アラン・メンケン
Alan Menken アラン・メンケン | |
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2013年 | |
基本情報 | |
出生名 |
Alan Irwin Menken アラン・アーウィン・メンケン[1] |
生誕 |
1949年7月22日(75歳) アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク |
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レーベル | |
公式サイト | Official website |
アラン・メンケン(Alan Menken[1]、1949年7月22日 - )は、アメリカ合衆国のミュージカル音楽および映画音楽の作曲家、ピアニスト。舞台音楽とディズニー映画の映画音楽で特に知られる。
概要
[編集]『リトル・マーメイド』(1989年)、『美女と野獣』(1991年)、『アラジン』(1992年)、『ポカホンタス』(1995年)でそれぞれアカデミー賞2部門を受賞している。ほかに『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』(1986年)、『ニュージーズ』(1992年)、『ノートルダムの鐘』(1996年)、『ヘラクレス』(1997年)、『ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!』(2004年)、『魔法にかけられて』(2007年)、『塔の上のラプンツェル』(2010年)、『ソーセージ・パーティー』(2016年)などの作曲もしている。また ブロードウェイなどのミュージカルでの作曲でも知られている。 ディズニー映画の舞台化も多いが、ほかに『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ (ミュージカル)』(1982年)、『クリスマス・キャロル (ミュージカル)』(1994年)、『シスター・アクト〜天使にラブ・ソングを〜』(2009年)などの舞台作品の作曲も行なっている。
ハワード・アッシュマン、ティム・ライス、グレン・スレイター、スティーブン・シュワルツ、デイヴィッド・ジペルなどの作詞家とコラボレートしている。アカデミー作曲賞、アカデミー歌曲賞各4回、計8回アカデミー賞を受賞しており、音楽関連の部門でアルフレッド・ニューマンの9回に続く2番目の受賞回数となっている。またグラミー賞11回のほか、トニー賞など様々な賞を受賞している。
生い立ち
[編集]1949年7月22日、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークにあるフレンチ・ホスピタルで生まれた。父親ノーマンは歯科医師およびブギウギのピアノ奏者で、母ジュディスは女優、ダンサー、脚本家であった[2][3]。メンケンの家系はユダヤ系ベラルーシ人移民であった[4]。少年時代から音楽に興味を深め、クラシック音楽を学びピアノおよびバイオリンを習い、幼い頃に作曲を始めた[5]。9歳でNew York Federation of Music Clubs Junior Composers Contestに出場し、自身の作曲の『"Bouree"』は審査員たちから称賛された[6]。
ニューヨーク州ニューロシェルにあるニューロシェル高等学校に進学し、1967年に卒業した。在学中、ピアノの練習に飽きており、バッハやベートーベンの曲を自分流にアレンジして弾いていた[7]。
1967年9月、ニューヨーク大学の医学部に進学したが、その後、文化人類学専攻、哲学専攻、音楽学専攻へと移り、最終的に音楽学(“Musicology “)で学位を取得した[8]。
1971年、ニューヨーク大学スタインハート・スクールから卒業した。当初、父のように歯科医になるべく医学部進学を目指し、音楽学には興味はなかったが、最終的には音楽学部で卒業した。リーマン・エンジェルによるBMIのワークショップに参加した際、ほかの作曲家たちと出会い音楽学部進学を決めたのである[7]。大学進学前、第二のボブ・ディランを目指し、それまでピアノで作曲していたがギターで作曲をしていた[9]。大学を卒業後、BMIリーマン・エンジェル・ミュージカル・シアター・ワークショップに参加した[10]。
経歴
[編集]初期
[編集]卒業後、ロック・スターかアーティストを目指した。しかしBMIミュージカル・シアター・ワークショップに参加し、リーマン・イーグルを師と仰ぐとミュージカルでの作曲への興味が増した[10]。1974年から1978年、BMIワークショップで『Midnight』、『Apartment House』(ミュリエル・ロビンソン作詞)、『Conversations with Pierre』[10]、『Harry the Rat』、『Messiah on Mott Street』(デイヴィッド・ジペル作詞)などを披露した。この間、バレエおよびモダン・ダンス伴奏者、クラブでの音楽担当、ジングル作曲、編曲、『セサミストリート』での作曲、ヴォーカル・コーチなど様々な職を経験し、ザ・ボールルーム、レノ・スウィーニー、トランプスなどのクラブで自身の作品を演奏していた[11]。1976年、『ニューヨーク・タイムズ』紙のジョン・ウィルソンはエンジェルのBMIワークショップのメンバーたちは『ブロードウェイ・アット・ザ・ボールルーム』シリーズの一部を上演し始めたと報じた[12]。1977年、ウィルソンはザ・ボールルームでのメンケンの伴奏について、単なる伴奏ではなく声でも参加していたと記した[13]。
