鳥取地方裁判所
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(鳥取地裁から転送)
鳥取地方裁判所 | |
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所長 | 加島滋人 |
組織 | |
管轄区域 | 鳥取県 |
支部 | 倉吉、米子 |
担当検察庁 | 鳥取地方検察庁 |
上位裁判所 | 広島高等裁判所松江支部 |
下位裁判所 | 鳥取、倉吉、米子各簡易裁判所 |
概要 | |
所在地 |
〒680-0011 鳥取県鳥取市東町2-223 北緯35度30分19秒 東経134度14分9秒 / 北緯35.50528度 東経134.23583度座標: 北緯35度30分19秒 東経134度14分9秒 / 北緯35.50528度 東経134.23583度 |
法人番号 | 8000013030027 |
鳥取地方裁判所 |
鳥取地方裁判所(とっとりちほうさいばんしょ)は、鳥取県鳥取市にある日本の地方裁判所の一つで、鳥取県を管轄している。略称は、鳥取地裁(とっとりちさい)。倉吉、米子に支部を置いている。
鳥取県を管轄しており、鳥取地方裁判所には鳥取市に置かれている本庁のほか、倉吉市、米子市の2市に地方裁判所と家庭裁判所の支部を設置しているほか、前述の3箇所に簡易裁判所(鳥取簡易裁判所、米子簡易裁判所、倉吉簡易裁判所)を設置している。また鳥取、米子の2つの検察審査会も設置されている
沿革
[編集]- 1876年(明治9年)12月 - 現在の鳥取・島根両県を管轄する松江裁判所の鳥取支庁として設置される。
- 1877年(明治10年)2月 - 松江裁判所鳥取支庁の管轄下に米子区裁判所が設置される。
- 1882年(明治15年)1月 - 鳥取始審裁判所及び米子始審裁判所とそれぞれ改称される。
- 1883年(明治16年)1月 - 米子始審裁判所を廃止して鳥取始審裁判所米子支庁が設置される。
- 1885年(明治18年)10月 - 倉吉治安裁判所が設置される。
- 1890年(明治23年)11月 - 裁判所構成法の施行により、鳥取始審裁判所は鳥取地方裁判所に、鳥取始審裁判所米子支庁は鳥取地方裁判所米子支部に、倉吉治安裁判所は倉吉区裁判所と改められる[1]。
- 1947年(昭和22年)5月 - 区裁判所の廃止により、倉吉区裁判所は鳥取地方裁判所倉吉支部になり、また鳥取簡易裁判所、倉吉簡易裁判所及び米子簡易裁判所が設置される[1]。
- 1949年(昭和24年)1月 - 家庭裁判所制度の発足に伴い、鳥取家庭裁判所、同倉吉支部及び同米子支部が設置され,現在に至る。
所在地
[編集]- 本庁(鳥取家庭裁判所・鳥取簡易裁判所併設):鳥取県鳥取市東町2丁目223 北緯35度30分19秒 東経134度14分9秒 / 北緯35.50528度 東経134.23583度
- 倉吉支部(鳥取家庭裁判所倉吉支部・倉吉簡易裁判所併設):鳥取県倉吉市仲ノ町734 北緯35度25分50.4秒 東経133度49分23.3秒 / 北緯35.430667度 東経133.823139度
- JR山陰線 倉吉駅駅前バス乗り場2番から乗車,バス停「赤瓦・白壁土蔵」で下車,徒歩5分
- 米子支部(鳥取家庭裁判所米子支部・米子簡易裁判所併設):鳥取県米子市西町62 北緯35度25分45.4秒 東経133度19分39.5秒 / 北緯35.429278度 東経133.327639度
管轄
[編集]本庁・鳥取簡易裁判所
倉吉支部・倉吉簡易裁判所
米子支部・米子簡易裁判所
※ただし、裁判員の参加する刑事裁判、行政事件及び倉吉支部管内の執行事件(不動産競売、債権、財産開示)、合議事件、少年事件は本庁で取り扱う。
歴代所長
[編集](任期の後ろは異動先)
- 重吉孝一郎(2002年4月1日 - 2004年3月31日 大津地方裁判所・大津家庭裁判所所長)
- 永井ユタカ(2004年4月1日 - 2005年7月神戸家庭裁判所所長)
- 水野武(2005年7月 - 2006年12月 依願退官)
- 前坂光雄(2006年12月 - 2008年9月 和歌山地方・家庭裁判所所長)
- 田中澄夫(2008年9月 - 2010年2月 奈良地方裁判所・奈良家庭裁判所所長)
- 矢延正平(2010年2月 - 2011年12月 大阪高等裁判所判事)
- 橋本良成(2011年12月 - 2014年1月 定年退官)
- 井口修(2014年1月 - 2015年11月 依願退官)
- 川谷道郎(2015年11月 - 2017年6月 定年退官[2])
- 岩倉広修(2017年6月 - 2018年10月 大阪高等裁判所部総括判事[3])
- 本多久美子(2018年10月 - 2020年2月 京都家庭裁判所長[4])
- 牧真千子(2020年2月 - 2021年7月 広島家庭裁判所長[5])
- 森木田邦裕(2021年7月 - 2023年5月 京都家庭裁判所長[6])
- 加島滋人(2023年5月 - [7])
主な所属裁判官
[編集]出来事
[編集]- 2008年6月、鳥取地裁の事務官が同地裁及び鳥取家裁の職員約20人から集めた法曹会の会費約12万円を着服していたことが発覚した。法曹会から「会費が納められていない」と連絡があり、事件が発覚した[8]。事務官は懲戒処分を受け、被害も全額弁済したことから、起訴猶予処分となった[9]。