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劉東勳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
劉 東勲
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
出身地 ソウル特別市
生年月日 (1977-02-12) 1977年2月12日(47歳)
身長
体重
183 cm
83 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1999年 2次ドラフト1巡目
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
劉東勳
各種表記
ハングル 유동훈
漢字 柳栋勋
発音: ユ・ドンフン
ローマ字 You Dong-Hoon
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劉 東勳(ユ・ドンフン、1977年2月12日 - )は起亜タイガースに所属していた韓国の元プロ野球選手投手)。

経歴

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奨忠高校では孫智煥と共に活躍。成均館大学校ではチームメイトの金炳賢と共に大学韓国代表に選出されアジア大会で優勝。

1999年ヘテ・タイガースに入団。1年目は7勝9敗とまずまずの成績だったが26本ものホームランを打たれている。

翌年以降は単調な投球パターンを見破られ打ち込まれる事が多かった。

2004年には68試合に登板、120イニングを投げ防御率2点台を記録、チームの4強進出に大きく貢献した。

しかし同年9月に不正に兵役を逃れたとして逮捕、8ヶ月の実刑を受けた上に社会貢献活動を務める。拘置所ではボールを持つ感覚を忘れないため常にリンゴを手に持っていたという。

2008年に起亜タイガースに復帰、ブランクを感じさせず以後2年連続50試合以上登板を記録している。

2009年にはストッパーに抜擢、防御率0点台で22セーブの大活躍でチームの12年ぶり韓国シリーズ優勝に貢献し、年俸9000万ウォンから一気に2億1000万ウォンにアップした。

しかし2010年はセーブ失敗を繰り返し、チームの低迷もあって14セーブにとどまり、2012年はたった1勝6セーブと目立った活躍はできなかった。

2012年オフFA(フリーエージェント)を行使し、起亜と2013年より2年契約を結んだ。

2014年膝の故障により現役引退を発表。

2015年より起亜のコーチに就任。

2019年から2021年までLGツインズのコーチだった。

詳細情報

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年度別投手成績

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年度 チーム 平均自責点 試合 完投 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 打者 投球回 被安打 被本塁打 四球 死球 奪三振 失点 自責点
1999 ヘテ 4.75 40 1 0 7 9 2 0 0.438 682 155 1/3 155 26 59 19 87 87 82
2000 6.71 29 0 0 0 3 0 1 0.000 281 56 1/3 82 9 28 12 21 50 42
2001 KIA 7.38 17 0 0 2 2 0 0 0.500 210 42 2/3 59 4 16 7 24 43 35
2003 3.80 12 0 0 0 0 1 0 0.000 92 21 1/3 21 2 7 2 11 9 9
2004 2.98 68 0 0 7 2 5 7 0.778 487 120 2/3 105 10 22 19 65 42 40
2008 3.43 55 0 0 6 3 2 8 0.667 316 78 2/3 65 2 18 9 39 32 30
2009 0.52 57 0 0 6 2 22 10 0.750 256 67 1/3 37 2 13 7 38 6 4
2010 2.85 48 0 0 3 2 14 1 0.600 196 47 1/3 46 1 10 7 32 20 15
2011 3.94 47 0 0 3 3 7 2 0.500 201 48 51 4 12 4 21 23 21
2012 5.29 43 0 0 1 0 6 5 1.000 141 34 33 0 10 2 29 20 20
2013 2.92 49 0 0 1 3 0 5 0.250 226 52 1/3 56 3 11 8 38 22 17
通算 11シーズン 3.92 465 1 0 36 29 59 39 0.554 3088 724 710 63 206 96 405 354 315

背番号

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  • 39 (1999年 - 2004年、2008年 - 2014年)
  • 89 (2015年 - 2021年)

外部リンク

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