八丁平 (室蘭市)
八丁平 | |
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町 | |
北緯42度22分2.68秒 東経141度0分32.72秒 / 北緯42.3674111度 東経141.0090889度座標: 北緯42度22分2.68秒 東経141度0分32.72秒 / 北緯42.3674111度 東経141.0090889度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 北海道 |
市町村 | 室蘭市 |
人口情報(2023年(令和5年)12月31日現在) | |
人口 | 7,685[1] 人 |
世帯数 | 3,322[1] 世帯 |
設置日 | 1991年(平成3年)11月1日 |
郵便番号 | 051-0061[2] |
市外局番 | 0143(室蘭MA)[3] |
ナンバープレート | 室蘭 |
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八丁平(はっちょうだいら)は北海道室蘭市の地名。八丁平一丁目から五丁目の町がある。住居表示実施済み。郵便番号は051-0061。
地理
[編集]室蘭市の東部に位置し、北に神代町、北東に水元町、東に天神町,中島本町、南に高平町、西に港北町と接する。
地域の特徴
[編集]室蘭市の都市計画マスタープランでは蘭東地域に属する[4]。
高台にある住宅地で、東縁の一部にに沿って北上する北海道道107号室蘭環状線がそのまま町域に入り北端から抜ける。
二丁目に八丁平展望台、三丁目に北海道大谷室蘭高等学校,北海道室蘭養護学校,日蓮正宗法海山深妙寺,臨済宗妙心寺派法眼寺、四丁目に室蘭市立八丁平小学校,室蘭中央自動車学園,八丁平町会館,日蓮宗龍王山紫雲山法詠寺、五丁目に八丁平美園幼稚園,八丁平中央町会会館がある。八丁平展望台は住宅街の片隅にある小さな展望台であるが、白鳥大橋を真横から眺めることができる。
歴史
[編集]1870年(明治3年)、旧仙台藩角田藩士・添田竜吉らが当地周辺に入植する。明治5年の添田の記録には既に「八丁平」の地名があるが、誰が名付けた地名かは定かではない[5]。 1921年(昭和4年)の字名改正で輪西村(大字)が12町に分割され、当地周辺は高平町(字)となる[5]。
1935年(昭和10年)3月18日、室蘭市議会は「市営飛行場」の建設提案を可決、7月1日から市有牧場内に長さ300メートル,幅11.5メートルの飛行場の造成に着工、9月30日に地ならしをしただけの粗末な滑走路が誕生した[6]。しかし、1機も飛ばないうちに太平洋戦争に突入、今度は軍用飛行場として市民の勤労奉仕による建設作業が始まり、長さ550メートル,幅20メートルの滑走路に拡張された[6]。1943年(昭和18年)、飛行第63戦隊の「九七戦」の一部が室蘭防空のために駐屯後、第20飛行団飛行第54戦隊の分遣隊が駐屯していたが、1945年(昭和20年)7月14,15日の空襲・艦砲射撃の際にも、この飛行場からは1機の飛行機も飛び立つことはなかった[6]。
1976年(昭和51年)から高平町、中島本町、天神町、水元町、神代町に跨る大規模な区画整理事業が開始[5]。1991年11月にこの対象地域が「八丁平」として新町名に分割された[7]。
八丁平五丁目には、1972年(昭和47年)に母恋南町から移転した北海道室蘭商業高等学校があったが、2008年(平成20年)に閉校、跡地は分譲住宅地となった。
沿革
[編集]- 1991年(平成3年)11月1日 - 八丁平一丁目 - 五丁目新設[8]。
- 2009年(平成21年)4月1日 - 高平町の一部を八丁平一丁目に編入[9]。
- 2018年(平成30年)1月1日 - 中島本町一丁目の一部を八丁平五丁目に編入[10]。
- 2020年(令和2年)2月16日 - 中島本町一丁目の一部を八丁平五丁目に編入[11]。
町名の変遷
[編集]実施内容 | 実施年月日 | 実施後 | 実施前 |
---|---|---|---|
町名新設 住居表示 |
1991年(平成3年)11月1日 | 八丁平一丁目 | 高平町の一部[8] |
八丁平二丁目 | 高平町の一部 | ||
八丁平三丁目 | 高平町,神代町,水元町,天神町の各一部 | ||
八丁平四丁目 | 高平町,中島本町二丁目,中島本町三丁目の各一部 | ||
八丁平五丁目 | 高平町,中島本町一丁目の各一部 |
世帯数と人口
[編集]2023年(令和5年)12月31日現在(室蘭市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
