アーロン・ブッシュネルの焼身自殺
米国におけるイスラエル・ハマスの戦争抗議活動の一環中 | |
駐米イスラエル大使館 | |
日付 | 2024年2月25日 |
---|---|
場所 | アメリカ合衆国 ワシントンD.C. |
座標 | 北緯38度56分32.9秒 西経77度04分04.4秒 / 北緯38.942472度 西経77.067889度座標: 北緯38度56分32.9秒 西経77度04分04.4秒 / 北緯38.942472度 西経77.067889度 |
種別 | 焼身自殺 |
動機 | パレスチナ人虐殺疑惑に対する米国の支援に反対 |
死者 | アーロン・ブッシュネル |
アーロン・ブッシュネルの焼身自殺(アーロン・ブッシュネルのしょうしんじさつ)は、2024年2月25日、アメリカ空軍の軍人「アーロン・ブッシュネル」が、イスラエルやアメリカによるイスラエルへの支援内容などに抗議するため、ワシントンD.C.にあるイスラエル大使館を訪れ、正門前で自らに火を着けその後死亡した。また、この模様はSNS上でライブ配信が行われた。ブッシュネルは「植民地支配者の手によってパレスチナでパレスチナ人が経験していること」に抗議していると述べ、「今後、大量虐殺に加担しない」と宣言した後、可燃性の液体を自ら浴び火を放った[1]。ブッシュネルは燃えながら「パレスチナを解放せよ!」と繰り返し叫び続けながら地面に崩れ落ちた。一方、警備のシークレットサービスの一人がブッシュネルに銃を向け、他の二人がブッシュネルの消火を試みている[2][3][4]。
この行為はTwitch上でライブストリーミングされた[5]。ブッシュネルは自らに火を放ち、地面へ崩れ落ちた後に病院に搬送され危篤状態であったが、夕方に死亡が宣告された[6]。ブッシュネルの行為は、3万人以上のパレスチナ人を殺害し[7] 、重大な人道的危機を齎したイスラエル・ハマス戦争における米国のイスラエル支援に抗議する2件目となる焼身行為となり、イスラエルの在外公館前で実行された。なお、2023年12月には別の抗議活動参加者がアトランタのイスラエル総領事館前で自らに火を放っており、一命は取り留めたものの重傷を負っている[2][8]。
背景
[編集]ブッシュネルの半生
[編集]ブッシュネルはマサチューセッツ州オーリンズにある孤立したキリスト教のイエズス共同体で育った[9]。その後、ノーセット高校に通い、2015年から2017年まで同州ブリュースターに拠点を置くキリスト教の書籍、音楽、ビデオの出版社に勤務する[10]。2019年にはイエズス共同体を離れたと友人に語っている[7]。
基礎訓練と技術訓練を完了し、2020年5月にアメリカ空軍でのキャリアをスタート。サイバーセキュリティを専門とするクライアントシステム技術者としての訓練を受け、その後、テキサス州サンアントニオで米空軍のDevOpsエンジニアとして勤務し、サザン・ニュー・ハンプシャー大学でソフトウェア工学の学士号取得を目指していた[11][3]。
彼の友人であるルーペ・バルボーザによれば、アルジャジーラとのインタビューの中で、「ブッシュネルは宗教的で反帝国主義的であるとは感じるが[8]、ブッシュネルが精神を病んでいるとは感じなかった」と述べている[12]。他の友人らは、ブッシュネルと軍の契約は5月に期限切れとなり、警察によるジョージ・フロイド殺害事件を受け、ブッシュネルは軍に対してより反抗的態度になったと述べている[13]。ブッシュネルのレディットアカウントでは、イスラエルを「入植植民地主義者のアパルトヘイト国家」だと非難し、パレスチナの抑圧に関与していないイスラエルの「民間人」は居ないと述べたコメントを投稿している[14]。
なお、パレスチナ人道的危機をめぐり、イスラエルに抗議するために焼身自殺を図ったアメリカ人はブッシュネルが初めてでは無く[15][16]、2023年12月1日、アトランタ当局によって身元が明らかにされていない個人が、ジョージア州アトランタにあるイスラエル総領事館の前で自らに火を放ち抗議しており、重傷を負っている[17]。
決行
[編集]ブッシュネルは焼身自殺する前に遺言書を作成しており、その中で貯金を全額パレスチナ児童救済基金に対し寄付すること、飼い猫を近所の人に預けることなどが記されていた[18][19]。決行当日の2024年2月25日、現地時間午前10時54分にブッシュネルはフェイスブックに次の様なメッセージを投稿した[20]。
Many of us like to ask ourselves, 'What would I do if I was alive during slavery? Or the Jim Crow South? Or apartheid? What would I do if my country was committing genocide?' The answer is, you're doing it. Right now.
