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ランメルスベルク鉱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ランメルスベルク鉱
シュツルンツ分類 2.EB.15a
化学式 NiAs2
結晶系 斜方晶系
対称 Pnnm
単位格子 a = 4.759 A, b = 5.797 A
c = 3.539 A; Z = 2
晶癖 稀に柱状結晶、多くは塊状、粒状、放射状、繊維状
双晶 On {101}
へき開 Distinct on {101}
断口 不規則
粘靱性 脆い
モース硬度 5.5-6
光沢 金属質
わずかにピンク色を帯びたスズ白色
条痕 灰色がかった黒色
透明度 不透明
比重 7.0-7.1
光学性 強い異方性
多色性 弱い、黄色からピンク色、青白色
文献 [1][2][3]
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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ランメルスベルク鉱(Rammelsbergite)は、化学式NiAs2ニッケル砒化鉱物である。銀色からスズ白色、赤みがかった色の斜方晶系柱状結晶で、常に塊状になる。モース硬度は5.5、比重は7.1である。

1854年にドイツザクセン州シュネーベルク模式産地として発見され、ドイツの化学者、鉱物学者であるカール・フリードリヒ・アウグスト・ランメルスベルクの名前に因んで名付けられた[2]

中程度の温度の鉱脈の熱水鉱物として産出し、共生鉱物には、スクッテルド鉱サフロ鉱砒鉄鉱紅砒ニッケル鉱自然ビスマス自然銀アルゴドン鉱砒銅鉱閃ウラン鉱等がある[1]

出典

[編集]
  • Mineral Galleries
  • Schumann, Walter (1991). Mineralien aus aller Welt. BLV Bestimmungsbuch (2 ed.). pp. 223. ISBN 978-3-405-14003-8