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意気地なしマスカレード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Ifの妄想から転送)
「意気地なしマスカレード」
指原莉乃シングル
B面 ソフトクリーム・キス
ifの妄想 (Type-A)
MajiでKoiする5秒前(Type-B)
遠い街へ(Type-D)
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル J-POP
時間
レーベル avex trax
作詞・作曲 秋元康(作詞)
田中俊亮(作曲)
プロデュース 秋元康(総合)
磯野久美子(Artist、太田プロ
中島千寿(Co、太田プロ)
松村匠AKS
窪田康志(GP、AKS)
林真司(GP、avex group HD
松浦勝人(EP、avex group HD)
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位オリコン
  • デイリー1位(オリコン)
  • 2012年10月度月間6位(オリコン)
  • 2012年度年間93位(オリコン)
  • 登場回数11回(オリコン)
  • 4位Billboard JAPAN Hot 100
  • 2位(Billboard JAPAN Hot Singles Sales)
  • 53位(Billboard JAPAN Hot Top Airplay)
  • 39位(Billboard JAPAN Adult Contemporary Airplay)
  • 指原莉乃 シングル 年表
    それでも好きだよ
    (2012年)
    意気地なしマスカレード
    (指原莉乃 with アンリレ名義)
    (2012年)
    シェキナベイベー
    (内田裕也 feat. 指原莉乃名義)
    (2014年)
    テンプレートを表示

    意気地なしマスカレード」(いくじなしマスカレード)は日本の女性アイドル指原莉乃の楽曲。

    秋元康により作詞、田中俊亮により作曲され、指原莉乃 with アンリレ名義でリリースされている。2012年10月17日に指原の2作目のシングルとしてavex traxから発売された[2]

    概要

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    指原はデビュー曲「それでも好きだよ」の発売後、所属していた女性アイドルグループAKB48から姉妹グループのHKT48へ移籍した。本楽曲は、移籍後に初めてリリースされたソロ曲である。

    楽曲のシングルCDは、Type-A、B、C、Dの4種類がリリースされた。Type-Dは劇場盤ともよばれる販路限定盤で、サイト「mu-moショップ」を通して販売された。Type-A、B、Cの3種にはそれぞれ収録内容の異なるDVDが付属している。CDの収録曲およびジャケットは4種類それぞれで異なっている。特典として、Type-A、B、Cの3種それぞれの初回製造分にはトレーディングカード(全5種のうちランダムで1種)およびイベント応募券が封入されている。劇場盤には握手会参加券が封入されているが、これとは別に握手会参加券がなく代わりに生写真(全3種のうちランダムで1種)が封入されているバージョンも販売されている。

    楽曲は2012年6月25日に開催された『指原莉乃プロデュース 第一回ゆび祭り~アイドル臨時総会~』で指原のソロで初披露[3]。シングルのカップリング曲「ifの妄想」と「遠い街へ」は指原初の作詞楽曲となっている[2]

    同年11月4日に福岡、12月9日に東京でリリース記念イベント「指原ボンバイエ」を開催[4]。指原対アンリレという構図で「セクシーボイス対決」「ジュリアナ椅子とり対決」「ゴムパッチン綱引き対決」の3番勝負をプロレスリング上で行った[5]。イベントに先駆け、AKB48のYouTube公式チャンネルにてイベントの予告動画「指原莉乃 vs アンリレ センターを賭けた戦い」が公開された[4]

    タイアップ

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    楽曲は、以下のメディアで使用された。

    アンリレ

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    アンリレは、川栄李奈加藤玲奈入山杏奈による新ユニット。入山の名前の杏(アン)、川栄の李(リ)、加藤の玲(レ)を繋げた名前。