メンケンは『New York's Back in Town』、『Big Apple Country』、『The Present Tense』(1977年)[14]、『Real Life Funnies』(オフ・ブロードウェイ、1981年)[15]、『Diamonds』(オフ・ブロードウェイ、1984年)、『Personals』(オフ・オフ・ブロードウェイ、1985年)[16]などのレヴューに作品を提供していた。1979年、ニューヨークにあるウエスト・バンク・カフェにてチップ・ジエンが出演するメンケンのレヴュー『Patch, Patch, Patch』が上演された[17]。
スティーヴ・ブラウン作詞の『Atina, Evil Queen of the Galaxy』など上演されなかった作品の作曲も行なっている。1980年、ディヴァインから依頼され、ブラウン作詞『The Thorn』の作曲も行なった。これは映画『ローズ』のパロディだが、上演後も利益を上げることはできなかった[18]。未完成のミュージカル『Babe』(1981年頃)でハワード・アシュマンとコラボレートし[19][20]、トム・アインと『Kicks: The Showgirl Musical』(1984年)[21]、デイヴィッド・ロジャースと『夏の夜の夢』を基にした『The Dream in Royal Street』(1981年頃)でコラボレートした[20]。ロバート・J・シーゲル監督の映画『The Line』(1980年)で音楽を担当した[22]。
ブレイク
[編集]1979年、カート・ヴォネガットの長編小説『ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを』のミュージカル化『Kurt Vonnegut's God Bless You, Mr. Rosewater』において脚本家ハワード・アシュマンはメンケンとエンジェルを作曲家として指名し、WPAシアターで上演され高評価を得て、興行的にはまずまずの成績でようやく成功を収めた[23][23]。数ヶ月後、オフ・ブロードウェイのエンターメディア・シアターに進出し、さらに6週間上演された[24][25][26][27]。
1982年、メンケンとアシュマンは1人の人形遣いを含む演者9名で上演するミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ (ミュージカル)』の作詞作曲を行なった。1960年公開の同名のブラック・コメディ映画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』を基にしたミュージカル作品であった。1982年、WPAシアターで開幕して脚光を浴びた。マンハッタンのイースト・ヴィレッジにあるオルフェウム・シアターに移行し、5年間上演され続けた。当時、オフ・ブロードウェイで最高興行収入を記録した。世界中でツアー公演を行ない、数々の賞を受賞し、1986年にはリック・モラニス主演で『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』としてミュージカル映画化され、メンケンとアシュマンは主題歌『Mean Green Mother From Outer Space』で初めてアカデミー賞にノミネートとされた[28]。1983年、功績を称えられBMI特別功労賞を受賞した。
1987年、モルデカイ・リッチラーの小説『ダディー・クラヴィッツの徒弟時代』(1959年)のミュージカル化『ダディー・クラヴィッツの徒弟時代 (ミュージカル)』で作詞家デイヴィッド・スペンサーと共に作曲し、フィラデルフィアで上演された。2015年、度重なる改訂後にモントリオールで上演された[29][30]。1992年、メンケン作曲、スペンサー作詞による『Weird Romance』がWPAシアターで上演された[31]。1994年、チャールズ・ディケンズの短編小説『クリスマス・キャロル』を基にしたマイケル・オクランの脚本により、リン・アーレンと共に作曲したミュージカル『クリスマス・キャロル (ミュージカル)』がマディソン・スクエア・ガーデンのパラマウント・シアターで上演された[32]。好評を博し、以降ニューヨークでは毎年ホリデー・シーズンに上演されている[33]。
ディズニー・ルネサンスおよび映画作品
[編集]『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』の成功により、メンケンとアシュマンはウォルト・ディズニー・スタジオ制作の映画『リトル・マーメイド』(1989年)の音楽を手がけることとなった。アンデルセンの童話のミュージカル・アニメ映画化であり、ディズニー映画『白雪姫』(1937年)や『シンデレラ』(1950年)と同等に扱われることが予想されたため、2人にとって大きな挑戦であった。『リトル・マーメイド』は批評的にも商業的にも成功し、新しいディズニー時代の幕開けとしてメンケンは「ディズニー・ルネサンス」の立役者のひとりとなった[34]。本作の楽曲、主題歌『アンダー・ザ・シー』はアカデミー歌曲賞に選出され、メンケンとアシュマンにとって初のアカデミー賞受賞となった。またメンケンはアカデミー作曲賞も受賞した[35][36]。