私たちの多くは、「もし奴隷制度の時代に生きていたらどうするだろうか?と自問したい。あるいはジム・クロウ制の南部?アパルトヘイト?もし自分の国が大量虐殺を犯していたらどうするだろうか?答えは、あなたがそれをやっているということです。今まさに。 — アーロン・ブッシュネル
その後、メディアに対してもメッセージを送信しており、そこには「今日、私はパレスチナ人の虐殺に対する極端な抗議行動を計画している」と記されていた[3]。
現地時間午後12時58分頃[3]、ブッシュネルは軍服に身を包み[21]、ガザでの戦争に抗議する行為として自らを没する気負いで、ワシントンD.C.のイスラエル大使館に近づく。ブッシュネルはまた「LillyAnarKitty」という名でパレスチナの国旗をプロフィールバナーとして「パレスチナを解放せよ!」というキャプションを付けたTwitchアカウントを作成していた[3][22][23]。ライブ配信中にブッシュネルは大使館に向かって歩きながらこう語っている[24][25][3]。
I am an active duty member of the United States Air Force. And I will no longer be complicit in genocide. I am about to engage in an extreme act of protest. But compared to what people have been experiencing in Palestine at the hands of their colonizers—it's not extreme at all. This is what our ruling class has decided will be normal.
私はアメリカ空軍の現役隊員だ。そして、もはや大量虐殺に加担するつもりはない。私は今、極端な抗議行動に出ようとしている。しかし、パレスチナの人々が植民地支配者の手によって経験してきたことに比べれば、全然極端ではない。これが、私たちの支配階級が決定した普通のことなのだ。 — アーロン・ブッシュネル
ブッシュネルは大使館の門の前に陣取りカメラを置き[26]、可燃性の液体を体に振り撒いた。直後、大使館の警備員がブッシュネルに近づき、「そこの方、どうかしました?」と尋ねるもブッシュネルは無視した[3]。
ブッシュネルは着火後、「パレスチナを解放せよ!」と連呼した。ブッシュネルは燃え上がり、最終的に地面へと崩れ落ちた[3][27][28][29]。警備員は無線で応援要請を出し、カメラの外からブッシュネルに銃口を向け、「地面に伏せなさい!」と何度も警告を行うが、他の警備員は「銃はいらない、消火器が必要だ!」と叫んだ。 その後、複数の警官が現場に到着し、ブッシュネルに対し消火器を使用した[30]。ブッシュネルはコロンビア特別区消防局の救急車によって近くの病院に搬送されたが、約7時間後の現地時間午後20時06分、ブッシュネルは重度の熱傷により死亡が宣告された[31][32][33]。25歳であった。
調査
[編集]シークレットサービス、警察、及びアルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局(ATF)は、この事件の調査を行うと発表[3]。コロンビア特別区首都警察はライブストリームの信頼性を確認することを拒否し、米空軍は家族への通知方針を挙げながら、当初当時の状況について説明することを拒否した。ブッシュネルと関係があるとされる不審車両への懸念などを調査するため、爆弾処理部隊も派遣された。捜査の結果、危険なものは何も発見されず、その地域は安全であると宣言された[34]。
警察が記者団に公開した事件報告書によれば、ブッシュネルは警備員が到着する前に「精神的苦痛の兆候を示していた」、つまり「正体不明の液体を自分にかけ、火をつけた」と記述されている[35]。イスラエル大使館の報道官は、この事件で職員に負傷者は居ないことを報告した[34][36]。
反応
[編集]アメリカ国内
[編集]- バイデン政権と米国議会
ブッシュネルの焼身自殺は、米軍関係者がパレスチナへの兵器の使われ方に懸念を抱いているという「より根深い問題があることを示しているのではないか?」というAP通信の問に対し、アメリカ国防総省のパトリック・S・ライダー報道官は、イスラエルの作戦に対する米国の支持を再確認した[37][38][39] 。
バーニー・サンダース上院議員は、「ガザで起きている恐ろしい人道的災害について、多くの人々が今感じている絶望の深さを物語っていると思うし、私もそうした深い懸念を共有している」と述べた[40]。
共和党のトム・コットン上院議員は、ブッシュネルが「テロ集団を支援する恐ろしい暴力行為」を行ったと述べ[41]、3月7日に、外国テロ組織への支持を表明した個人に対する機密アクセス権限を取り消すとともに、軍人の抗議活動への参加を禁止する規制を制定法で成文化する2つの法案を提案した[42]。
- その他
ブッシュネルの行動は、エジプト系アメリカ人の慈善活動家アヤ・ヒジャージのほか、アメリカ緑の党候補ジル・スタイン、無所属候補者コーネル・ウェストなどの活動家からも称賛された[43][44]。
ソーシャルメディア上では、彼の行為を英雄的で生贄的なものとみなす者もいれば、ブッシュネルが自ら命を絶つという極端な手段に訴えたとみなす者もいた[45]。また、ブッシュネルの所属する上官らを批判し、上官らがブッシュネルの行動を思い止まらせることができたのではないか?と考える者もいた[46]。
