高品剛
表示
(高品正宏から転送)
たかしな ごう 高品 剛 | |
---|---|
本名 | 高品 正廣(たかしな まさひろ) |
別名義 | 高品 正広 |
生年月日 | 1950年11月20日(73歳) |
出生地 | 日本、千葉県旭市 |
身長 | 185 cm[1] |
血液型 | B型[2] |
職業 | 俳優 |
ジャンル | 映画、テレビドラマ、OV、舞台 |
活動期間 | 1973年 - 現在 |
事務所 | 加川事務所 |
公式サイト | 所属事務所によるプロフィール |
主な作品 | |
テレビドラマ 『大鉄人17』 『風雲! 真田幸村』 映画 『ドカベン』 舞台 『蜘蛛女のキス』 |
高品 剛(たかしな ごう、1950年11月20日[1][3][4] ‐ )は、日本の俳優。本名、高品 正廣(たかしな まさひろ)[1][注 1]。旧芸名、高品 正広(読み同一)[3][5]。
千葉県[3][4]旭市出身[2]。千葉県立銚子商業高等学校卒業[1][注 2]。ぷろだくしょん森[3]、大鷲プロ[6]、宝塚企画[4]を経て、加川事務所所属[7]。
来歴・人物
[編集]東映演技研修所に入り俳優生活をスタートし[8]、東映のテレビドラマを中心に端役で多数の作品に出演[5]。
1977年に映画『ドカベン』のオーディションに合格し、同作で岩鬼正美役を演じる[5][9]。本作での演技が東映プロデューサー七條敬三の目に留まり、同年放送された特撮テレビ番組『大鉄人17』の第16話よりレギュラー出演[5]。当時の紹介記事では「下積みが長かったので、これをきっかけとして役者としての自分を作り上げたい」と述べている[5]。
以後も映画やテレビで主に悪役として活動。舞台『幕末太陽傳』でも活躍し、さらにビクターから「恋のはぐれ街」という曲もリリースしている[10]。
趣味は乗馬[6][10]。特技は歌[3]、居合[6][4][1]。
出演
[編集]テレビドラマ
[編集]- アイアンキング 第14話「脳波ロボットの秘密」(1973年、TBS / 宣弘社) - 幻の水無月
- 非情のライセンス(NET / 東映)
- 仮面ライダーX 第26話「地獄の独裁者 ヒトデヒットラー!!」(1974年、MBS / 東映) - GOD工作員人間態
- Gメンシリーズ(TBS / 東映→近藤照男プロ)
- Gメン'75
- 第31話「男と女のいる特急便」(1975年) - 周二の過激派仲間
- 第190話「真犯人はこうして作られる」(1979年) - 岩佐
- 第195話「プロ野球殺人事件」(1979年) - 永山投手
- 第206話「催眠術殺人事件」(1979年) - 電車強盗犯
- 第234話「女たちの拳銃泥棒」(1979年) - スーパー強盗犯
- 第325話「帰って来たラーメン屋刑事」(1981年) - 鳥飼隆司
- 第331話「新・GメンVSニセ白バイ軍団」(1981年) - 大高署捜査四係元刑事
- 第340話「闇に切裂く連続女性殺人鬼」(1981年) - 北見トラ男
- Gメン'82(1982年)
- 第1話「GメンVS白バイ強盗団」 - 新里
- 第9話「車椅子の女」 - 矢島
- Gメン'75
- ザ・カゲスター 第6話「冷凍怪人どぶねずみ作戦!」(1976年、NET / 東映)
- 特別機動捜査隊 第781話「純愛の女」(1976年、NET / 東映) - 運転手
- 円盤戦争バンキッド 第11話「ラビよ自信を持て!!」(1976年、NTV / 東宝) - 警察官
- 大鉄人17 第16話「どこへ!? 消えた人消えた町」 - 第35話「さらばワンセブン 不滅のナンバー」(1977年、MBS / 東映) - 岩山鉄五郎 役
- ザ・スーパーガール 第12話「白い乳房が霊をよぶ」(1979年、12ch / 東映)
- 大都会 PARTIII 第41話「アメリカン・ポリス」(1979年、NTV / 石原プロ) - 田山
- 探偵物語 第8話「暴走儀式」(1979年、NTV / 東映ビデオ) - 祐二
- 西部警察シリーズ(ANB / 石原プロ)
- 西部警察
- 第13話「大門危機一髪!」(1980年) - 安井(矢藤組組員)
- 第29話「島原の子守唄」(1980年) - 青田(針尾組幹部)
- 第59話「残った一発の弾丸」(1980年) - 赤間茂
- 第107話「暴走トラック炎上!」(1981年) - 山岡裕次
- 第115話「ミクロの標的」(1982年) - 三井圭次
- 第125話「約束の報酬」(1982年) - 大原(森岡商事構成員)
- 西部警察 PART-II
- 第2話「大都会に舞う男」(1982年) - 有賀久
- 第11話「大激闘!! 浜名湖決戦 -静岡・後篇-」(1982年) - 岩城則夫