メンケンとアシュマンは映画『美女と野獣』(1991年)でアカデミー歌曲賞に3曲がノミネートされ、タイトル曲『ビューティー・アンド・ザ・ビースト〜美女と野獣』で受賞した[36]。メンケンはアカデミー作曲賞も受賞した。1991年にアシュマンが亡くなった当時、2人は映画『アラジン』(1992年)の作曲中であった。ティム・ライスがアシュマンの後継となり、音楽を完成させた。1992年、楽曲『ホール・ニュー・ワールド』でアカデミー歌曲賞を受賞した[36]。1992年公開の実写映画『ニュージーズ』で作詞家ジャック・フェルドマンと共に作曲し、アカデミー作品賞を受賞した。作詞家スティーブン・シュワルツと共にミュージカル・アニメ映画『ポカホンタス』(1995年)を作曲し、アカデミー歌曲賞およびアカデミー作曲賞を受賞した。1996年、2人はミュージカル・アニメ映画『ノートルダムの鐘』で作曲を行なった。1997年、ジペルと再度組んでミュージカル・アニメ映画『ヘラクレス』の作曲を行なった[37]。
1993年のマイケル・J・フォックス主演の映画『ライフ with マイキー』[38]、2004年のホリデー映画『NOEL ノエル』[39]、2012年の映画『白雪姫と鏡の女王』の音楽の作曲を行なった[40]。ディズニーではほかに『ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!』(2004年)、『ボクはむく犬』(1959年)のティム・アレンによるリメイク映画『シャギー・ドッグ』(2006年)、『魔法にかけられて』(2007年)、『塔の上のラプンツェル』(2010年)の音楽を作曲した。2017年3月、ディズニーは実写映画『美女と野獣』を制作し、1991年版の音楽に加え、メンケンとライスが新曲を作曲した[41]。2017年、パセク&ポールと共に実写映画『アラジン』の作曲を、リン=マニュエル・ミランダと共に実写映画『リトル・マーメイド』の作曲を開始した[42]。また、シュワルツと共に『魔法にかけられて』の続編『Disenchanted』の作曲を行なうこととなった[43]。
アカデミー作曲賞4回、アカデミー歌曲賞4回の計4回アカデミー賞を受賞しており、アルフレッド・ニューマンの9回に続く2番目に最多受賞の作曲者となっている。全体で見てもウォルト・ディズニーの22回、ニューマンに続き、衣裳デザインのイーディス・ヘッドと共に3番目である。存命人物としては最多受賞となっている。2001年、ディズニー・レジェンドを受賞した[44]。
ミュージカルへの回帰
[編集]1994年、ミュージカル『美女と野獣』でブロードウェイ・デビューし、2007年に閉幕するまで13年間上演された。1997年、作詞家ティム・ライスと共に聖書に登場するダビデを主題とするミュージカル『ダビデ王』の作曲を行ない、ブロードウェイにあるニュー・アムステルダム・シアターにてコンサート版が上演された。2003年から2004年、ブロードウェイにて『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ (ミュージカル)』が上演された[45]。
2008年から2009年、メンケンが作曲した舞台版『リトル・マーメイド』がブロードウェイで上演され、トニー賞オリジナル楽曲賞にノミネートされた[45]。2009年、メンケンが作曲した『シスター・アクト〜天使にラブ・ソングを〜』がロンドンで初演され、2011年、ブロードウェイで上演され、トニー賞作曲賞にノミネートされた[46]。2010年、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに星を埋め込まれた[47]。2010年12月、NPRのクイズ番組『Wait Wait... Don't Tell Me!』にゲスト出演した[48]。
2012年、ミュージカル『ニュージーズ』でトニー賞作曲賞を受賞し、2014年に閉幕した。2012年、ミュージカル『奇跡を呼ぶ男 (ミュージカル)』の作曲を行ない、ブロードウェイで短期間上演された。2014年、ミュージカル『アラジン』がブロードウェイで開幕し、トニー賞作曲賞にノミネートされた[45]。2013年、ジョージア州アトランタで行なわれたジュニア・シアター・フェスティバルの授賞式にゲスト出演した[49]。この時、制作秘話を交えながら未発表曲を含む演奏が行なわれた。
2014年、カリフォルニア州のラホヤ・プレイハウスにてミュージカル『ノートルダムの鐘 (ミュージカル)』が上演された[50][51]。2015年、モントリオールにて『ダディー・クラヴィッツの徒弟時代 (ミュージカル)』改訂版が上演され[29][30]、2016年、ペーパーミル・プレイハウスにて『ブロンクス物語』が上演された[52]。
私生活
[編集]ダウンタウン・バレエ・カンパニーに勤務中、バレエ・ダンサーのジャニス・ロズウィックと出会った。1972年11月に結婚し、ニューヨーク州ノースセーラムに住んでいる。アナとノラの2人の娘がいる[53]。
作品
[編集]映画
[編集]年 | 題名 | 監督 | 役割 | 役名 | 備考 | |||