2024年2月26日、イスラエル大使館前で追悼集会が開かれ100人が参列した[47]。アメリカの他の都市でも追悼集会が開かれ、反戦団体コード・ピンクが主催したものもあった[48]。その集会では複数の退役軍人が整列し、「退役軍人は言う」と書かれた横断幕の前で順番に軍服を燃やし、「自由なパレスチナを!アーロン・ブッシュネルを忘れるな!」と書かれた横断幕の前で、複数の退役軍人が順番に軍服を燃やす抗議活動が行われた[49]。
国際反応
[編集]ハマスはこの行為を賞賛し、ブッシュネルの友人と家族に対し「心からの哀悼の意」を表明し、テレグラム上の声明で「彼は人間の価値観の擁護者として、またアメリカ政権とその不公正な政策のために苦しむパレスチナ人民の抑圧を不滅のものにした」と発表し、同時に彼を「英雄的なパイロット」と称した[50][21]。パレスチナ解放人民戦線はブッシュネルを称える声明を発表し、この行為を「最高の犠牲」と表現した[51]。パレスチナ人活動家モハメド・エル・クルドは、この行為を「我々を殺しているこれらの体制を弱体化させる」ための「行動への呼びかけだ」と表現した[52][53]。
イランの最高指導者ハメネイ師は、焼身自殺が行われた数時間後に投稿された2つのツイッター声明の中でブッシュネルの行動を強調した。ひとつは、「ガザでの大虐殺に関する西側の不名誉な反人間的政策」を非難するもので、もうひとつは、ガザでの「大虐殺」が「西側文化で育ったあの若者」には荷が重すぎると指摘するものであった[54]。エルサレム・ポスト紙に寄稿したセス・フランツマンは、親イランのソーシャルメディアアカウントが、イラン政権の命令で、英語メディアにおけるブッシュネルの抗議行為を悪用していると非難した[55]。
パレスチナの都市エリコの当局者は3月10日、ブッシュネルに敬意を表し、通りの名をブッシュネル通りに冠したと発表[56]。
メディア報道
[編集]主要メディアによるブッシュネルの焼身自殺の報道は、パレスチナ人の大量虐殺に抗議するというブッシュネルの動機を「信用させず」、「薄め」ようとして批判を浴びた。アルジャジーラのコラムで、ベレン・フェルナンデスは、報道のタイトルでブッシュネルの動機に言及しなかったニューヨーク・タイムズと、「精神的に不安定」と書き立て、ガザ紛争におけるイスラエルへの米国の支援の政治的現実を詳しく説明することなく、ブッシュネルが精神的に病んでいるかもしれないとほのめかしたタイムを批判した[57]。 また、ガーディアンも親イスラエルの報道機関が証拠なしにブッシュネルの精神衛生上の問題をほのめかしたと主張した[58]。
ザ・ヒルは、ニューヨーク・タイムズ紙が、2020年にロシア政府に対して焼身自殺で抗議し死亡したロシア人ジャーナリスト、イリーナ・スラヴィナについての報道と比較して、ブッシュネルを非対称的に扱っていると指摘した。スラヴィナに関するタイムズの記事には、タイトルに「政府を非難する」というフレーズが含まれていた[59]。
デマ
[編集]ブッシュネルの死の直後、ブッシュネルのレディットアカウントが「ユダヤ人が全員死ねばパレスチナは自由になる」とコメントする捏造されたスクリーンショットがソーシャルメディア上で拡散した。ファクトチェックサイト「スノープス」 は、このスクリーンショットはデマであると判断した[60]。
解説によれば、ビデオに映ったブッシュネルに銃口を向けた人物はイスラエルの警備員とされるが、実際には米国シークレットサービスの制服を着た一員であり、ブッシュネルの火を消そうと尽力した2名の安全を確保しようとしていたとされる[61]。
複数のXユーザーがイスラエルの諜報機関モサドがブッシュネルの死を嘲笑したとする声明を発表した。これらはモサド公式アカウントに似せた偽アカウントの声明を公式アカウントによるものと誤認したことに基づく虚偽の主張であることが判明した[62][63]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ Assi, Seraj (2024-02-26). Aaron Bushnell Refused to Be Silent on the Horrors in Gaza. オリジナルの2024-02-26時点におけるアーカイブ。 2024年2月27日閲覧。.
- ^ a b Kavi, Aishvarya (2024年2月25日). “A man set himself on fire outside the Israeli Embassy in Washington, the police said.”. ニューヨーク・タイムズ. ISSN 0362-4331. オリジナルの2024年2月25日時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i Guzman, Chad de (2024-02-25). “U.S. Air Force Member Sets Self on Fire Outside Israel's Embassy in D.C. to Protest War in Gaza”. タイム. オリジナルの2024-02-26時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧。.
