アンディ・キャロル
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|---|---|---|---|---|---|---|
 ウェストハム時代のキャロル (2015年) | ||||||
| 名前 | ||||||
| 本名 |
アンドリュー・トーマス・キャロル Andrew Thomas Carroll | |||||
| 愛称 | 空の覇者 | |||||
| ラテン文字 | Andy Carroll | |||||
| 基本情報 | ||||||
| 国籍 |
 イングランド | |||||
| 生年月日 | 1989年1月6日（35歳） | |||||
| 出身地 | ゲーツヘッド | |||||
| 身長 | 193cm | |||||
| 体重 | 79kg | |||||
| 選手情報 | ||||||
| 在籍チーム |
.svg){kind=small} FCジロンダン・ボルドー | |||||
| ポジション | FW (CF) | |||||
| 背番号 | 99 | |||||
| 利き足 | 左足 | |||||
| クラブ1 | ||||||
| 年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
| 2006-2011.1 |
ニューカッスル | 80 | (31) | |||
| 2007-2008 |
→ プレストン (loan) | 11 | (1) | |||
| 2011.1-2013 |
リヴァプール | 44 | (6) | |||
| 2012-2013 |
→ ウェストハム (loan) | 24 | (7) | |||
| 2013-2019 |
ウェストハム | 102 | (26) | |||
| 2019-2021 |
ニューカッスル | 37 | (1) | |||
| 2021-2022 |
レディング | 8 | (2) | |||
| 2022 |
WBA | 15 | (3) | |||
| 2022-2023 |
レディング | 32 | (9) | |||
| 2023-2024 |
アミアン | 32 | (4) | |||
| 2024- |
ボルドー | 3 | (5) | |||
| 代表歴2 | ||||||
| 2007-2008 |
 イングランド U-19 | 8 | (4) | |||
| 2009-2010 |
イングランド U-21 | 5 | (2) | |||
| 2010-2012 |
イングランド | 9 | (2) | |||
|
1. 国内リーグ戦に限る。2024年10月27日現在。 2. 2012年12月12日現在。 ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj | ||||||
アンドリュー・トーマス・”アンディ”・キャロル（Andrew Thomas "Andy" Carroll, 1989年1月6日 - ）は、イングランド・タイン・アンド・ウィア州ゲーツヘッド出身のサッカー選手。FCジロンダン・ボルドー所属。元イングランド代表。ポジションはFW。
クラブ経歴
[編集]ニューカッスル
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2005年にニューカッスル・ユナイテッドFCのユースチームでキャリアをスタートさせ、2006年にトップチームに昇格した。17歳と300日でUEFAカップのUSチッタ・ディ・パレルモ戦でデビュー。ニューカッスルの選手史上最年少のトップチームデビューであった[1]。
2007年にはプレストン・ノースエンドFCにレンタル移籍した。翌2008-09シーズンにニューカッスルへ復帰するも、主にリザーブチームでのプレーが中心だった。このシーズン、チームはフットボールリーグ・チャンピオンシップへ降格し、マイケル・オーウェン、オバフェミ・マルティンス、マーク・ヴィドゥカといった当時の主力フォワードが移籍[2]。これを境に、2009-10シーズンからはショラ・アメオビやペーター・レーヴェンクランズとコンビを組みレギュラーとしてプレー。チャンピオンズシップ優勝の立役者となり、自身も17得点と大暴れした。
2010-11シーズンからはニューカッスルのレジェンド、アラン・シアラーが着けた背番号「9」を着けることとなり、2010年10月には、新たに2015年までの5年契約を結んだ[3]。プレミアリーグに昇格してもその得点力は通用し、前半戦だけで得点ランク3位の11得点を挙げた。
リヴァプール
[編集]2011年1月31日にチェルシーFCに移籍したフェルナンド・トーレスと入れ替わるようにしてリヴァプールFCにイギリス人選手として最高額、また全てのサッカー選手のうち史上8番目に高い移籍金3500万ポンド（約45億円）で移籍した[4]。 移籍前から負傷しており、怪我のためデビューは遅れたが、3月6日のマンチェスター・ユナイテッドFC戦において、後半途中から出場しデビューを果たした。4月11日のマンチェスター・シティFC戦では移籍後初ゴールを含む2得点を挙げ、チームの勝利に貢献した。
ウェストハム
[編集]2012年8月31日、ウェストハム・ユナイテッドFCへレンタル移籍。2013年6月19日、ウェストハムへ6年契約で完全移籍[5]。2016年4月9日アーセナル戦ではハットトリックを達成した[6]。2016年4月20日のワットホード戦で、自身初のプレミアリーグ3試合連続ゴールを記録した[7]。2017年1月14日のクリスタル・パレス戦でバイシクルシュートを決め勝利に貢献、このゴールがプレミアリーグ1月の最優秀ゴールに選ばれた[8]。2017年4月1日のハル戦でプレミアリーグ50得点を達成した[9]。
ニューカッスル復帰以降