    2012年9月24日放送の『豪華!秋の歌祭り!HEY!HEY!HEY!お台場から生放送スペシャル!!』にて楽曲を披露する際「指原莉乃 with アンリレ」として4人で初めてパフォーマンスを行った[8]。指原のソロ歌唱であり「アンリレ」の3人はダンスのみのパフォーマンスではあるが、テレビ番組やType-A収録のミュージックビデオおよびType-Aのジャケットでは川栄がセンターポジションを務め[8]、ジャケット写真における指原の立ち位置は右端(上手側)である[9]

    メンバー

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    氏名 愛称 生年月日 備考
    川栄李奈
    かわえい りな
    りっちゃん (1995-02-12) 1995年2月12日(29歳) AKB48チームA
    入山杏奈
    いりやま あんな
    あんにん (1995-12-03) 1995年12月3日(28歳) AKB48チームA
    加藤玲奈
    かとう れな
    れなっち (1997-07-10) 1997年7月10日(27歳) AKB48チームB
    • 2014年5月25日に発生したAKB48握手会傷害事件において、その被害を受けなかったメンバーは加藤のみである[10]
    • 2015年8月4日にメンバーのうち、川栄李奈がAKB48から卒業[10]。残った加藤も2022年2月に[11]、入山も同年3月に相次いで卒業[12]しており、アンリレメンバー全員がAKB48での活動を終えたことになる。

    チャート成績

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    「意気地なしマスカレード」のシングルCDは、発売前日(集計初日)の2012年10月16日付オリコンデイリーシングルチャートで推定売上枚数約2.8万枚を記録し、同日発売のKARAエレクトリックボーイ」に続き初登場で2位にランクインした[13]

    同年10月29日付オリコン週間シングルチャートで初動売上約6.8万枚を記録し、初登場1位にランクインした[14]。シングルの1位獲得は指原自身初、AKB48グループにおけるソロデビュー組では前田敦子Flower」、板野友美ふいに」に続く3人目となった[14]

    シングル収録トラック

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    Type-A

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    CD
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「意気地なしマスカレード」秋元康田中俊亮野中“まさ”雄一
    2.「ソフトクリーム・キス」秋元康福田貴訓伊東大和
    3.「ifの妄想」指原莉乃小森雄壱小森雄壱
    4.「意気地なしマスカレード (off vocal ver.)」    
    5.「ソフトクリーム・キス (off vocal ver.)」    
    6.「ifの妄想 (off vocal ver.)」    
    DVD
    #タイトル作詞作曲・編曲
    1.「「意気地なしマスカレード」Music Video 〜川栄李奈センターver.」  
    2.「指原莉乃のおもてなし 〜アンリレとあったか鍋パーティー」  

    Type-B

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    CD
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「意気地なしマスカレード」秋元康田中俊亮野中“まさ”雄一 
    2.「ソフトクリーム・キス」秋元康福田貴訓伊東大和 
    3.MajiでKoiする5秒前竹内まりや竹内まりや伊東大和
    4.「意気地なしマスカレード (off vocal ver.)」    
    5.「ソフトクリーム・キス (off vocal ver.)」    
    6.「MajiでKoiする5秒前 (off vocal ver.)」    
    DVD
    #タイトル作詞作曲・編曲
    1.「「意気地なしマスカレード」Music Video 〜指原莉乃センターver.」  
    2.「指原莉乃 vs アンリレ さしこのクイズ大会」  

    Type-C

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    CD
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「意気地なしマスカレード」秋元康田中俊亮野中“まさ”雄一 
    2.「ソフトクリーム・キス」秋元康福田貴訓伊東大和 
    3.「意気地なしマスカレード(博多弁ver.)」秋元康
    兒玉遥(博多弁訳詞)
    田中俊亮野中“まさ”雄一
    4.「意気地なしマスカレード (off vocal ver.)」    
    5.「ソフトクリーム・キス (off vocal ver.)」    
    DVD
    #タイトル作詞作曲・編曲
    1.「「意気地なしマスカレード」Music Video 〜映画『劇場版ミューズの鏡〜マイプリティドール〜』特別編集版」  
    2.「指原莉乃の気ままに博多めぐり」
    1. 「初めての○○」
    2. 「水族館でギョギョギョ」
    3. 「長浜ラーメン屋台対談 指原莉乃×小林よしのり
      