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音楽作曲 | 歌曲作曲 | 製作 | 出演 | |||||
1972 | A Dancer's Life | ウィリアム・リチャート | No | No | No | Yes | 本人 | ドキュメンタリー映画 |
1986 | リトル・ショップ・オブ・ホラーズ Little Shop of Horrors |
フランク・オズ | No | Yes | No | No | ハワード・アシュマンと共に | |
1988 | ロジャー・ラビット Who Framed Roger Rabbit |
ロバート・ゼメキス | No | Yes | No | No | 未制作の前編のため『"This Only Happens in the Movies"』を作曲 | |
1989 | ポリー 歌う天使 Polly |
デビー・アレン | No | Yes | No | No | テレビ映画 | |
リトル・マーメイド The Little Mermaid |
ロン・クレメンツ ジョン・マスカー |
Yes | Yes | No | No | ハワード・アシュマンと共に | ||
1990 | ロッキー5/最後のドラマ Rocky V |
ジョン・G・アヴィルドセン | No | Yes | No | No | エルトン・ジョン、ティム・ライスと共に『"Measure of a Man"』を作曲 | |
1991 | 美女と野獣 Beauty and the Beast |
ゲイリー・トゥルースデイル カーク・ワイズ |
Yes | Yes | No | No | ハワード・アシュマンと共に | |
1992 | ニュージーズ Newsies |
ケニー・オルテガ | No | Yes | No | No | ジャック・フェルドマンと共に | |
ホーム・アローン2 Home Alone 2: Lost in New York |
クリス・コロンバス | No | Yes | No | No | ジャック・フェルドマンと共に『"My Christmas Tree"』を作曲 | ||
アラジン Aladdin |
ジョン・マスカー ロン・クレメンツ |
Yes | Yes | No | No | ハワード・アシュマン、ティム・ライスと共に | ||
1993 | ライフ with マイキー Life with Mikey |
ジェイムズ・ラパイン | Yes | No | No | No | ||
1995 | ポカホンタス Pocahontas |
マイク・ガブリエル エリック・ゴールドバーグ |
Yes | Yes | No | No | スティーブン・シュワルツと共に | |
1996 | ノートルダムの鐘 The Hunchback of Notre Dame |
ゲイリー・トゥルースデイル カーク・ワイズ |
Yes | Yes | No | Yes | フィーバス (歌の吹替) |
スティーブン・シュワルツと共に; カットされた楽曲『"In a Place of Miracles"』、『"As Long as There's a Moon"』で歌唱 |
1997 | ヘラクレス Hercules |
ロン・クレメンツ ジョン・マスカー |
Yes | Yes | No | No | デイヴィッド・ジペルと共に | |
2004 | ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え! Home on the Range |
ウィル・フィン ジョン・サンフォード |
Yes | Yes | No | No | グレン・スレイターと共に | |
NOEL ノエル Noel |
チャズ・パルミンテリ | Yes | No | スコア・プロデューサー | No | |||
クリスマス・キャロル (2004年の映画) A Christmas Carol |
アーサー・アラン・シーデルマン | Yes | No | No | No | テレビ映画 | ||
2006 | シャギー・ドッグ The Shaggy Dog |
ブライアン・ロビンス | Yes | No | No | No | ||
2007 | 魔法にかけられて Enchanted |
ケヴィン・リマ | Yes | Yes | No | No | スティーブン・シュワルツと共に | |
2010 | 塔の上のラプンツェル Tangled |
バイロン・ハワード ネイサン・グレノ |
Yes | Yes | スコア・プロデューサー | No | グレン・スレイターと共に | |
2011 | キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー Captain America: The First Avenger |
ジョー・ジョンストン | No | Yes | No | No | デイヴィッド・ジペルと共に楽曲『"Star Spangled Man"』を作曲 | |
Jock the Hero Dog | ダンカン・マクニーリー | No | Yes | No | No | |||
2012 | 白雪姫と鏡の女王 Mirror Mirror |
ターセム・シン | Yes | No | No | No | ||
2016 | ソーセージ・パーティー Sausage Party |
