JABA日立市長杯選抜野球大会
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(JABA日立市長杯争奪大会から転送)
JABA日立市長杯選抜野球大会(JABAひたちしちょうはいせんばつやきゅうたいかい)は、日本野球連盟の関東地区連盟が主催する社会人野球の大会である。
概要
[編集]毎年4月に行なわれる地区連盟主催大会の1つである。関東地区を中心に永く12チームが予選リーグ戦・決勝トーナメント戦の併用で優勝を争っていたが、2017年からは出場枠が拡充され、16チームの出場で大会が実施されている。
2010年から、社会人野球日本選手権大会の選考対象大会となり、優勝チームは秋の同大会への出場権を得る。
開催会場は、茨城県日立市の2球場(日立市民球場と日立製作所会瀬球場)を使用している。
2005年から2010年まで、プロ野球のファームチームが参加していた。成績は後述。
歴代優勝チーム
[編集]年度 | 優勝チーム | 決勝戦スコア | 準優勝チーム | 備考 |
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1977年(第1回) | 電電東京 | - | ||
1978年(第2回) | 電電東京 | - | ||
1979年(第3回) | 東京ガス | - | ||
1980年(第4回) | 東京ガス | - | ||
1981年(第5回) | 大昭和製紙北海道 | - | ||
1982年(第6回) | 日産自動車 | - | ||
1983年(第7回) | 日産自動車 | - | ||
1984年(第8回) | 日本鋼管 | - | ||
1985年(第9回) | 日本楽器 | - | ||
1986年(第10回) | 日本通運 | - | ||
1987年(第11回) | 東芝 | - | ||
1988年(第12回) | 日立製作所 | - | ||
1989年(第13回) | 熊谷組 | - | ||
1990年(第14回) | ヤマハ | 5-4 | 熊谷組 | |
1991年(第15回) | 三菱重工横浜 | 8-4 | 三菱自動車川崎 | |
1992年(第16回) | 日産自動車 | 8-7 | 日立製作所 | |
1993年(第17回) | いすゞ自動車 | 11-5 | 日本通運 | |
1994年(第18回) | 松下電器 | 12-5 | 川崎製鉄千葉 | 決勝は7回コールド |
1995年(第19回) | NTT関東 | 11-9 | 三菱自動車川崎 | |
1996年(第20回) | NTT関東 | 11-2 | 日立製作所 | |
1997年(第21回) | 三菱自動車川崎 | 14-4 | 住友金属鹿島 | 決勝は7回コールド |
1998年(第22回) | NTT関東 | 10-7 | 日立製作所 | |
1999年(第23回) | 新日本製鐵君津 | 9-1 | NTT東日本 | 決勝は7回コールド |
2000年(第24回) | 住友金属鹿島 | - | 日本生命 | |
2001年(第25回) | 日立製作所 | 8-7 | 三菱ふそう川崎 | |
2002年(第26回) | 三菱ふそう川崎 | 9-4 | 日立製作所 | |
2003年(第27回) | 住友金属鹿島 | 6-5 | トヨタ自動車 | |
2004年(第28回) | 富士重工業 | 4-1 | トヨタ自動車 | |
2005年(第29回) | かずさマジック | 7-4 | 日立製作所 | |
2006年(第30回) | 富士重工業 | 4-3 | ヤマハ | |
2007年(第31回) | 日立製作所 | 8-0 | グッドウィル(西武ファーム) | |
2008年(第32回) | 日本通運 | 3-2 | 日立製作所 | |
2009年(第33回) | 住友金属鹿島 | 7-4 | 富士重工業 | |
2010年(第34回) | JFE東日本 | 5-1 | 三菱重工神戸 | 同年から優勝チームに日本選手権への出場権が与えられる。 |
2011年 | 大会中止 | 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響のため中止となった[1]。 | ||
2012年(第35回) | Honda | 7-5 | 日立製作所 | |
2013年(第36回) | 三菱重工神戸 | 3-0 | 日立製作所 | |
2014年(第37回) | JR東日本 | 9-0 | 日立製作所 | 決勝は7回コールド |
2015年(第38回) | NTT東日本 | 3-0 | 日本通運 | |
2016年(第39回) | 日立製作所 | 4-3 | 富士重工業 | 開催期間中の4月16日に発生した熊本地震の影響で Honda熊本が予選リーグを途中棄権した。 |
2017年(第40回) | 日立製作所 | 6-5 | 三菱日立パワーシステムズ | |
2018年(第41回) | JR東海 | 11-6 | 日立製作所 | |
2019年(第42回) | 鷺宮製作所 | 2-0 | 三菱重工名古屋 | |
2020年 | 大会中止 | 新型コロナウイルスの感染拡大防止の影響のため中止となった。 | ||
2021年(第43回) | 日本通運 | 6-2 | 日立製作所 | |
2022年(第44回) | 日本生命 | 5-4 | SUBARU | |
2023年(第45回) | 日本製鉄鹿島 | 6-3 | SUBARU |
NPBチームの戦績
[編集]- 2005年
- ヤクルトスワローズ(ファーム) - 予選リーグ敗退
- 2006年
- 東京ヤクルトスワローズ(ファーム) - 準決勝敗退(4強)
- 2007年
- 埼玉西武ライオンズ(ファーム)[2] - 準優勝
- 2008年
- 東京ヤクルトスワローズ(ファーム) - 準決勝敗退(4強)
- 2009年
- 東京ヤクルトスワローズ(ファーム) - 準決勝敗退(4強)
- 2010年
- 東京ヤクルトスワローズ(ファーム) - 予選リーグ1位[3]
注釈
[編集]- ^ 8月に開催する予定だった同年の都市対抗野球が秋に延期となったため、日本選手権の開催も見送りとなった。
- ^ グッドウィルというチーム名で出場。
- ^ 4チームで争われる予選リーグで3戦全勝し1位となり決勝トーナメントに進出したが、NPBのリーグ日程が雨天により順延された結果、決勝トーナメントとイースタンリーグ公式戦が重複したため、決勝トーナメントへの出場を辞退した。これを受け、同ブロック2位の三菱自動車岡崎が繰り上げにより決勝トーナメントに進出した。