八丁平一丁目 | 479世帯 | 1,034人 |
八丁平二丁目 | 867世帯 | 2,016人 |
八丁平三丁目 | 315世帯 | 695人 |
八丁平四丁目 | 746世帯 | 1,656人 |
八丁平五丁目 | 915世帯 | 2,284人 |
計 | 3,322世帯 | 7,685人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 4,308人 | [12] | |
2000年(平成12年) | 5,721人 | [13] | |
2005年(平成17年) | 6,111人 | [14] | |
2010年(平成22年) | 6,153人 | [15] | |
2015年(平成27年) | 6,774人 | [16] | |
2020年(令和2年) | 7,407人 | [17] |
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 1,425世帯 | [12] | |
2000年(平成12年) | 1,924世帯 | [13] | |
2005年(平成17年) | 2,129世帯 | [14] | |
2010年(平成22年) | 2,226世帯 | [15] | |
2015年(平成27年) | 2,504世帯 | [16] | |
2020年(令和2年) | 2,791世帯 | [17] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[18]。
町 | 街区 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
八丁平一丁目 | 全域 | 室蘭市立八丁平小学校 | 室蘭市立桜蘭中学校 |
八丁平二丁目 | 全域 | ||
八丁平三丁目 | 全域 | ||
八丁平四丁目 | 全域 | ||
八丁平五丁目 | 全域 |
交通
[編集]バス
[編集]道南バスが路線バスを運行する。
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道路
[編集]施設
[編集]公共施設
[編集]- 八丁平町会館
- 八丁平中央町会会館
教育施設
[編集]- 北海道大谷室蘭高等学校
- 北海道室蘭養護学校
- 室蘭市立八丁平小学校
- 室蘭中央自動車学園
- 八丁平美園幼稚園
寺社
[編集]- 日蓮宗龍王山紫雲山法詠寺
- 日蓮正宗法海山深妙寺
- 臨済宗妙心寺派法眼寺
公園
[編集]- 八丁平1号公園
- 八丁平2号公園
- 八丁平6号公園
- 八丁平7号公園
- 八丁平8号公園
- SHOUKENパーク(八丁平北公園)
- 八丁平南公園
その他
[編集]- 八丁平展望台
脚注
[編集]- ^ a b c “町別の人口と世帯数(日本人のみ)”. 室蘭市 (2024年1月4日). 2024年2月12日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2024年2月12日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2024年2月12日閲覧。
- ^ “室蘭市都市計画マスタープラン”. 都市建設部都市政策推進課都市政策推進係. 2023年10月8日閲覧。
- ^ a b c 『市政だより むろらん 1991年4月』室蘭市、3頁 。2024年3月3日閲覧。
- ^ a b c “ふるさと室蘭ガイドブック”. 室蘭市総務部広報課. pp. 15,43. 2024年2月12日閲覧。
- ^ 『市政だより むろらん 1991年10月』室蘭市、6頁 。2024年3月3日閲覧。
- ^ a b “自治省告示第107号”, 官報 (国立印刷局) 号外第91号, (1992-06-25)
- ^ “総務省告示第80号”, 官報 (国立印刷局) 号外第49号, (2011-03-11)
- ^ “総務省告示第115号”, 官報 (国立印刷局) 第51号, (2019-07-17)
- ^ “総務省告示第246号”, 官報 (国立印刷局) 号外第172号, (2021-07-28)
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ “室蘭市内小中学校通学区域”. 室蘭市 教育部・学校教育課. 2024年2月12日閲覧。
関連項目
[編集]神代町 | 水元町 | |||
港北町 | 天神町・中島本町 | |||
八丁平 | ||||
高平町 |