グレッグ・ティアナン コンラッド・ヴァーノン |
Yes | Yes | No | No | クリストファー・レナーツと共に音楽作曲; グレン・スレイター、カイル・ハンター、アリエル・シェイファー、セス・ロジェン、エヴァン・ゴールドバーグと共に歌曲『"The Great Beyond"』作曲 | |
Aria for a Cow | ニキータ・メイナム アモス・サシガン |
No | Yes | No | No | 短編映画; ハワード・アシュマンと共に[54] | ||
2017 | 美女と野獣 Beauty and the Beast |
ビル・コンドン | Yes | Yes | No | No | オリジナル楽曲をハワード・アシュマンと共に; 新曲をティム・ライスと共に | |
2018 | シュガー・ラッシュ:オンライン Ralph Breaks the Internet |
リッチ・ムーア フィル・ジョンストン |
No | Yes | No | No | 歌曲『"In This Place"』を作曲; フィル・ジョンストンおよびトム・マクドゥーガルと共に歌曲『"A Place Called Slaughter Race"』を作曲 | |
俺たちホームズ&ワトソン en:Holmes & WatsonHolmes & Watson |
イータン・コーエン | No | Yes | No | No | グレン・スレイターと共に歌曲『"Strange Sensation"』を作曲 | ||
2019 | アラジン Aladdin |
ガイ・リッチー | Yes | Yes | No | No | オリジナル楽曲をハワード・アシュマン、ティム・ライスと共に; 新曲をパセク&ポールと共に | |
2022 | 魔法にかけられて2 | アダム・シャンクマン | Yes | Yes | No | No | スティーブン・シュワルツと共に | |
2023 | リトル・マーメイド The Little Mermaid |
ロブ・マーシャル | Yes | Yes | No | No | オリジナル楽曲をハワード・アシュマンと共に; 新曲をリン=マニュエル・ミランダと共に | |
2024 | エリアンと魔法の絆 Spellbound |
ビッキー・ジェンソン | Yes | Yes | No | No | Netflixオリジナル映画 |
テレビ
[編集]- 1989年 - 1990年、セサミストリート Sesame Street - 『"Grouchelot"』、『"What is Friend?"』、『"It's Gonna Get Dirty Again"』、『"Snuffle Friends"』、『"Martian Family (Yip Yip Song)"』、『"Todos un Pueblo"』
- 1990年、カートゥーン・オールスターズ・トゥ・ザ・レスキュー Cartoon All-Stars to the Rescue - 『"Wonderful Ways to Say No"』の監修
- 1992年、Lincoln
- 2013年、The Neighbors - シーズン1エピソード20『"Sing Like a Larry Bird"』の楽曲『"More or Less The Kind of Thing You May or May Not Possibly See on Broadway"』、『"Giselle"』、グレン・スレイターと共に
- 2015年 - 2016年、Galavant - 計2シーズン、クリストファー・レナーツとグレン・スレイターと共に
- 2017年 - 2020年、ラプンツェル ザ・シリーズ Tangled: The Series[55] - 計3シーズン、グレン・スレイターとケビン・クリーシュと共に
ミュージカル
[編集]- Dear Worthy Editor(1974年頃、オフ・ブロードウェイ)
- ジュディ・アシュマン脚本
- ユダヤ系アメリカ新聞『デイリー・ジューイッシュ・フォワード』への読者投稿を基にしている
- ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを(1979年、オフ・ブロードウェイ)
- リトル・ショップ・オブ・ホラーズ (1982年、オフ・ブロードウェイ/1983年、ウエスト・エンド; 2003年、ブロードウェイ)
- ハワード・アシュマン作詞
- Weird Romance(1992年、オフ・ブロードウェイ)[31]
- デイヴィッド・スペンサー作詞
- 2幕物で『"Her Pilgrim Soul"』、『"The Girl Who Was Plugged In"』を基にしている
- 美女と野獣(1994年、ブロードウェイ/1997年、ウエスト・エンド)
- ハワード・アシュマン、ティム・ライス作詞
- クリスマス・キャロル(1994年 - 2003年、マディソン・スクエア・ガーデン)
- リン・アーレン作詞
- ダビデ王(1997年、ブロードウェイ)
- ノートルダムの鐘(1999年、ベルリン/2014年、ラホヤ・プレイハウス)
- リトル・マーメイド(2008年、ブロードウェイ)
- ハワード・アシュマンおよびグレン・スレイター作詞
- シスター・アクト〜天使にラブ・ソングを〜 (2009年、ウエスト・エンド/2011年、ブロードウェイ)
