コンテンツにスキップ

Vポイント×ENEOSゴルフトーナメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Vポイント×ENEOSゴルフトーナメント
トーナメント情報
創設 2010年
開催地 鹿児島県(2022年)
開催コース 鹿児島高牧カントリークラブ(2024年)
主催 CCCMKホールディングス
カルチュア・コンビニエンス・クラブ
ENEOS
ツアー 日本女子プロゴルフ協会
競技方法 54Hストロークプレー
賞金総額 1億円(2024年)[1]
開催月 3月
最高記録
最少打数 199 日本の旗 青木瀬令奈(2023年)
通算スコア -17 同上
最新優勝者
日本の旗 鈴木愛(2024年)[2]
テンプレートを表示

Vポイント×ENEOSゴルフトーナメント(ブイポイント エネオスゴルフトーナメント)は、2010年よりTポイントを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、株式会社Tポイント・ジャパン[注 1]、CCCマーケティング株式会社[注 2]及びENEOS株式会社[注 3]主催、日本女子プロゴルフ協会公認の女子プロゴルフトーナメントとして開催されている。2022年現在、賞金総額1億円、優勝賞金1800万円[1]

2010年、2012年2013年鹿児島県姶良市蒲生町の鹿児島高牧カントリークラブ、2014年2015年佐賀県武雄市の若木ゴルフ倶楽部、2016年2017年は鹿児島高牧カントリークラブ、2018年2019年大阪府茨木市茨木国際ゴルフ倶楽部、2021年は鹿児島高牧カントリークラブで開催した。

2011年東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の影響、[3]2020年新型コロナウイルス感染拡大のために中止となった[4]

2024年4月に株式会社Tポイント・ジャパンが運用するTポイント三井住友カードが運営するVポイントが統合することにより名称が「Vポイント」となることから、本大会の名称もこれに合わせる形で変更された[5]

歴代優勝者

[編集]
開催年 開催回 優勝者 スコア 備考 開催コース
2010年 第1回 日本の旗 北田瑠衣 -8 鹿児島高牧カントリークラブ
2011年 東日本大震災の影響で中止[3]
2012年 第2回 大韓民国の旗 李知姫 -7 鹿児島高牧カントリークラブ
2013年 第2回 日本の旗 一ノ瀬優希 -14
2014年 第4回 日本の旗 森田理香子 -8 若木ゴルフ倶楽部
2015年 第5回 日本の旗 飯島茜 -3 全美貞との6ホールに渡るプレーオフを制す[6]
2016年 第6回 日本の旗 大江香織[7] -7 鹿児島高牧カントリークラブ
2017年 第7回 日本の旗 菊地絵理香[8] -14
2018年 第8回 日本の旗 鈴木愛[9] -8 初日天候不良のため中止、2日間36ホールに短縮[10] 茨木国際ゴルフ倶楽部
2019年 第9回 日本の旗 上田桃子[1] -6 Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント名で施行
2020年 新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止[4]
2021年 第10回 日本の旗 小祝さくら [11] -10 無観客開催 鹿児島高牧カントリークラブ
2022年 第11回 日本の旗 堀琴音 [12] -9 各日最大3000人観客を入れて開催
2023年 第12回 日本の旗 青木瀬令奈[13] -17 4年ぶりに観客無制限開催
2024年 第13回 日本の旗 鈴木愛 (2)[2] -10 大会名をVポイント×ENEOSゴルフトーナメントに変更[5]
最終日は悪天候のため、インコース18ホールのみの使用で競技を短縮施行し、セカンドカット[注 4]を実施[14]
小祝とのプレーオフを制した

中継

[編集]

テレビ中継はテレビ朝日の制作で放送されている。なお本大会後援団体の一つである系列局の鹿児島放送は、九州朝日放送と共に技術協力扱いとなった。

またスカイAが『スカイA ゴルフシリーズ』(2016年から。2015年までは『全部見せます!ゴルフシリーズ』のタイトルで放送)で午前中(アウト9ホール)の模様を生中継しているほか、CSゴルフ専門チャンネルゴルフネットワークでも放送される。なお2012年まではBS朝日でも地上波中継を同日時差ネットし、2015年以降はCS、BS、地上波とのリレー中継形式を取っている。

