てのりくま
てのりくま TENORIKUMA | |
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モチーフ | クマ |
発売年 | 2005年 |
関連キャラクター |
チャイくん メープルちゃん フラッペくん マキアートくん |
公式サイト | てのりくまプロフィール |
てのりくま(ラテン文字表記:TENORIKUMA[1])は、日本のサンリオによるキャラクター。2005年開発[1][2]。
身長4 cmの小さなクマで[3][4]、「てのりくまコーヒー」というコーヒーショップで働いているという設定[1]。
来歴
[編集]- 2005年12月15日 - 公式サイトを開設。
- 2005年12月21日 - 第1号商品として絵本『TENORIKUMA 小さなコーヒーブレイク[5]』を発売。
- 2006年2月8日 - 30品目のキャラクターグッズを発売開始。
- 2006年4月26日 - 20品目のキャラクターグッズを追加発売。
- キッズステーションにて人形劇が放映された。
設定
[編集]※設定は変更されていることがある。2007年現在の設定で、過去の資料は異なる可能性がある。
- ラッテくん (イメージカラー:赤)
- 主人公。がんばり屋。イメージカラーのバンダナを首に巻き(他の4人の仲間も同様)、左耳にハートマークがある[1][4]。
- メープルちゃん (イメージカラー:ピンク)
- きれい好きな女の子。紅一点。ラッテくんと一緒に働く。
- マキアートくん (イメージカラー:青)
- 頼りがいがありしっかり者。
- フラッペくん (イメージカラー:緑)
- 恥ずかしがり屋だが意外と力持ち。
- チャイくん (イメージカラー:黄)
- 元気が取り柄だがちょっぴりドジ。
- マドラーさん
- かき混ぜられることは実は少々苦手なマドラー。
- ミスター・スチーム
- 熱い飲み物から出現してくる湯気のお化け。
- 角さとうくん
- いつも二つ一緒にいて周囲を甘い気分にする角砂糖。
コミカライズ
[編集]講談社の漫画雑誌『なかよし』にて2007年6月号から2008年12月号まで『プチっと!てのりくま』という題名で連載された。ゆみみが作画を担当している。単行本は、同社のプレミアムKCから1巻が刊行されている。
コミカライズのみのオリジナルキャラクターとして、「てのりくまコーヒー」オーナーと、その娘・ここあが存在する。
サンリオキャラクター大賞の順位
[編集]『いちご新聞』の読者投票企画「サンリオキャラクター大賞」では第26回(2011年)の30位が歴代最高である。
2013年サンリオキャラクター大賞51位[6]。2013年サンリオキャラクター大賞の特別企画である「これやります宣言」で、「25位以内ならてのりくまコーヒー特製のコーヒークッキーを発売する」と宣言していたが[7]、ランクインを逃し実現とはならなかった。
エントリーキャラクターが80キャラクターに減少した2019年以降は出場なし。
また、いちご新聞オリジナル企画で2016年より「サブキャラコンテスト」が開催されている。第1回(2016年)の「サブキャラコンテスト」では「てのりくま」のサブキャラは「ミスター・スチーム」がノミネートされ37位にランクインされている[8]。第2回(2017年)の「サブキャラコンテスト」では「マドラーさん」がノミネートされ47位にランクインされている[9]。第4回(2019年)は第1回(2016年)〜第3回(2018年)までの上位20キャラクター同士の決戦コンテストで、「てのりくま」のサブキャラは全てトップ20位圏外のためノミネートなしであった[10]。
- 2024年サンリオキャラクター大賞79位
- 2023年サンリオキャラクター大賞72位
- 2019年以降出場なし。
- 2018年サンリオキャラクター大賞78位(いちご新聞ランキング74位[11])。
- 2017年サンリオキャラクター大賞69位(いちご新聞ランキング52位[12])。
- 2016年サンリオキャラクター大賞72位(いちご新聞ランキング61位[13]) / なでる投票70位[14]。
- 2015年サンリオキャラクター大賞56位[15](いちご新聞ランキング53位[16])。
- 2014年サンリオキャラクター大賞20位圏外[17][18][注釈 1](いちご新聞ランキング61位[20])。
- 2013年サンリオキャラクター大賞51位。
- 2012年サンリオキャラクター大賞37位[21]。
- 2011年サンリオキャラクター大賞30位[22]。
- 2010年サンリオキャラクター大賞20位圏外[23]。
- 2006年〜2009年サンリオキャラクター大賞10位圏外。
その他
[編集]- 『いちご新聞』でてのりくまが初めて表紙を飾ったのは、2006年2月号(456号)である[24]。
- 数多くあるサンリオキャラクターの中において、てのりくまは最小のキャラクターである[3]。