- グレン・スレイター作詞
- 奇跡を呼ぶ男(2012年、ブロードウェイ)
- グレン・スレイター作詞
- 1992年の映画『奇跡を呼ぶ男』を基にしている'
- ニュージーズ(2011年、ペーパーミル・プレイハウス・2012年、ブロードウェイ)
- アラジン(2011年、シアトル/2014年、ブロードウェイ)
- ハワード・アシュマン、ティム・ライス、チャド・ベグリン作詞
- ダディー・クラヴィッツの徒弟時代(2015年、モントリオール)
- デイヴィッド・スペンサー作詞
- 1959年のモルデカイ・リッチラーの小説を基にしている
- ブロンクス物語(2016年、ブロードウェイ)
- グレン・スレイター作詞
- ヘラクレス(2019年、オフ・ブロードウェイ)
- リア・デベッソネット演出、チェイス・ブロック振付
その他
[編集]- Aladdin, Jr. - 1992年のアニメ映画『アラジン』を基にした1幕7場のミュージカル
- Beauty and the Beast Live on Stage - ディズニー・ハリウッド・スタジオのショー
- Disney's Aladdin: A Musical Spectacular - ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーのショー
- The Hunchback of Notre Dame - ディズニー・ハリウッド・スタジオのショー
- The Little Mermaid: Ariel's Undersea Adventure - ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーのアトラクション
- シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ Sindbad's Storybook Voyage featuring "Compass of Your Heart" - 東京ディズニーシーのアトラクション
- Dramatists Guild of America YouTube Channel music video featuring "Someone Wrote That Song"
- Tangled: The Musical - 2015年11月からのディズニー・クルーズ・ラインのショー
- ドバイ・パークス&リゾーツ Dubai Parks and Resorts - 2016年10月からの公式テーマ曲『"All the Wonders of the Universe"』
- 2017年7月4日、ボストンで行なわれた独立記念日祝典『"The Sum of Us"』
受賞歴
[編集]アカデミー賞8回、ゴールデングローブ賞7回、グラミー賞11回、トニー賞1回、ドラマ・デスク・アワード1回、外国批評家賞2回受賞している。さらに2002年にディズニー・レジェンド、1998年にリチャード・カーク特別功労賞、2013年にフレディ・G・ミュージカル功労賞、2013年にオスカー・ハマースタイン賞などを受賞している。アメリカン・フィルム・インスティチュートは1991年の映画『美女と野獣』のタイトル曲『ビューティー・アンド・ザ・ビースト〜美女と野獣』をアメリカ映画主題歌ベスト100に選出した。 ディズニー映画でノミネートされたほかの5曲を以下に示す:
- "Under the Sea" from リトル・マーメイド The Little Mermaid(1989年)
- "Be Our Guest" from 美女と野獣 Beauty and the Beast(1991年)
- "Belle" from 美女と野獣 Beauty and the Beast(1991年)
- ホール・ニュー・ワールド "A Whole New World" from Aladdin(1992年)
- "Friend Like Me" from アラジン Aladdin(1992年)
2006年、アメリカン・フィルム・インスティチュートはミュージカル映画ベストに唯一のミュージカル・アニメ映画として『美女と野獣』(1991年)を22位に選出した。メンケンの作品でノミネートされたほかの4作品を以下に示す:[56]
- リトル・ショップ・オブ・ホラーズ Little Shop of Horrors(1986年)
- リトル・マーメイド The Little Mermaid(1989年)
- アラジン Aladdin(1992年)
- ノートルダムの鐘 The Hunchback of Notre Dame(1996年)
アカデミー受賞/ノミネート
[編集]太字のものは受賞作品。歌曲賞に映画タイトルを記述していないものは、同年の作曲賞と同じ映画。
- 1986年
- 歌曲賞 「Mean Green Mother from Outer Space」 - 『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』
- 1989年
- 作曲賞 - リトル・マーメイド
- 歌曲賞 - 「アンダー・ザ・シー(Under the Sea)」「キス・ザ・ガール(Kiss the Girl)」
- 1991年
- 作曲賞 - 美女と野獣
