スルッとKANSAI Kカード
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(Kカードから転送)
スルッとKANSAI Kカード(K CARD)[1]とは、京阪電気鉄道[2]の磁気式プリペイドカードである。
本項では前身のKカードについても記述する。
概要
[編集]1989年10月1日、京阪電気鉄道は京阪線、大津線の券売機で乗車券に引き換えできる磁気式プリペイドカード「Kカード」を導入した。同カードはスルッとKANSAI加盟を見据えて1998年9月30日に発売を停止した。なおその「Kカード」(後述の「スルッとKANSAI Kカード」とは別物)だが、「2011年10月31日最終をもって取り扱いを終了する」との旨が同年8月24日、京阪から公式発表された[3]。
1999年4月1日、京阪線(京阪本線、鴨東線、交野線、宇治線)にカードを直接、自動改札機に投入し、運賃が減額されるストアードフェアシステムを導入。同時にスルッとKANSAIにも加盟し、「スルッとKANSAI Kカード」を発売、使用を開始した。
2001年7月11日には男山ケーブルに、2002年3月1日には京津線でも利用が可能となった。
なお、同社線では唯一、石山坂本線には導入されなかった。
共通利用終了
[編集]2016年7月1日にスルッとKANSAIの公式ホームページにて「発売終了および駅の自動改札機・バスでの共通利用終了」が発表された[4]。
これに伴い京阪電車も2017年3月31日にて共通カード(Kカード)の販売を終了、2018年1月31日をもって駅の自動改札機等での利用を終了した。
主な図柄
[編集]脚注
[編集]- ^ スルッとKANSAI加盟の各事業者が発行するカードで、名称に「スルッとKANSAI」が入っていたのは、正式名称が「スルッとKANSAIカード」だった近畿日本鉄道のものを別とすると、Kカードのほかには「スルッとKANSAIこうべカード(神戸市交通局・神戸新交通)」と「スルッとKANSAI都カード(京都市交通局)」が存在した。なお、神戸市交通局と京都市交通局はそれぞれ自局専用のカードを発売しているほか、Kカードの場合はスルッとKANSAI非対応のKカードが過去に存在したため、これらと区別する意味合いもある。
- ^ 京阪電気鉄道のほかに、京福電気鉄道(嵐電)、叡山電鉄、比叡山鉄道でも販売されていた。
- ^ 「Kカード」の取り扱い終了に関するお知らせ (PDF) 2011年8月24日 京阪電気鉄道 報道発表資料
またこのほか後に「Kカード」取り扱い終了のお知らせ (京阪公式サイト内)、さらには駅置き沿線情報誌「K PRESS」2011年9月号16面の広報コーナー「くらしのなかの京阪」(Vol.427)誌面でもその旨を採り上げている。 - ^ スルッとKANSAI対応カードの発売終了および駅の自動改札機・バスでの共通利用終了についてスルッとKANSAI 最新情報 - 2016年7月1日 (PDF)
外部リンク
[編集]- スルッとKANSAI Kカード - 京阪電気鉄道