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家出レスラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
家出レスラー
Runaway Wrestler
A girl runs to STARDOM
監督 ヨリコジュン
脚本 渡部辰城
原案 岩谷麻優
製作総指揮 木谷高明
出演者 平井杏奈
向後桃
レイザーラモンHG
レイザーラモンRG
中本大賀
ゆきぽよ
根岸愛
都丸紗也華
小坂井祐莉絵
平嶋夏海
KAIRI
朱里
藤井マリー
有田哲平
古坂大魔王
浅越ゴエ
竹若元博
天山広吉
渡瀬結月
立石凛
竹中直人
石野真子
制作会社 エースクルー・エンタテインメント
製作会社 「家出レスラー」製作委員会
配給 ブシロードムーブ
公開 日本の旗 2024年5月17日
上映時間 105分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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家出レスラー』(いえでレスラー)は、2024年5月17日に公開された日本映画[1][2]。監督はヨリコジュン、主演はオーディションで選出された平井杏奈[1][3]

スターダム所属の女子プロレスラー・岩谷麻優の自伝である『引きこもりでポンコツだった私が女子プロレスのアイコンになるまで』を原案としたフィクションとして描く[4][5]

あらすじ

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山口県に住む少女・岩谷マユは高校1年におこったある事をきっかけで引きこもり生活になる。その生活の中で、マユは「マユランド」という妄想の世界を創り上げ、一日を怠惰に過ごしていた。

2年間の引きこもり生活を送ったある時、兄貴が見ていたテレビのプロレス中継を見て、プロレスの世界に惹かれる。そして、プロレス団体が地元に来たのを兄の勧めで観戦し、マユはプロレスラーになるという夢を抱き始める。

そんなある日、マユは携帯電話のプロレス関連のコラムで、流香が書いた新プロレス団体「スターダム」の旗揚げメンバー募集の記事を見つける。マユは流香に自身の写真をメールで送信。写真を見た創始者のグッシーがマユに興味を持ち上京を勧める。

マユは母親の反対を押し切って家出同然で東京へ向かい、スターダムの練習生からスタートすることになる。

キャスト

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主要人物

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岩谷マユ(いわたに マユ)[注 1]
演 - 平井杏奈[6]
2年間の引きこもり生活を経て、プロレスラーになることを夢見て上京する。
最初は負け続きだったが、仲間たちと一緒に過ごす中で、いつしか業界の「アイコン」となるまで成長していく。
流香(りゅうか)[注 2]
演 - 向後桃[7]
スターダムのゼネラルマネージャー。マユの成長を見守りながら叱咤激励する姉のような存在。

スターダム関係者

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村瀬(むらせ)
演 - HGレイザーラモン[1][7]
スターダムのレフェリー。団体の危機には自腹を切ってでも助けてしまう熱血漢。
東子(とうこ)[注 3]
演 - 木村有希(ゆきぽよ)[1][8]
1期生。マユの同期、寮も同室。マユの深夜の特訓に付き合ったり、マユのことを細やかに気にかけ面倒を見る。
羅月(らげつ)[注 4]
演 - 朱里[1][7]
3期生。マユのライバルとして君臨し、数々の名勝負を繰り広げる。マユが怪我で欠場中はグッズ販売に協力している。
東原(ひがしはら)
演 - 有田哲平くりぃむしちゅー[1][7]
建設会社社長。自称元帰国子女。スターダムを支えるスポンサー。
グッシー / 小串宏明[注 5]
演 - 竹中直人[6][1]
スターダム創設者。マユのスター性を見いだす。
マイケル・田中
演 - 古坂大魔王[1][8]
海外エージェント。マユに興味を持ち、海外大手団体からの移籍の話を持ってくる。
佐藤シオ
演 - 小坂井祐莉絵[1][9]
マユの同期。
巨瀬川(こせがわ)[注 6]
演 - 都丸紗也華[1][8]
マユの同期。東子とはたびたび険悪な雰囲気になっている。
御堂晶(みどう あきら)[注 7]
演 - 根岸愛[1][8]
マユの同期。極真空手を15年していたが怪我で引退し、プロレスラーとして再起を図る。
海城タカラ(かいじょう タカラ)[注 8]
演 - KAIRI[1][8]
3期生。マユの後輩[10]。もともと劇団員として活動していた。
紫炎リオ(しえん リオ)[注 9]
演 - 平嶋夏海[1][8]
フリーの人気レスラー。スターダムに加入し、マユのタッグパートナーとなる。タッグ名は「ファイアー・ロック」[注 10]

