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小森邦衞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小森 邦衞(こもり くにえ、1945年2月18日 - ) は、日本の漆芸家である。本名は邦博[1]髹漆(きゅうしつ)の重要無形文化財保持者(人間国宝[2]石川県輪島市出身。

作風

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  • 素材と技法を効果的に利用する独自の作風を確立した。

略歴

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  • 1965年:樽見幸作に沈金を師事[3]
  • 1970年:漆芸職人として独立
  • 1977年:第24回日本伝統工芸展入選
  • 1986年:第33回日本伝統工芸展NHK会長賞
  • 2002年:第49回日本伝統工芸展日本工芸会保持者賞
  • 2004年:第14回MOA岡田茂吉賞工芸部門大賞
  • 2006年:紫綬褒章[4]・重要無形文化財「髹漆」保持者に認定

脚注

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  1. ^ 日本人名大辞典+Plus, デジタル版. “小森邦衞とは”. コトバンク. 2021年3月19日閲覧。
  2. ^ 石川県. “髹漆(小森邦衞)”. 石川県. 2021年3月19日閲覧。
  3. ^ 小森邦衛 | 古美術ますけん”. masuken.jp. 2021年3月19日閲覧。
  4. ^ 平成18年春の褒章受章者 石川県” (PDF). 内閣府. p. 1 (2006年4月29日). 2006年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月14日閲覧。