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サーチライト・ピクチャーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サーチライト・ピクチャーズ
Searchlight Pictures, Inc.
種類 事業部門
略称 SP
本社所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州ロサンゼルス市
センチュリー・シティ
設立 1994年
事業内容 映画製作・配給
代表者 マシュー・グリーンフィールド(社長)
ダーバル・ウィーラン(流通担当社長)
営業利益 $6.50 million(2007年)
従業員数 100+
所有者 ニューズ・コーポレーション(1994年 - 2013年)
21世紀フォックス(2013年 - 2019年)
ウォルト・ディズニー・カンパニー(2019年 - 現在)
主要株主 フォックス・エンターテインメント・グループ(1994年 - 2019年)
ウォルト・ディズニー・スタジオ(2019年 - 現在)
主要子会社 サーチライト・テレビジョン
外部リンク www.searchlightpictures.com
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サーチライト・ピクチャーズ(Searchlight Pictures, Inc.)は、主にインディーズ映画アート映画の製作・配給・販売を行っているアメリカ合衆国映画会社。旧社名はフォックス・サーチライト・ピクチャーズ(Fox Searchlight Pictures, Inc.)。

概要

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1994年に20世紀フォックス(現在の20世紀スタジオ)経営陣は、アート映画市場へ参入するための子会社設立を発表する。その年の7月には、当時サミュエル・ゴールドウィン・スタジオ所属だったトーマス・ロスマンを社長に招き、フォックス・サーチライト・ピクチャーズの社名がつけられた。

2006年にはサブ・レーベルのフォックス・アトミックを立ち上げて、『Turistas』を配給。映画のジャンルによって製作・配給業務の細分化を進めている。フォックス・サーチライトの配給で、過去最高興行収入を記録した作品は『JUNO/ジュノ』。現在、アメリカ国内で1億4344万1554ドル、全世界分を含めて2億2720万910ドルの興行収入を上げている[1]

2008年に『スラムドッグ$ミリオネア』が本社初のアカデミー作品賞を受賞した[2]。それ以降の10年間で、同賞を3回受賞している(2013年それでも夜は明ける』、2014年バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、2017年シェイプ・オブ・ウォーター』)[3][4][5]

2013年からは、親会社のニューズ・コーポレーションが分社したことによって発足した、21世紀フォックスの子会社となる。2019年にはウォルト・ディズニー・カンパニーが約8兆円で21世紀フォックスを買収[6][7]、現在はウォルト・ディズニー・スタジオの傘下であり[8][9][10]ウォルト・ディズニー・モーション・ピクチャーズ・グループの一員になっている[11][12]

本社の映画作品は今後もストリーミング配信ではなく劇場公開を前提にしていく方針であり、ウォルト・ディズニー・スタジオのアラン・ホルン会長は「全面的に支援する」と述べている[13]2020年1月17日、同年2月14日米公開の『ダウンヒル』からサーチライト・ピクチャーズへと社名を変更することが、ディズニー社より発表された[14]

作品

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※日本での配給・ソフト発売が、20世紀スタジオ、ウォルト・ディズニー・ジャパン、ないしは異なる配給会社の場合も含む。

1990年代

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

2016年

2017年

2018年

2019年

2020年

2021年

2022年

2023年

2024年

関連項目

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脚注

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  1. ^ JUNO Box Office Mojo 2008-05-12閲覧
  2. ^ アカデミー賞の真の主役!フォックス・サーチライトの勝因は? | Fashion | Safari Online”. Safari Online|サファリオンライン. 2020年4月6日閲覧。
  3. ^ 傑作率92.3%?! FOXサーチライト・ピクチャーズがスゴすぎる - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)”. screenonline.jp. 2020年4月6日閲覧。
  4. ^ オスカー請負会社? 若手の登竜門? 良作・話題作を作り続ける「FOXサーチライト」”. cinemacafe.net. 2020年4月6日閲覧。
  5. ^ 祝・設立25周年!「FOXサーチライト」作品がアート映画で賞レースを席巻する!(2/2)”. BANGER!!!. 2020年4月6日閲覧。
  6. ^ 米ディズニー、21世紀フォックス買収交渉報じられる : 映画ニュース”. 映画.com. 2020年4月6日閲覧。
  7. ^ Ittousai. “ディズニー、7.4兆円でFOXのエンタメ部門買収。X-MENやエイリアン、アバターが移籍 - Engadget Japanese”. Engadget JP. 2017年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月6日閲覧。
  8. ^ ディズニーによる21世紀フォックスの買収が完了”. IGN Japan (2019年3月20日). 2019年6月13日閲覧。
  9. ^ Ha, Anthony (2019年3月21日). “ディズニーが21世紀フォックスの買収を完了”. TechCrunch Japan. 2020年3月28日閲覧。
  10. ^ ディズニー、21世紀フォックスの買収完了 約8兆円”. 日本経済新聞 (2019年3月21日). 2020年3月28日閲覧。
  11. ^ ディズニー配給アニメーション映画2020年は6本、FOX系の気になる行方 | アニメーションビジネス・ジャーナル”. animationbusiness.info. 2020年3月28日閲覧。
  12. ^ 米ディズニー、フォックス傘下のアニメスタジオ再建に着手 : 映画ニュース”. 映画.com. 2020年3月28日閲覧。
  13. ^ https://theriver.jp/disney-searchlight-theatrical
  14. ^ 映画界からフォックスの名前が消滅へ…買収したディズニーが決定”. シネマトゥデイ. 2020年1月18日閲覧。

外部リンク

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