コンテンツにスキップ

オブジェクト定義言語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Object Definition Languageから転送)

オブジェクト定義言語 (オブジェクトていぎげんご、ODL: Object Definition Language) は、Object Data Management Group (ODMG) のオブジェクトモデルに適合するオブジェクトに適合するインタフェースを定義する仕様言語である。 ODLは、ODMGによって開発され標準仕様として公開された。

ODLの目的は、実体関連図 (ER図) の構造を定義することである。

言語

[編集]

クラス定義

[編集]
interface インターフェイス名 {
  属性_1 属性_2関係_1 関係_2メゾッド_1 メゾッド_2}

属性の定義

[編集]
attribute  属性名 ;

関係の定義

[編集]
relationships レンジ型 関係名 ;

ODLによる定義例

[編集]
interface Customer {
  attribute string name ;
  attribute integer ss# ;
  attribute Struct Addr {string street, string city, int zip} address ;
  relationship Set<Loans> borrowed inverse Loans::borrower ;
  relationship Set<Branch> has-account-at inverse Branch:patrons ;
  key(ss#)
}

関連項目

[編集]