[編集]2019年8月8日、ニューカッスル・ユナイテッドFCと1年契約を結び、8年半ぶりの復帰となった[10]。2019-20シーズンはノーゴールに終わり、2021年1月3日のレスター戦でようやく復帰後初ゴールを決めた[11]。
2022年1月28日、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCにシーズン終了までの契約で移籍した[13]。
2022年9月15日、レディングに復帰した[14]。
2023年1月FAカップ4回戦、マンチェスター・ユナイテッド戦でクリスティアン・エリクセンに悪質なタックル見舞い、負傷させ、長期離脱を強いる見込みとなった[15]。
2024年9月18日、FCジロンダン・ボルドーに移籍。
代表経歴
[編集]2007年にベラルーシ戦でU-19イングランド代表デビューし、デビュー戦でゴールをあげた[17]。U-21イングランド代表にも選出され、マケドニア戦で2ゴールをあげている[18]。2010年にはイングランドのA代表に飛び級で選出され[19]、11月17日のフランスとの親善試合でA代表デビューを果たした。代表2試合目となった2011年3月29日のガーナ戦で、代表初ゴールを挙げた。UEFA EURO 2012のメンバーに選ばれ、スウェーデン戦でヘディングによる先制点を決めた。
プレースタイル
[編集]プレースタイルの相似からニューカッスルのレジェンドであるアラン・シアラーと比較される[20][21][22]。古典的な9番のCFで、強靭なフィジカルに加え、左足での強力なシュート、絶対的なヘディングの強さを併せ持っている[23]。ボールのキープも上手い[22]。しかし足元のプレーは苦手としている。ケビン・キーガンは、「私が今まで見てきた選手でも3本の指に入る」と絶賛している[24]。 「プレミアリーグで最も魅力的なストライカーである」と対戦した監督から賞賛されることも少なくない[25]。
人物
[編集]ピッチ外では問題児として知られている。2007年、U-19イングランド代表の遠征（対ルーマニア戦）で外出禁止令を破って遊びに出ていたため、自宅に強制送還されている[26]。また、クラブでのトレーニング中にチームメイトのシャルル・ヌゾクビアが後方から危険なタックルをしてきたと怒り、取っ組み合いの喧嘩を起こした[27]。2009年12月にはナイトクラブでキャロルの隣にいた男女が口論を始め、男が女性にグラスの水を浴びせたため、その男の顔にグラスを叩きつけ、騒動を起こし1000ポンドの罰金刑を受けた[28] 。
2010年3月にはスティーヴン・テイラーと練習前に殴り合いの喧嘩を起こし、手を痛め全治2週間の怪我を負った（テイラーは顎を骨折）[29]。一部のメディアでは女性問題が絡んでいると見ており、テイラーがキャロルの恋人に手を出したのではないかと噂されている。怪我の治療期間中、手に包帯をして元気に50セントのライブではしゃいでいるところを撮られている[30]。また、以前のガールフレンドに暴力をふるったとして逮捕されたが、キャロルが他の女性といるところを目撃して元ガールフレンドが暴れた故の正当防衛であると判断され主将であるケヴィン・ノーランと同居することを条件に保釈された[31]。しかし同居中、ノーランの家にあったキャロルの車が燃やされてしまい、ノーラン宅の車庫には卑猥な言葉が落書きされていた[32]。また、出身がほど近いシェリル・コールのファンであり、「ジョーディー（イギリス北東部の訛り）の女の子が好きなんだ。もし彼女とディナーできたら、俺が彼女に見合う男だって証明する自信があるよ」とコメントしている[33]。なお、独身であるが以前のガールフレンドとの間に、2009年9月に生まれた娘が1人いる[34][35]。
タイトル
[編集]クラブ
[編集]- ニューカッスル・ユナイテッドFC
- フットボールリーグ・チャンピオンシップ 2009-10
- リヴァプールFC
- EFLカップ 2011-12
個人
[編集]- PFA年間ベストイレブン 2009-10
脚注
[編集]- ^ “Palermo (a) UEFA Cup Group Stage Game 2”. NUFC.com (2 November 2006). 2 November 2006閲覧。
- ^ “Shearer still wants Newcastle job”. BBC Sport (8 August 2009). 17 October 2010閲覧。
- ^ “Andy Carroll signs five-year Newcastle United deal”. BBC Sport. (8 October 2010)
- ^ “Reds star Andy Carroll plays down Fernando Torres talk”. BBC Sport (2011年2月3日). 2011年2月2日閲覧。
- ^ “Hammers capture Carroll”. West Ham United FC (2013年6月19日). 2013年6月19日閲覧。
- ^ “West Ham 3–3 Arsenal”. BBC Sport 9 April 2016閲覧。
- ^ “West Ham 3–1 Watford”. BBC Sport 21 April 2016閲覧。
- ^ “Carroll claims Carling Goal of the Month”. Premier League. (10 February 2017)
- ^ “Hull 2 - West Ham 1: Andy Robertson and Andrea Ranocchia ruin Andy Carroll's landmark day”. Daily Express. (2 April 2017)