- 第23話「凶悪の焰」(1982年) - 松村(笠間組幹部構成員)
- 第39話「謎の亡命者」(1983年) - 梅村良一(誠心会構成員)
- 西部警察 PART-III(1983年)
- 第16話「大門軍団フォーメーション」 - 小川満率いるヒッピー軍団の一員
- 第25話「長いお別れ」 - 岡本源三の手下
- 西部警察
- 太陽にほえろ!(NTV / 東宝)※第660話から高品剛名義
- 第403話「罪と罰」(1980年) - 巡査
- 第469話「東京・鹿児島・大捜査線」、第470話「鹿児島・東京・大捜査線」(1981年) - 杉田刑事(鹿児島県警)
- 第518話「忘れていたもの」(1982年) - 水原
- 第593話「ジプシー再び」(1984年) - 中西昌治
- 第622話「ブルースの賞金稼ぎ」(1984年) - 尾崎克哉
- 第647話「護送車強奪」(1985年) - 西山の共犯
- 第660話「デューク刑事登場!」(1985年) - 伊藤武
- 第685話「ロッキーの白いハンカチ」(1986年) - 岩口良男
- 第709話「タイムリミット・午前6時」(1986年) - 前川
- 太陽にほえろ! PART2 第7話「逃げる」(1987年) - 殺し屋
- 必殺シリーズ(ABC / 松竹)
- 土曜ワイド劇場
- 京都殺人案内(ABC / 松竹) - 小杉刑事 役
- 第2作「呪われた婚約」(1980年)
- 第3作「嫁ぎ先の謎」(1980年)
- 第4作「亡き妻に捧げる殺人」(1981年)
- 第5作「母恋桜が散った」(1981年)
- 第7作「麻薬にけがされた修学旅行女子高生」(1983年)
- ダイエット三姉妹の旅情事件簿 第1作(1997年、ABC) - 小宮山栄次
- 温泉若おかみの殺人推理 第11作(2002年、ANB) - 野添源一郎
- 京都殺人案内(ABC / 松竹) - 小杉刑事 役
- 特命刑事 第1話「海底の黄金」(1980年、NTV / 東映) - ボート操縦士
- プロハンター 第2話「二重誘拐」(1981年、NTV / セントラル・アーツ)
- 噂の刑事トミーとマツ 第2シリーズ 第4話「トミー失神! マツの死を呼ぶ警察手帳」(1982年、TBS / 大映テレビ) - 荒神会のジョーズ
- ザ・ハングマンシリーズ(ABC / 松竹芸能)
- 新・女捜査官 第4話「秘密の夜を買う美人女医」(1983年、ABC / テレパック)
- 新・大江戸捜査網 第5話「女房殺し疑惑の刃」(1984年、TX / ヴァンフィル)
- あぶない刑事(1987年、NTV / セントラル・アーツ)
- 第26話「予感」 - 加藤
- 第47話「報復」 - オガタ
- アリエスの乙女たち 第17話「私の名は不倫少女」(1987年、CX) - 刑事
- あきれた刑事(NTV / セントラル・アーツ)
- 第3話「変身泥棒」(1987年) - 麻薬組織幹部(茶シャツ)
- 第17話「同級生は危険な女」(1988年) - 熊野商事幹部
- 三匹が斬る! 第9話「十手旅、義賊が吹いたシャボン玉」(1987年、ANB / 東映) - 佐渡の十左
- 大河ドラマ(NHK)
- 武田信玄(1988年)
- 太平記(1991年) - 窪田光貞
- 信長 KING OF ZIPANGU(1992年) - 本多重次
- もっとあぶない刑事 第3話「閉口」(1988年、NTV / セントラル・アーツ) - 一ノ瀬タカシ
- 暴れん坊将軍(ANB / 東映)
- 暴れん坊将軍III
- 第4話「血ぬりの一文銭」(1988年) - 文三
- 第22話「二人の新之助」(1988年) - 九十九勘十郎
- 第46話「おイモを生んだ目安箱」(1988年) - 高村彦九郎
- 第71話「お葉せんせいの恋治療!」(1989年) - 殺し屋・大沢軍兵衛
- 第114話「地獄へ道連れ! 美女と将軍」(1990年) - 酒井錦之助
- 暴れん坊将軍IV
- 第9話「人情! め組の成金騒動」(1991年) - 久島
- 第46話「男一匹! め組の紋次郎が燃えた!!」(1992年) - 熊造
- 第60話「大奥の殺人者!」(1992年) - 柳田勘助
- 暴れん坊将軍V
- 第31話「空を飛んだ米相場」(1993年) - 北川
- 第41話「対決! みちのく恋風剣法」(1994年) - 佐竹半十郎
- 暴れん坊将軍VI(1995年)
- 第23話「わが子を裁く鬼の父」 - 鮫五郎
- 第44話「大江戸あばれ主従」 - 家臣(一)
- 暴れん坊将軍VII 第14話「尾張宗春の謀叛」(1996年) - 赤心坊
- 暴れん坊将軍III
- 名奉行 遠山の金さん(ANB / 東映)
