理由やその経緯について、「私はもともと『幻獣契約クリプトラクト』の大ファンで思い入れが強く、キャラクターの作りこみも素晴らしかったものの、小さなスマートフォンの画面ではもったいないと感じていた。パソコンなどの大画面で迫力のあるバトルをプレイヤーに楽しんでもらいたいと考え、無理を承知でバンク・オブ・イノベーションに『幻獣契約クリプトラクト』のPCブラウザ版の運営について尋ねたところ、即座にOKが出たので、連絡を取ってから1週間程度で契約を結んだ」と4Gamer.netとのインタビューの中で述べている[9]。
『少女とドラゴン』における一部の雑魚モンスターのバリエーションは少ないものの、それ以外のキャラクターは細かく作りこまれ、スカートのすそやアクセサリ類も自然に動くよう調整が施された[9]。 『少女とドラゴン』に登場する一部のキャラクターは『幻獣契約クリプトラクト』とは異なる声優が起用された[9]。
コラボレーション
[編集]脚注
[編集]- ^ http://www.yugenstudio.jp/ja/portfolio/items/cryptract-bgm/
- ^ “BOI、新作ファンタジーRPG『幻獣契約クリプトラクト』のAndroid版を配信開始! 田村ゆかり、釘宮理恵、中田譲治ら豪華声優陣を起用”. Social Game Info (2015年2月17日). 2016年11月21日閲覧。
- ^ “BOI、本格ファンタジーRPG『幻獣契約クリプトラクト』のiOS版を配信開始 「iOSリリース記念!大人気感謝祭、大延長!!」キャンペーンを実施”. Social Game Info (2015年3月3日). 2016年11月21日閲覧。
- ^ “PC/スマホで連動できるAndApp版「幻獣契約クリプトラクト」が配信スタート”. 4Gamer.net (2016年11月24日). 2020年3月8日閲覧。
- ^ “「幻獣契約クリプトラクト」Yahoo!ゲームで配信開始。スマホ版とデータ連携が可能”. 4Gamer.net (2017年7月6日). 2020年3月8日閲覧。
- ^ a b maru (2016年7月15日). “PS Vita版「少女とドラゴン-幻獣契約クリプトラクト-」の配信日が7月21日に決定。配信記念PVを公開”. 4Gamer.net. 2016年11月3日閲覧。
- ^ a b “PS4版「少女とドラゴン-幻獣契約クリプトラクト-」の配信日が9月8日に決定。事前登録で「赤ずきん ビクトリア」がもらえる”. 4Gamer.net (2016年9月5日). 2016年11月3日閲覧。
- ^ “RPG「少女とドラゴン-幻獣契約クリプトラクト-」のSwitch版が7月11日に配信決定。さまざまな配信記念イベントが開催”. 4Gamer.net (2019年7月8日). 2019年9月25日閲覧。
- ^ a b c d e 丹治正行 (2015年8月6日). “モノビットの新作ブラウザゲーム「少女とドラゴン~幻獣契約クリプトラクト~」はどんなゲームなのか。開発・運営のキーマンにいろいろ聞いてきた”. 4Gamer.net. 2017年10月1日閲覧。
- ^ “BOI、『幻獣契約クリプトラクト』『ミトラスフィア』のサービスを6月30日に終了”. gamebiz (2023年4月27日). 2023年4月28日閲覧。
- ^ “【重要】サービス終了のお知らせ”. 少女とドラゴン-幻獣契約クリプトラクト- 公式サイト (2023年6月30日). 2023年7月1日閲覧。
- ^ “「英雄クロニクル」x「少女とドラゴン」,両タイトルでコラボキャンペーンがスタート”. 4Gamer.net (2016年10月6日). 2016年11月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- 幻獣契約クリプトラクト 公式サイト
- 幻獣契約クリプトラクト (@cryp_boi) - X(旧Twitter)
- 少女とドラゴン-幻獣契約クリプトラクト- 公式サイト
- 少女とドラゴン-幻獣契約クリプトラクト- (@Sdora_crw) - X(旧Twitter)