チューズデー (競走馬)
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チューズデー | |||||||||
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欧字表記 | Tuesday | ||||||||
品種 | サラブレッド | ||||||||
性別 | 牝 | ||||||||
毛色 | 鹿毛 | ||||||||
生誕 | 2019年6月3日(5歳) | ||||||||
父 | Galileo | ||||||||
母 | Lillie Langtry | ||||||||
母の父 | Danehill Dancer | ||||||||
生国 | アイルランド | ||||||||
生産者 | Coolmore | ||||||||
馬主 |
Mrs John Magnier Michael Tabor Derrick Smith Westerberg | ||||||||
調教師 | Aidan Patrick O'Brien(アイルランド) | ||||||||
競走成績 | |||||||||
生涯成績 | 10戦3勝 | ||||||||
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チューズデー(Tuesday, 2019年6月3日 - )は、アイルランドで生産・調教されていた競走馬である。主な勝ち鞍は2022年英オークス、BCフィリー&メアターフである。
戦績
[編集]2歳時(2021年)
[編集]6月25日カラ競馬場の未勝利戦(芝7ハロン)でデビューするもディズカバリーズの頭差2着に敗れ、2歳シーズンはこの1戦のみで休養に入る。
3歳時(2022年)
[編集]3月27日ナース競馬場の未勝利戦(芝8ハロン)に出走し2戦目で初勝利を挙げる。G1初挑戦となった5月1日の英1000ギニーではカシェイの3着[1]、続く5月22日のアイリッシュ1000ギニーではホームレスソングスから5馬身半差の2着と惜敗する[2]。6月3日の英オークスでは道中後方追走から直線で馬場の内側から脚を伸ばすと最後はエミリーアップジョン (Emily Upjohn) の追撃を頭差で退けG1初制覇を飾るとともに、全姉マインディングとの姉妹制覇も果たした[3]。続く6月25日のアイリッシュダービーでは後方3番手からレースを進めるも直線で不利を受けてしまい4着に終わる[4]。 その後、8月18日のヨークシャーオークスではアルピニスタの2着[5]、9月のヴェルメイユ賞では4着[6]、10月のオペラ賞は6着と勝ちきれないレースが続いた[7]。
このあとアメリカに遠征し、11月5日のブリーダーズカップ・フィリー&メアターフへ出走する。レースでは中団で追走すると、直線では逃げ粘るインイタリアンを差し切って快勝。G1レース2勝目を挙げた[8]。レース後の11月24日に現役を引退し、繁殖牝馬となることが発表された[9]。
競走成績
[編集]出走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離 | 着順 | 騎手 | 着差 | 1着(2着)馬 |
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2021. 6.25 | カラ | 未勝利 | 芝7f | 2着 | R.ムーア | 短アタマ | Discoveries | |
2022. 3.27 | ネース | 未勝利 | 芝8f | 1着 | R.ムーア | 1馬身3/4 | (Ezine) | |
5. 1 | ニューマーケット | 英1000ギニー | G1 | 芝8f | 3着 | L.デットーリ | 1馬身3/4 | Cachet |
5.22 | カラ | 愛1000ギニー | G1 | 芝8f | 2着 | R.ムーア | 5馬身1/2 | Homeless Songs |
6. 3 | エプソム | 英オークス | G1 | 芝12f | 1着 | R.ムーア | 短アタマ | (Emily Upjohn) |
6.25 | カラ | 愛ダービー | G1 | 芝12f | 4着 | R.ムーア | 10馬身1/4 | Westover |
8.18 | ヨーク | ヨークシャーオークス | G1 | 芝12f | 2着 | R.ムーア | 1馬身 | Alpinista |
9.11 | パリロンシャン | ヴェルメイユ賞 | G1 | 芝12f | 4着 | I.メンディザバル | 1馬身1/2 | Sweet Lady |
10. 2 | パリロンシャン | オペラ賞 | G1 | 芝10f | 6着 | W.ローダン | 2馬身3/4 | Place Du Carrousel |
11. 5 | キーンランド | BCフィリー&メアターフ | G1 | 芝9.5f | 1着 | R.ムーア | 1馬身 | (In Italian) |
血統表
[編集]チューズデーの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | サドラーズウェルズ系 |
[§ 2] | ||
父 Galileo 1998 鹿毛 |
父の父 Sadler's Wells1981 鹿毛 |
Northern Dancer | Nearctic | |
Natalma | ||||
Fairy Bridge | Bold Reason | |||
Special | ||||
父の母 Urban Sea1989 栗毛 |
Miswaki | Mr. Prospector | ||
Hopespringseternal | ||||
Allegretta | Lombard | |||
Anatevka | ||||
母 Lillie Langtry 2007 黒鹿毛 |
Danehill Dancer 1993 鹿毛 |
Danehill | Danzig | |
Razyana | ||||
Mira Adonde | Sharpen Up | |||
Lettre d'Amour | ||||
母の母 Hoity Totiy2000 黒鹿毛 |
Darshaan | Shirley Heights | ||
Delsy | ||||
Hiwayaati | Shadeed | |||
Alathea | ||||
母系(F-No.) | 1号族(FN:1-d) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Northern Dancer S3×M5 = 15.63% | [§ 4] | ||
出典 |
- 全姉に2015年モイグレアスタッドステークス・フィリーズマイル・2016年英1000ギニー・英オークス・プリティーポリーステークス・ナッソーステークス・クイーンエリザベス2世ステークスを制したマインディング、2021年アイリッシュ1000ギニーを制したエンプレスジョセフィンがいる。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “英1000ギニーは伏兵カシェイが逃げ切り”. JRA-VAN Ver.World. JRAシステムサービス株式会社 (2022年5月2日). 2022年6月5日閲覧。
- ^ “愛1000ギニー、ホームレスソングスが5馬身半差で圧勝”. JRA-VAN Ver.World. JRAシステムサービス株式会社 (2022年5月23日). 2022年6月5日閲覧。
- ^ “チューズデーがムーアの好騎乗で英オークス制覇、オブライエン師は英クラシック41勝目”. JRA-VAN Ver.World. JRAシステムサービス株式会社 (2022年6月4日). 2022年6月5日閲覧。
- ^ ウエストオーバーが愛ダービーを圧勝、英オークス馬チューズデーは4着に終わるJRA-VAN Ver.World、2022年11月28日閲覧
- ^ アルピニスタがヨークシャーオークスも制覇、G1レース5連勝で凱旋門賞へJRA-VAN Ver.World、2022年11月28日閲覧
- ^ 伏兵スウィートレディがヴェルメイユ賞逃げ切り、凱旋門賞参戦を前向き検討JRA-VAN Ver.World、2022年11月28日閲覧
- ^ 仏G1オペラ賞、伏兵プレイスドゥカルーゼルが仏オークス馬ナシュワら撃破JRA-VAN Ver.World、2022年11月28日閲覧
- ^ チューズデーがBCフィリー&メアターフを快勝、ドイル騎乗のナシュワは4着JRA-VAN Ver.World、2022年11月28日閲覧
- ^ Aidan O'Brien hails 'incredible filly' Tuesday as Breeders' Cup star is retiredレーシングポスト、2022年11月28日閲覧
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|Tuesday(IRE)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年7月30日閲覧。
- ^ a b c d “Tuesdayの血統表 | 競走馬データ”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2022年7月30日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post