コンテンツにスキップ

カランゲタン山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カランゲタン山
カランゲタン山
シアウ島ウル港から見たカランゲタン山
標高 (南峰)1,827 m
(北峰)1,784 m
所在地 インドネシアの旗 インドネシア
北スラウェシ州
位置 北緯2度46分40秒 東経125度24分27秒 / 北緯2.77778度 東経125.40750度 / 2.77778; 125.40750座標: 北緯2度46分40秒 東経125度24分27秒 / 北緯2.77778度 東経125.40750度 / 2.77778; 125.40750
種類 成層火山
最新噴火 2013年
カランゲタン山の位置(スラウェシ島内)
カランゲタン山
カランゲタン山
カランゲタン山の位置(スラウェシ島
カランゲタン山の位置(インドネシア内)
カランゲタン山
カランゲタン山
カランゲタン山の位置(インドネシア
プロジェクト 山
テンプレートを表示

カランゲタン山(カランゲタンさん、インドネシア語: Gunung Karangetang, アピ・シアウ山Api Siau)とも呼ばれる)は、インドネシアシアウ島の北側に位置する活火山である。シアウ島には約2万2000人の人々が住んでいる[1]1675年以来41回噴火をしているインドネシア国内でも活発な活動をしている火山の1つである。なお、1997年に起きた火砕流では3名が死亡した[2]

近年の火山活動

[編集]

2007年8月、噴火により近隣地域から住民が強制的に避難させられた[3]

2009年6月9日、インドネシア火山調査所英語版は、カランゲタン山の噴火警報をレベルオレンジの状態に引き上げた[4]

2010年8月6日、カランゲタン山は再び噴火し、溶岩を噴出し、また火山灰を数百メートルの高さまで空中に噴き上げた。4人の村人が行方不明になった[5][6]

2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震が太平洋全体に津波を引き起こした数時間後に、カランゲタン山は再度噴火した[7]。溶岩や高温のガス雲は山の斜面上に放出されたが、深刻な被害または死亡者の報告はなかった[7]

2013年4月4日、カランゲタン山は再び噴火した。

脚注

[編集]
  1. ^ Niniek Karmini (2010年). “4 feared dead after Indonesia volcano eruption”. Associated Press. 2010年8月6日閲覧。
  2. ^ 07/1997 (BGVN 22:07) Three people killed by a pyroclastic flow in June”. Index of Monthly Reports (Karangetang [Api Siau]). www.volcano.si.edu. 12 March 2011閲覧。
  3. ^ Arga, Adhityani (20 August 2007)"Top alert for Indonesia volcano, villagers evacuate", Reuters, 20 August 2007.
  4. ^ VSI Alert
  5. ^ Volcano in eastern Indonesia erupts; several people seriously hurt
  6. ^ Volcano erupts in eastern Indonesia
  7. ^ a b Indonesian volcano erupts”. stuff.co.nz/AP (12 March 2011). 12 March 2011閲覧。

参考文献

[編集]
  • "カランゲタン山(アピ・シアウ山)". Global Volcanism Program. Smithsonian Institution. 2012年6月30日閲覧

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]