パッカー
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(PACCARから転送)
種類 | 公開会社 |
---|---|
市場情報 |
NASDAQ: PCAR NASDAQ-100 Component S&P 500 Component |
業種 | 輸送用機械 |
設立 |
1905年[1] ワシントン州シアトル |
創業者 | William Pigott |
本社 | アメリカ合衆国 ワシントン州ベルビュー |
事業地域 | 世界各地 |
主要人物 |
会長:マーク・ピゴット(Mark Pigott[2]) CEO:プレストン・フェイト(Preston Feight[3]) |
製品 |
商用車 自動車用部品 ウインチ |
生産出力 | 198,800基 (2019年)[4] |
サービス |
オートファイナンス オートリース |
売上高 | US$25.60 billion (2019年)[4] |
営業利益 | US$2.72 billion (2019)[4] |
利益 | US$2.38 billion (2019年)[4] |
総資産 | US$28.36 billion (2019年)[4] |
純資産 | US$9.71 billion (2019年)[4] |
従業員数 | 27,000名 (2019年12月時点)[4] |
子会社 |
DAFトラックス ケンワース ピータービルト PACCAR Financial Services PACCAR Winch Dynacraft |
ウェブサイト |
www |
パッカー(英: Paccar, Inc.、NASDAQ: PCAR)[注釈 1]は、アメリカ合衆国ワシントン州ベルビューに本社を置く大型トラックメーカーで、各地の子会社では小型・中型トラックの製造も手掛けている。
概要
[編集]1905年にウィリアム・ピガット(William Pigott)がシアトル・カー・マニュファクチュアリング(英: Seattle Car Manufacturing)を創業、当初は鉄道の製造や伐採も生業としていた。後にオレゴン州ポートランドのトゥーヒー・ブラザース(英: Twohy Brothers)と合併して、パシフィック・カー・ファウンダリー(英: Pacific Car and Foundry)となった。第二次世界大戦時には、アメリカ陸軍向けのM4中戦車をはじめとする各種軍需品を製造していた。
1945年ケンワースを買収してトラック市場に乗り出し、次いで1958年にはピータービルトとダート・トラック・カンパニー(英: Dart Truck Company)を買収した。1972年現社名に社名変更、1981年にイギリスのトラック・バスメーカーであるフォーデン・トラックを買収、1996年には財政難に陥っていたオランダのDAFトラックを買収した。更に6~44t級のトラックの製造能力を得るため、1998年にイギリスのレイランド・トラックを買収している。
現在ピータービルト、ケンワース、DAFの各ブランドも含めるとセミ・トレーラー・トラックの製造量がアメリカで第二位、世界で第三位の製造量となっている[注釈 2]
子会社
[編集]- ケンワース
- ピータービルト
- DAFトラックス
- レイランド・トラック
- Winch (Braden, Carco and Germatic)
- PacLease
- Paccar Parts
- Paccar Financial Corp
- Paccar International
- Paccar ITD (Information Technology Division)
- Dynacraft
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 社名はPacific Carに由来している。
- ^ アメリカ第1位はフレイトライナー・トラックス、世界第1位はダイムラー・トラック、第2位はスウェーデンのボルボ。
出典
[編集]- ^ “Beginnings of PACCAR Inc”. Washington State History Encyclopedia (4 Feb 2005). 2021年7月31日閲覧。
- ^ “PACCAR Inc”. ロイター (30 Dec 2012). 2021年7月31日閲覧。
- ^ “PACCAR Board of Directors”. PACCAR Inc. 31 December 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。2 May 2014閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b c d e f g “PACCAR Inc 2017 Annual Report (Form 10-K)”. sec.gov. 米国証券取引委員会 (January 2018). 2021年7月31日閲覧。