- ^ Davies, Emily; Rempfer, Kyle; Lamothe, Dan (2024年2月25日). “Active-duty airman sets himself on fire outside D.C.'s Israeli Embassy”. ワシントン・ポスト. オリジナルの2024年2月26日時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧. "shows him referring to his service in the U.S. armed forces and shouting "Free Palestine" as he burned."
- ^ Pitofsky, Marina; Ortiz, Jorge L.; Nguyen, Thao (2024年2月25日). “Air Force member in critical condition after setting himself on fire outside Israeli embassy in Washington”. USAトゥデイ. オリジナルの2024年2月26日時点におけるアーカイブ。 2024年2月25日閲覧。
- ^ Davies, Emily; Hermann, Peter; Lamothe, Dan; Allam, Hannah (2024年2月26日). “Airman dies after setting himself on fire outside Israeli Embassy in D.C.”. ワシントン・ポスト. オリジナルの2024年2月27日時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧。
- ^ a b Epstein, Kayla; Casas, Angelica (2024年3月2日). “Aaron Bushnell: Friends speak of struggle to comprehend US airman's Gaza protest death”. BBCニュース. オリジナルの2024年3月2日時点におけるアーカイブ。 2024年3月3日閲覧。
- ^ a b “'An extreme act': Why Aaron Bushnell self-immolated for Gaza”, アルジャジーラ, (2024-02-28), オリジナルの2024-02-28時点におけるアーカイブ。 2024年2月28日閲覧。
- ^ Simons, Raoul (2024年2月27日). “US airman who killed himself outside Israeli Embassy was anarchist from religious sect”. デイリー・テレグラフ. ISSN 0307-1235. オリジナルの2024年2月27日時点におけるアーカイブ。 2024年2月27日閲覧。
- ^ Coffey, Denise (2024年2月29日). “Former Cape Cod student's self-immolation draws response from schools, community”. Cape Cod Times. 2024年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月8日閲覧。
- ^ “Who is Aaron Bushnell, US Air Force member sets himself on fire outside Israeli Embassy in Washington”. The Economic Times. (2024年2月25日). オリジナルの2024年2月26日時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧。
- ^ “US man self-immolates in protest of Gaza funding, spurring nationwide vigils and ceasefire calls”, アルジャジーラ, (2024-02-28), オリジナルの2024-02-28時点におけるアーカイブ。 YouTubeより2024年2月28日閲覧。
- ^ Stieb, Matt (2024年2月28日). “What We Know About the Man Who Self-Immolated in Front of the Israeli Embassy”. Intelligencer. 2024年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月28日閲覧。
- ^ Mazurov, Nikita (2024年2月28日). “Aaron Bushnell, Who Self-Immolated for Palestine, Had Grown Deeply Disillusioned With the Military”. ザ・インターセプト. オリジナルの2024年2月29日時点におけるアーカイブ。 2024年2月29日閲覧。
- ^ “'An extreme act': Why Aaron Bushnell self-immolated for Gaza”. アルジャジーラ. (2024年2月28日). オリジナルの2024年2月28日時点におけるアーカイブ。 2024年2月28日閲覧。