- エクサムが発売するキッズ向けトレーディングカードアーケードゲームであるハローキティとまほうのエプロン 〜サンリオキャラクター大集合!〜の第4弾『〜みんな集まれ!お料理パーティー!〜』に登場するキャラクターのひとつとしててのりくまが起用された[25]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d SANRIO MEMORIES210頁。
- ^ デジタル大辞泉プラス『てのりくま』 - コトバンク
- ^ a b “サンリオキャラクターたちの本名、言えますか?”. エキサイト株式会社(Excite ニュース) (2008年7月11日). 2016年8月29日閲覧。
- ^ a b 森彩子 (2010, pp. 140–141)
- ^ 『Tenorikuma:小さなコーヒーブレイク』 - 国会図書館サーチ. 2018年1月13日閲覧。
- ^ “総得票数176万票超え!ハローキティが2連覇達成!中間5位から1位を奪還「2013年サンリオキャラクター大賞」結果発表”. サンリオ (2013年7月20日). 2018年1月13日閲覧。
- ^ “2013年 サンリオキャラクター大賞 中間発表”. サンリオ (2013年6月21日). 2013年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月3日閲覧。
- ^ 『いちご新聞』2016年8月号(582号)16-19頁。
- ^ 『いちご新聞』2017年9月号(595号)34-35頁。
- ^ 『いちご新聞』2019年9月号(619号) 6-7頁。
- ^ 『いちご新聞』2018年9月号(607号) pp.8-19。
- ^ 『いちご新聞』2017年9月号(595号) pp.8-19。
- ^ 『いちご新聞』2016年9月号(583号) p.10。
- ^ “31st サンリオキャラクター大賞 なで時間ランキング”. 株式会社サンリオ (2016年). 2020年10月24日閲覧。
- ^ 『いちご新聞』2015年9月号(571号) pp.4-5。
- ^ 『いちご新聞』2015年9月号(571号) p.24。
- ^ 『いちご新聞』2014年10月号(560号) pp.3-17。
- ^ “かわいい戦いが、いま、はじまる。 29th サンリオキャラクター大賞 公式サイト”. サンリオ. 2014年12月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月23日閲覧。
- ^ “1stステージ結果発表!”. サンリオ. 2014年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月23日閲覧。
- ^ 『いちご新聞』2014年10月号(560号) pp.26-34。
- ^ “2012サンリオキャラクター大賞結果発表(1位〜100位) サンリオキャラクター大賞 公式サイト”. サンリオ. 2012年9月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月24日閲覧。
- ^ “サンリオキャラクターからみんなへ「ありがとう」 第26回 輝け!! 2011年SANRIO キャラクター大賞 結果大発表”. サンリオ. 2011年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月23日閲覧。
- ^ “輝け!! 2010年サンリオキャラクター大賞 結果発表”. サンリオ. 2010年8月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月24日閲覧。
- ^ 竹村真奈 (2013, pp. 108–113)
- ^ “ハローキティと魔法のエプロン - みんな集まれ!お料理パーティー - 遊び方とカード紹介” (PDF). エクサム (2011年). 2011年12月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月15日閲覧。
参考文献
[編集]- 竹村真奈『サンリオデイズ いちご新聞篇 ー「いちご新聞」から生まれたキャラクターのヒミツがいっぱい ー』ビー・エヌ・エヌ新社、2013年10月19日。ISBN 978-4861009020。
- 『SANRIO MEMORIES』サンリオ、2010年9月15日。ISBN 978-4-387-10066-9。
- 森彩子『サンリオキャラクター大図鑑』ポプラ社、2010年11月。ISBN 978-4-591-12108-5。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- てのりくまスペシャルコンテンツ - サンリオ
- てのりくま - サンリオ
- プチっと! てのりくま | 作品紹介 | 講談社コミックプラス - 漫画版の作品紹介ページ。