マユの家族

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兄貴
演 - 中本大賀[1][7]
マユの兄。会社員。マユをプロレス観戦に連れ出すなど、彼女がプロレスに興味を持つきっかけを作った。
母親
演 - 石野真子[1][7]
マユの母。マユに対しては当たりがきつく、厳しい言葉を投げかけながらも、どこか彼女を心配している。

マユのファン

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勝田、烈堂、吉川
演 - RGレイザーラモン[1][7]浅越ゴエ[1][7]竹若元博バッファロー吾郎[1][7]
熱心なファンだが、負け続ける「弱い」マユを応援したいという天邪鬼なファンでもある。
秋山
演 - 西洋亮[8]
マユが勝つところを見たいという実直なファン。

その他

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レスラー
演 - 天山広吉[1]
山口に興行に来ていたプロレス団体のレスラー。試合後マユがリングに近づこうとするのを止める。

声の出演

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スタッフ

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エピソード

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  • 撮影当時に所属だったスターダムの選手の多くがセコンド役などでカメオ出演している。また、後のスターダムの代表取締役社長である岡田太郎がトラック運転手役で登場している。

脚注

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注釈

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  1. ^ モデルは岩谷麻優。
  2. ^ モデルは風香
  3. ^ モデルは世志琥
  4. ^ モデルは花月
  5. ^ モデルはロッシー小川
  6. ^ モデルは安川惡斗。安川は実際には3期生だった。
  7. ^ モデルは美闘陽子
  8. ^ モデルは宝城カイリで、本人が出演している。
  9. ^ モデルは紫雷イオ
  10. ^ 紫炎の「炎」と岩谷の「岩」を合わせたもの。実際には紫雷イオと岩谷のタッグ名は「サンダー・ロック」だった。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa 映画「家出レスラー」”. 映画.com. エイガ・ドット・コム. 2024年4月18日閲覧。
  2. ^ 【スターダム】岩谷麻優の自伝的映画「家出レスラー」が5・17公開 ゆきぽよらと着物姿でPR”. 東スポWEB. 東京スポーツ新聞社 (2024年1月6日). 2024年3月13日閲覧。
  3. ^ 映画『 家出レスラー』オーディション主演決定!ジャーマンスープレックスを披露した26歳バカバッカ女優が岩谷麻優役へ”. バトル・ニュース. 株式会社コラボ総研 (2022年10月28日). 2024年3月18日閲覧。
  4. ^ STORY”. 映画『家出レスラー』公式サイト. 2024年3月18日閲覧。
  5. ^ スターダム】岩谷麻優の半生描いた映画「家出レスラー」制作決定 主演オーディションを開催”. 東スポWEB (2022年6月6日). 2024年4月23日閲覧。
  6. ^ a b c "女子プロレスのアイコン"岩谷麻優選手の自伝的映画『家出レスラー』の第1弾キャスト発表!竹中直人さん、ゆきぽよさん、朱里選手ほか出演!』(プレスリリース)株式会社ブシロード、2023年6月2日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006801.000014827.html2024年3月13日閲覧 
  7. ^ a b c d e f g h i CHARACTER”. 映画『家出レスラー』公式サイト. 2024年4月18日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g 『『家出レスラー』劇場用パンフレット』株式会社ブシロードムーブ、2024年5月17日。 
  9. ^ STARDOM official「【プロローグ編集版】映画『家出レスラー』 #岩谷麻優 の奇跡のストーリー【5/17 全国ロードショー】」『YouTube』2024年5月10日https://www.youtube.com/watch?v=RbspJG2a_TI&t=357s2024年5月12日閲覧 
  10. ^ @KAIRI_official (2023年6月21日). "映画 #家出レスラー 、まゆさんの後輩役として出演させていただきます。🎬". X(旧Twitter)より2024年5月12日閲覧
  11. ^ a b c d STAFF”. 映画『家出レスラー』公式サイト. 2024年3月18日閲覧。

外部リンク

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