- ^ Burga, Solcyré; Shah, Simmone (2024-02-26). “The History of Self-Immolation as Political Protest”. タイム. オリジナルの2024-02-26時点におけるアーカイブ。 2024年2月27日閲覧。.
- ^ “Protester critically injured after setting self on fire outside Israeli consulate in Atlanta”. AP通信. (2023年12月2日). オリジナルの2024年2月27日時点におけるアーカイブ。 2024年2月27日閲覧。
- ^ Kim, Juliana (2024年2月26日). “U.S. airman dies after setting himself on fire outside the Israeli Embassy”. NPR (米国公共ラジオ放送). オリジナルの2024年2月27日時点におけるアーカイブ。 2024年2月27日閲覧。
- ^ Lawrence, Quil (2024年2月26日). “What we know about the airman who immolated himself in front of the Israeli Embassy”. NPR (米国公共ラジオ放送). オリジナルの2024年2月28日時点におけるアーカイブ。 2024年2月28日閲覧。
- ^ “U.S. Air Force member who set himself on fire outside Israeli Embassy in D.C. has died”. NBCニュース (2024年2月27日). 2024年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月1日閲覧。
- ^ a b Kube, Courtney; Lenthang, Marlene; Siemaszko, Corky (2024年2月26日). “U.S. Air Force member who set himself on fire outside Israeli Embassy in D.C. has died”. NBCニュース. オリジナルの2024年2月26日時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧。
- ^ Nieto, Phillip (2024年2月25日). “Air Force Service Member Sets Himself On Fire Outside Israeli Embassy”. Mediaite. オリジナルの2024年2月26日時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧。
- ^ “"This Is What Our Ruling Class Has Decided Will Be Normal" On Aaron Bushnell's Action in Solidarity with Gaza”. CrimethInc. (2024年2月26日). オリジナルの2024年2月27日時点におけるアーカイブ。 2024年2月27日閲覧。
- ^ Siddiqui, Usaid; Osgood, Brian. “Israel failed to comply with ICJ genocide orders in Gaza: Rights groups”. アルジャジーラ. オリジナルの2024年2月26日時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧。
- ^ Seligman, Lara; Berg, Matt (2024年2月26日). “Air Force member dies after setting himself on fire outside Israeli Embassy”. ポリティコ. オリジナルの2024年2月26日時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧。
- ^ Smith, Mataeo (2024年2月27日). “US Airman who set himself on fire outside Israeli embassy pictured as he dies”. The Mirror US. オリジナルの2024年2月27日時点におけるアーカイブ。 2024年2月27日閲覧。
- ^ Davies, Emily; Rempfer, Kyle; Lamothe, Dan (2024年2月25日). “Active-duty airman sets himself on fire outside D.C.'s Israeli Embassy”. ワシントン・ポスト. オリジナルの2024年2月26日時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧. "shows him referring to his service in the U.S. armed forces and shouting "Free Palestine" as he burned."