- ^ “Magpies complete Carroll signing”. Newcastle United Official Club Website. (8 August 2019)
- ^ “Andy Carroll reckons Newcastle 'deserved something' from Leicester clash”. chroniclelive (2021年1月3日). 2021年6月10日閲覧。
- ^ “CARROLL SIGNS SHORT-TERM CONTRACT AS A ROYAL”. readingfc.co.uk/. Reading F.C. (15 November 2021). 2023年9月4日閲覧。
- ^ “Albion confirm Carroll capture”. www.wba.co.uk. 2023年9月4日閲覧。
- ^ “ANDY IS BACK IN BLUE AND WHITE HOOPS! .”. Readingfc.co.uk. Reading F.C. (15 September 2022). 2023年9月4日閲覧。
- ^ “キャロル暴走…マン・U、負傷のエリクセンが松葉杖で会場を後に”. GOAL. 2023年1月30日閲覧。
- ^ “TRANSFER MARKET Andy Carroll now completes move to French tier two club”. The Mag (1 September 2023). 2023年9月4日閲覧。
- ^ “Andy Marks England Debut With A Goal”. Preston North End FC (12 September 2007). 17 October 2010閲覧。
- ^ “Big Andy's Double Delight”. Newcastle United FC (12 October 2009). 17 October 2010閲覧。
- ^ “In-form Andy Carroll catches Capello’s eye”. icNewcastle (8 February 2010). 17 October 2010閲覧。
- ^ “Andy Carroll shows shades of Alan Shearer for Newcastle United”. The Guardian. (21 September 2009) 25 April 2010閲覧。
- ^ “Local hero Carroll delighted to emulate Shearer”. The Northern Echo. (12 January 2009)
- ^ a b “ファン・ペルシ：「キャロルはシアラーを彷彿とさせる」”. Goal.com. (2011年8月20日) 2011年8月22日閲覧。
- ^ “Number Eight For Future Number Nine?”. Newcastle United FC. 6 February 2010閲覧。
- ^ “Hughton flying high with Magpies”. Soccernet. ESPN (1 October 2010). 7 November 2010閲覧。
- ^ Holloway: 'Carroll is the best striker in the Premier League' talkSport, 11 September 2010
- ^ “England youngsters sent home”. Sky Sports (14 October 2007). 4 March 2009閲覧。
- ^ Joe Kinnear set to forget Charles N'Zogbia and Andy Carroll fight Telegraph, 21 December 2009
- ^ “Carroll held after nightclub fight”. Yahoo! Eurosport UK (7 December 2009). 23 March 2010閲覧。
- ^ “Newcastle investigate sex-text brawl”. Yahoo! Eurosport UK (23 March 2010). 23 March 2010閲覧。
- ^ “Andy Carroll shows off bandaged hands at 50 Cent concert days after alleged bust-up with Newcastle team-mate Steven Taylor”. Mail Online. (26 March 2010) 26 March 2010閲覧。
- ^ “Newcastle striker Andy Carroll must live with captain”. BBC News. (18 October 2010)
- ^ “Andy Carroll's car torched at Kevin Nolan's home”. Evening Chronicle. (21 October 2010)
- ^ “Toon ace Andy hot for Cole”. The Sun. (5 November 2010)
- ^ Andy Carroll dedicates goal to new daughter
- ^ Andy Carroll wants goals for Baby Carroll
外部リンク
[編集]
- その他
FCジロンダン・ボルドー - 現所属メンバー | |
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