2014年と2015年大会は佐賀県で開催されたが、地元唯一の民放局であり、かつ特別協力社として参加しているサガテレビフジテレビ系列)では、テレビ朝日/ANN・フジテレビ/FNS間の調整が不調に終わり放送を見送った。ただし佐賀県内ではほぼ全域で九州朝日放送などのテレビ朝日系が視聴可能となっている。

2020年大会は中止となり、テレビ朝日の本社(六本木ヒルズ)より緊急生放送で放送された。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 2013年より主催に加わる。
  2. ^ 2017年より主催に加わる。
  3. ^ 2019年より主催に加わる。
  4. ^ 2024年大会の第2ラウンド終了時点で143ストローク(-1)、28位タイまでの37名の選手を決勝ラウンド進出者とした。

出典

[編集]
  1. ^ a b c “上田桃子が大逆転で2年ぶりV 3打差ひっくり返す”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社. (2019年3月24日). https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/201903240000401.html 2019年3月24日閲覧。 
  2. ^ a b “鈴木愛がプレーオフを制し2週連続V 節目の通算20勝目 2位に小祝さくら”. ALBA.net. (2024年3月17日). https://www.alba.co.jp/articles/category/tour/jlpga/post/in53300i8/ 2024年3月17日閲覧。 
  3. ^ a b 『Tポイントレディス ゴルフトーナメント』 開催中止のお知らせ - 日本女子プロゴルフ協会ニュースリリース 2011年3月16日閲覧
  4. ^ a b 「Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」開催中止について』(PDF)(プレスリリース)株式会社Tポイント・ジャパン、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、CCCマーケティング株式会社、JXTGエネルギー株式会社、一般社団法人日本女子プロゴルフ協会、2020年3月13日https://www.noe.jxtg-group.co.jp/newsrelease/20200313_01_01_1080071.pdf2020年3月13日閲覧 
  5. ^ a b JLPGAツアー「Vポイント×ENEOSゴルフトーナメント」が3月15日に開幕』(HTML)(プレスリリース)CCC MK HOLDINGS、2024年1月11日https://www.cccmkhd.co.jp/news/2024/20240111_000747.html2024年3月17日閲覧 
  6. ^ 国内女子「史上最長プレーオフ」で飯島茜が優勝 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2015年3月22日閲覧。
  7. ^ 大江、4季ぶりの通算2勝目!イ・ボミ、彩香らが1差2位 - スポニチアネックス、2016年3月20日閲覧
  8. ^ 菊地絵理香がトーナメントレコードの通算14アンダーで完全優勝 イ・ボミは15位/国内女子 - サンケイスポーツ、2017年3月19日閲覧
  9. ^ 鈴木愛8アンダーで今季初V 初日から首位譲らず - 日刊スポーツ、2018年3月18日配信、同日閲覧
  10. ^ 女子ゴルフ中止 菊地「ここまでの強風になるとは」 - 日刊スポーツ、2018年3月16日配信、2018年3月18日閲覧
  11. ^ “小祝さくらが3打差逆転で今季3勝目 鈴木愛2位、渋野日向子11位”. ALBA.net. ゼビオコミュニケーションネットワークス. (2021年3月21日). https://www.alba.co.jp/tour/news/article/no=169364 2021年3月29日閲覧。 
  12. ^ “堀琴音が逃げ切りで今季初優勝 西村優菜、葭葉ルミ2位”. ALBA.net. ゼビオコミュニケーションネットワークス. (2022年3月20日). https://www.alba.co.jp/tour/news/article/no=180388 2022年3月20日閲覧。 
  13. ^ “青木瀬令奈が54ホールノーボギーで今季初V 上田桃子は大量リード守れず”. ALBA.net. (2023年3月19日). https://www.alba.co.jp/articles/category/tour/jlpga/post/a7yhhbyzbd/ 2023年3月19日閲覧。 
  14. ^ @JLPGA_official (2024年3月17日). "#VポイントxENEOSゴルフトーナメント 🏆|Round3". X(旧Twitter)より2024年3月17日閲覧

参考

[編集]

外部リンク

[編集]