- ^ “US airman sets himself on fire outside Israel embassy to protest 'genocide'”. アルジャジーラ. (2024年2月26日). オリジナルの2024年2月26日時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧. "He then lit himself on fire while yelling "Free Palestine!" until he fell to the ground."
- ^ Diver, Tony; Hamblin, Andrea (2024年2月26日). “US military officer sets himself on fire outside Israeli embassy”. デイリー・テレグラフ. オリジナルの2024年2月26日時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧. "standing outside the embassy wearing a military uniform and shouting "Free Palestine" as he burned."
- ^ Rahman, Khaleda (2024年2月26日). “Who is Aaron Bushnell? US airman sets himself on fire by Israeli embassy”. ニューズウィーク. オリジナルの2024年2月26日時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧。
- ^ Davies, Emily; Hermann, Peter (2024年2月26日). “Airman dies after setting himself on fire outside Israeli Embassy in D.C.”. ワシントン・ポスト. オリジナルの2024年2月27日時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧。
- ^ Kika, Thomas (2024年2月27日). “Aaron Bushnell GoFundMe Account Taken Down”. ニューズウィーク. オリジナルの2024年2月28日時点におけるアーカイブ。 2024年2月28日閲覧。
- ^ Gessen, Masha (2024-02-28). “Aaron Bushnell's Act of Political Despair”. ザ・ニューヨーカー. オリジナルの2024-02-29時点におけるアーカイブ。 2024年2月29日閲覧。.
- ^ a b Geoghegan, Tom; Epstein, Kayla; Wendling, Mike (2024年2月26日). “Aaron Bushnell: US airman dies after setting himself on fire outside Israeli embassy in Washington”. BBCニュース. オリジナルの2024年2月26日時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧。
- ^ Norton, Tom (2024年2月26日). “Aaron Bushnell death report reveals police call about 'mental distress'”. ニューズウィーク. オリジナルの2024年2月26日時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧。
- ^ Samuels, Ben (2024年2月26日). “U.S. Soldier Fatally Set Himself on Fire Outside Israeli Embassy in Protest of American Support of Gaza War”. ハアレツ. オリジナルの2024年2月26日時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧。
- ^ “Pentagon reaffirms support for Israel after US airman's self-immolation”. アルジャジーラ. (2024年2月26日). オリジナルの2024年2月27日時点におけるアーカイブ。 2024年2月27日閲覧。
- ^ “Pentagon Responds Following US Airman's Death After He Set Himself On Fire Outside Israeli Embassy”, フォーブス, (2024-02-27), オリジナルの2024-02-27時点におけるアーカイブ。 YouTubeより2024年2月27日閲覧。
- ^ “Pentagon Press Secretary Air Force Maj. Gen. Pat Ryder Holds a Press Briefing”. アメリカ国防総省. 2024年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月27日閲覧。
- ^ Zurick, Maura; Rouhandeh, Alex J. (2024年2月26日). “Bernie Sanders breaks silence on Aaron Bushnell self-immolation”. ニューズウィーク. オリジナルの2024年2月27日時点におけるアーカイブ。 2024年2月27日閲覧。
- ^ Klippenstein, Ken (2024-03-07), “Will Aaron Bushnell's Death Trigger Anarchism Witch Hunt?”, ザ・インターセプト 2024年3月22日閲覧。
- ^ “Arkansas Senator Tom Cotton wants to crackdown on the next 'Hamas sympathiser Aaron Bushnell'”, The New Arab, (2024-03-08) 2024年3月22日閲覧。
- ^ Roche, Calum (2024年2月26日). “Who was Aaron Bushnell, the US airforce member who died after setting himself on fire in Israel protest” (英語). Diario AS. 2024年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月4日閲覧。
- ^ “Aaron Bushnell death sees wave of US pro-Palestine support” (英語). The New Arab (2024年2月29日). 2024年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月4日閲覧。