- 歌曲賞 - 「美女と野獣(Beauty and the Beast)」「ベルのひとりごと(Belle)」「ひとりぼっちの晩餐会(Be Our Guest)」
- 1992年
- 作曲賞 - アラジン
- 歌曲賞 - 「ホール・ニュー・ワールド (A Whole New World)」「フレンド・ライク・ミー(Friend Like Me)」
- 1995年
- 作曲賞(コメディ・ミュージカル) - ポカホンタス
- 歌曲賞 - 「カラー・オブ・ウィンド(Colors of the Wind)」
- 1996年
- 作曲賞(コメディ・ミュージカル) - 『ノートルダムの鐘』
- 1997年
- 歌曲賞 - 「ゴー・ザ・ディスタンス(Go the Distance)」 - 『ヘラクレス』
- 2007年
- 歌曲賞 - 「Happy Working Song」、「So Close」、「That's How You Know」 - 『魔法にかけられて』
- 2010年
- 歌曲賞 - 「I See the Light」 - 『塔の上のラプンツェル』
脚注
[編集]- ^ a b “Alan Menken Discography at Discogs”. 13 August 2012閲覧。
- ^ "Timeline. Official Site", Alanmenken.com, accessed February 19, 2016
- ^ "Alan Menken Biography (1949–)", FilmReference.com, accessed August 27, 2011
- ^ “He's a Guest: Composer Alan Menken Shares Thoughts at BMI Master Class - Playbill”. Playbill. August 27, 2011閲覧。
- ^ "Alan Menken: Year Inducted 2001", Disney Legends, D23.com, accessed February 19, 2016
- ^ ""Bouree" composition and comments from contest judges", Alanmenken.com
- ^ a b Klein, Alvin. "Theater: Composer Finds His Niche in Life", The New York Times, July 27, 1986, accessed February 19, 2016
- ^ “Alan Menken” (英語). Alan Menken. 2023年3月14日閲覧。
- ^ "10 Questions With Alan and Anna Rose Menken", BMI.com, May 22, 2013, accessed February 19, 2016
- ^ a b c Jones, Kenneth. "He's a Guest: Composer Alan Menken Shares Thoughts at BMI Master Class", Playbill, December 18, 1998
- ^ "Biography, 1972-1980", Alanmenken.com, accessed February 19, 2016
- ^ Wilson, John S. "Someday, Maybe on Broadway, But for Now They Are in SoHo", The New York Times, October 13, 1976, p. 33
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参考文献
[編集]- Disney Biography of Menken
- Menken, Alan. at the Wayback Machine (archived October 19, 2007) Britannica Book of the Year, 1997. 2007. Encyclopædia Britannica Online. Retrieved September 6, 2007.
- Interview with Alan Menken, theartsdesk.com. Posted May 16, 2010.
外部リンク
[編集]- アラン・メンケン - allcinema
- アラン・メンケン - KINENOTE
- Alan Menken - IMDb
- Alan Menken - オールミュージック
- Alan Menken - Discogs
- Alan Menken - インターネット・ブロードウェイ・データベース
- Internet Off-Broadway database Listing
- MusicalTalk interview with Alan Menken
- The Whole New World of Alan Menken
- Alan Menken: "Beauty and the Beast captures the magic of Disney animations and brings it to the stage" Alan Menken in Barcelona's Beauty and the Beast