加堂秀三
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加堂 秀三(かどう しゅうぞう、1940年4月11日 - 2001年2月2日)は、日本の小説家。
経歴
[編集]- 大阪府に生まれる。
- 高校中退後、研磨工、印刷工、貿易会社社員、コピーライターなど、さまざまな職業を経験しながら詩を発表。
- 1970年、「町の底」で第14回小説現代新人賞受賞。
- 1975年、「青銅物語」が『青銅の花びら』としてテレビドラマ化。
- 1979年、『涸瀧』で第1回吉川英治文学新人賞受賞。
- 1982年、『舞台女優』で第87回直木三十五賞候補。
- 2001年 埼玉県嵐山町志賀の自宅にて縊死。
作品リスト
[編集]- 『貴船山心中』講談社 1972
- 『緋の禊』祥伝社(ノン・ノベル) 1973
- 『花を焼く部屋』平安書店 1974
- 『大津恋坂物語』光風社書店 1974
- 『能登路悲恋』1975年、講談社 のち文庫
- 『花づくし』(1975年3月、角川書店)
- 『青銅物語』(1975年5月、角川書店)のち祥伝社ノン・ポシェット
- 『愛河』(1975年、光風社書店)
- 『夕顔物語』(1975年、徳間書店)
- 『黒髪』光風社書店 1975
- 『丹波おんな布』桃園書房 1975
- 『嵯峨野の宿』1976年、徳間書店 のち文庫
- 『恋塚』(1976年1月、角川書店)
- 『春雨物語』潮出版社、1976 のち徳間文庫
- 『北山しぐれ』(1976年10月、角川書店)
- 『哀しみの花』光風社書店 1976
- 『愛の空 恋の森』1977年4月、集英社 のち徳間文庫
- 『女帯抄』(1977年5月、角川書店)
- 『浄瑠璃寺の雨』(1977年6月、講談社)
- 『篝火』書き下し長編恋愛小説(1977年10月、実業之日本社)
- 『青春レクイエム』(1978年3月、光風社出版)
- 『恋のあとの恋』(1978年8月、集英社)
- 『銀閣寺道』(1978年12月、青樹社)
- 『涸滝』1979年9月、文藝春秋、のち徳間文庫
- 『ランプの宿』(1980年11月、桃源社)
- 『耽溺』(1980年5月、グリーンアロー出版社)
- 『寝顔』(1980年8月、双葉社)
- 『花筏』(1981年11月、講談社)
- 『舞台女優』(1982年4月、講談社)
- 『誘惑』(1983年2月、双葉ロマンス)
- 『愛撫』(1983年7月、双葉ロマンス)
- 『結婚まで』(1983年9月、講談社)
- 『顕子』長編恋愛小説(1984年10月、光文社文庫)
- 『美しい闘魚』(1984年11月、講談社)
- 『色身』(1985年5月、サンケイ・ノベルス)
- 『マスター 十六の短編集』(1985年5月、実業之日本社)
- 『泥船』(1987年3月、実業之日本社)
- 『油絵の女』叙情官能傑作(1988年4月、光風社ノベルス)
- 『鳥辺山』(1989年7月、文藝春秋)
- 『江ノ島海岸』(1994年6月、ミリオン出版)
- 『清水、産寧坂』(1994年8月、実業之日本社)
- 『たらちねの母』書き下ろし連作小説集(1994年10月、思潮社)
- 『女旅役者 君島信子一座』(1996年3月、実業之日本社)
- 『お小姓菊次捕物帳』(2000年9月、徳間文庫)
- 『平打の簪―お小姓菊次捕物帳』(徳間文庫、2001年7月)