- ^ Stanton, Andrew (2024年2月26日). “Aaron Bushnell called a "hero" for pro-Palestinian self-immolation”. ニューズウィーク. オリジナルの2024年2月26日時点におけるアーカイブ。 2024年2月26日閲覧。
- ^ Cole, Myke (2024年2月28日). “"Where Was His Leadership?"”. Slate. ISSN 1091-2339. オリジナルの2024年2月29日時点におけるアーカイブ。 2024年2月29日閲覧。
- ^ “Vigil for Aaron Bushnell held outside Israeli embassy in DC”. Middle East Eye. (2024年2月26日). オリジナルの2024年2月27日時点におけるアーカイブ。 2024年2月27日閲覧。
- ^ Anderson, Brooke (2024年2月27日). “Vigils held across US for airman Aaron Bushnell who self-immolated against genocide in Gaza”. The New Arab. オリジナルの2024年2月27日時点におけるアーカイブ。 2024年2月27日閲覧。
- ^ “Veterans Burn Their Uniforms at Vigil for US Airman Aaron Bushnell”. Storyful. Yahoo!ニュース. (2024年2月29日). オリジナルの2024年2月29日時点におけるアーカイブ。 2024年2月29日閲覧。
- ^ “Hamas blames US for death of 'heroic' airman Aaron Bushnell”. The New Arab. (2024年2月27日). オリジナルの2024年2月27日時点におけるアーカイブ。 2024年2月27日閲覧。
- ^ Zhang, Sharon (2024年2月26日). “US Airman Aaron Bushnell Self-Immolates in Front of Israeli Embassy, Yelling "Free Palestine"”. Truthout. オリジナルの2024年2月26日時点におけるアーカイブ。 2024年2月27日閲覧。
- ^ Mohammad El-Kurd on the meaning of Aaron Bushnell's self-sacrifice for Palestine, Middle East Eye, オリジナルの2024-03-02時点におけるアーカイブ。 2024年3月2日閲覧。
- ^ “Anti-Israel activists, Terrorist Organizations Hail Aaron Bushnell as a "Martyr" After Self-Immolation Outside Israeli Embassy”. Anti-Defamation League. 2024年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ “Iran's Khamenei: Western culture and Gaza 'genocide' killed Aaron Bushnell”. エルサレム・ポスト (2024年2月29日). 2024年2月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月29日閲覧。
- ^ Frantzman, Seth (2024年2月27日). “How is Iran exploiting the self-immolation of US airman Aaron Bushnell?”. エルサレム・ポスト 2024年3月3日閲覧。
- ^ “Palestinian town of Jericho names street after US soldier who set himself on fire”. ガーディアン (2024年3月10日). 2024年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月11日閲覧。
- ^ Fernández, Belén (2024-02-26), “Suicide vs genocide: Rest in power, Aaron Bushnell”, アルジャジーラ, オリジナルの2024-02-28時点におけるアーカイブ。 2024年2月29日閲覧。
- ^ Gabbatt, Adam (2024-03-04), “'In America, it's viewed as too extreme': self-immolation as protest – and sacrifice”, ガーディアン, オリジナルの2024-03-06時点におけるアーカイブ。 2024年3月7日閲覧。
- ^ “HERO? Aaron Bushnell MEMORIALIZED By Left Over Self-Immolation For 'FREE PALESTINE': RISING”, ザ・ヒル, (2024-02-28), オリジナルの2024-02-29時点におけるアーカイブ。 YouTubeより2024年2月29日閲覧。
- ^ Izzo, Jack (2024年2月28日). “Is Antisemitic Post Attributed to Israel-Hamas War Protester Aaron Bushnell Real?”. スノープス. オリジナルの2024年3月1日時点におけるアーカイブ。 2024年2月29日閲覧。
- ^ Norton, Tom (2024年2月27日). “Fact Check: Did Israeli guard point gun toward Aaron Bushnell's body?”. ニューズウィーク. オリジナルの2024年3月1日時点におけるアーカイブ。 2024年3月1日閲覧。
- ^ “Israel’s intelligence agency did not label the US Air Force an ‘enemy’ of the Jewish state” (英語). AP通信 (2024年2月26日). 2024年3月31日閲覧。
- ^ “Mossad did not describe deceased US airman as 'enemy'” (英語). AP通信ファクトチェック (2024年2月29日). 2024年3月31日閲覧。
関連項目
[編集]- レイチェル・コリー - アメリカ人反戦活動家。ガザ地区において民間住宅を強制的に破壊していた装甲ブルドーザーの前に立ちはだかり死亡した。