    Type-D

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    CD
    #タイトル作詞作曲編曲
    1.「意気地なしマスカレード」秋元康田中俊亮野中“まさ”雄一
    2.「ソフトクリーム・キス」秋元康福田貴訓伊東大和
    3.「遠い街へ」指原莉乃夏海division L
    4.「意気地なしマスカレード (off vocal ver.)」   
    5.「ソフトクリーム・キス (off vocal ver.)」   
    6.「遠い街へ (off vocal ver.)」   

    脚注

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    出典

    [編集]
    1. ^ ゴールドディスク認定作品一覧 2012年10月”. RIAJ. 2012年11月11日閲覧。
    2. ^ a b NEWS”. 指原莉乃 オフィシャルサイト. エイベックス (2012年9月24日). 2012年9月25日閲覧。
    3. ^ 指原莉乃「ゆび祭り」で豪華コラボ版「ヘビロテ」実現”. ナタリー (2012年6月26日). 2012年9月25日閲覧。
    4. ^ a b 指原莉乃 vs アンリレ、センターを賭け「指原ボンバイエ」”. ナタリー (2012年10月22日). 2013年1月2日閲覧。
    5. ^ 『指原ボンバイエ』に密着!”. 川栄李奈(かわえいりな)公式2013年AKB48総選挙対策本部 produced by 月刊ヒーローズ. 小学館クリエイティブ (2012年12月11日). 2013年1月2日閲覧。
    6. ^ 指原莉乃、“出す出す詐欺”な新曲「意気地なしマスカレード」が、初主演映画の主題歌に”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2012年8月20日). 2012年9月18日閲覧。
    7. ^ 10月スタート!『なめらか本舗』×指原莉乃さん(HKT48)による新CM&キャンペーンのご紹介”. 常盤薬品工業 (2012年9月25日). 2012年9月25日閲覧。
    8. ^ a b “さしこは端っこ…ソロなのに後輩ユニットと一緒”. サンケイスポーツ. (2012年9月25日). オリジナルの2012年12月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20121201062200/http://www.sanspo.com/geino/news/20120925/akb12092506240002-n1.html 2012年9月25日閲覧。 
    9. ^ さしこ、ソロ第2弾で若手の脇役に…「最初、全然納得できなかった」”. ORICON STYLE. オリコン (2012年9月26日). 2012年9月26日閲覧。
    10. ^ a b 文春オンライン『「あの日、私が事件に巻き込まれ…」カムカム・川栄李奈が「女優になりたい」と秋元康に訴えた“切実な理由”』(インタビュアー:近藤正高)、文藝春秋、2022年3月24日https://bunshun.jp/articles/-/52925?page=22022年5月26日閲覧。「女優を志したきっかけ」 
    11. ^ “AKB48かとれな卒業 来年2月20日で活動終了 今後は「ヘアメークのお仕事をしていきたい」”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2021年12月17日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/12/17/kiji/20211217s00041000166000c.html 2022年5月26日閲覧。 
    12. ^ “AKB入山杏奈、川栄の涙に「本物ですかね? 朝ドラ女優だからなあ」卒業公演終演後は笑顔で冗談”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年3月16日). https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/202203160001222.html 2022年5月26日閲覧。 
    13. ^ ORICON STYLE編集長のTwitter 2012年10月17日の発言 2012年10月17日閲覧。
    14. ^ a b “【オリコン】さしこ、ソロ2作目で初首位 AKB関連ソロ3人目”. オリコン. (2012年10月23日). https://www.oricon.co.jp/news/2017997/full/ 2012年10月23日閲覧。 

    外部リンク

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