- 第1シリーズ 第4話「標的は純情くノ一」(1988年) - 来島虎太
- 第3シリーズ
- 第10話「お目付桜の子守歌」(1990年) - 橘権十郎
- SP4「美女の陰謀! 関八州あばれ旅」(1990年) - 日光の円蔵
- 第4シリーズ
- 第6話「大奥騒乱!千両箱の罠」(1991年) - 多十
- 第18話「奉行暗殺!長崎の女」(1992年) - 十蔵
- 第5シリーズ(1993年)
- 第14話「浮世絵連続殺人!」 - 羅門大膳
- 第26話「若年寄を救った女」 - 如月弥十郎
- 第6シリーズ 第16話「女金貸しの仇討ち」(1994年) - 染谷隼人
- 第7シリーズ 第5話「白い肌の誘惑 嫁姑の真剣勝負」(1995年) - 三蔵
- 第9シリーズ(金さんVS女ねずみ)第5話「たった一人の忠臣蔵」(1998年)- 川上甚内
- 風雲!真田幸村(1989年、TX / 東映) - 三好伊三入道
- お江戸捕物日記 照姫七変化 第8話「丁半!もろ肌脱ぎ!」(1990年、CX / 東映)
- 勝手にしやがれヘイ!ブラザー 第18話(1990年、NTV / セントラル・アーツ)
- 将軍家光忍び旅(ANB / 東映)
- 第1シリーズ 第9話「心優しい暗殺者」(1990年) - 魚崎
- 第2シリーズ 第4話「犬山には鬼が棲む」(1992年) - 剣持鬼十郎
- メタルヒーローシリーズ(ANB / 東映)
- 特救指令ソルブレイン 第11話 「愛と復讐の挽歌」(1991年) - 沼田勝一
- 特捜エクシードラフト 第33話「完成!
戦闘強化服 () 炎の黙示録編I」、第34話「生命を売る契約書 炎の黙示録編II」(1992年) - 湯田均 - 特捜ロボ ジャンパーソン 第33話「宇宙一の熱愛男」(1993年) - ドクター洞田
- 刑事貴族2 第12話「危険な二人旅」(1991年、NTV / 東宝) - 村岡保
- 裏刑事-URADEKA- 第5話「宝石強盗犯の妹を救え!」(1992年、ABC / 松竹)
- 火曜サスペンス劇場(NTV)
- 狙われた美人キャスター(1983年)
- 松本清張作家活動40年記念特別企画 「けものみち」(1991年) - 黒谷卓
- 殺人捜査(1992年 - 1998年) - 大久保刑事
- 往診ドクターの事件カルテ 第10話「盗撮された現場写真」(1992年、ABC / 総合ビジョン)
- 闇を斬る!大江戸犯科帳 第17話「人情裁き! 裏表二人奉行」(1993年、NTV / ユニオン映画) - 桑原多聞
- 麻酔(1994年、YTV)
- 江戸の用心棒II 第10話「大江戸ゴミ騒動」(1995年、NTV / ユニオン映画) - 青井市之進
- 超光戦士シャンゼリオン 第25話「怪盗クロアゲハ!」(1996年、TX / 東映) - 紳士/闇生物ブローダー
- 将軍の隠密!影十八 第18話「みちづれ・脱走犯の妻恋い唄」(1996年、テレビ朝日、東映)- 南海屋文兵衛(村上幸次郎)
- 金曜エンタテイメント / 熱血シングル・ファザー〜新聞記者・新庄圭吾の事件ファイル〜親バカ記者が暴く保険金殺人の罠!(2004年、CX)
- 松本清張没後20年特別企画・危険な斜面(2012年、CX / ユニオン映画) - 伊佐山刑事の上司
- 相棒 Season13 第14話「アザミ」(2015年、ANB / 東映) - 曲刑事
映画
[編集]- 暴力教室(1976年、東映) - 田島正夫
- ドカベン(1977年、東映) - 岩鬼正美
- サーキットの狼(1977年、東映) - 藤河鉄
- 帰らざる日々(1978年、日活) - 相沢
- 唐獅子株式会社(1983年、東映) - 佐川
- 必殺! THE HISSATSU(1984年、松竹)
- ランニングフォーエバー(1992年、創美企画)
- 無頼平野(1995年、ピターズ・エンド) - ウィスパー
- 長崎ぶらぶら節(2000年、東映)
- I am 日本人(2006年、ギャガ・コミュニケーションズ)
オリジナルビデオ
[編集]- 狙撃2 THE SHOOTIST(1990年、東映Vシネマ)
- バトル・チャレンジャー/激走(1993年、東映ビデオ)
- 実録・事件 北海道「夫殺し」冷凍怪奇事件(2003年、ケイエスエス)
- 魔性の女(2012年、マクザム)
舞台
[編集]- 幕末太陽傳(1991年、銀座セゾン劇場)
- 聖闘士星矢(1991年、青山劇場) - 辰巳
- 宮本武蔵(1993年、御園座) - 佐々木小次郎
- 蜘蛛女のキス(1996年・1998年、シアターアプル) - 刑務所長
- アニーよ銃をとれ(1997年、コマ・プロダクション) - ウィルソン
- 恋山彦(1997年、新橋演舞場) - 鐘巻七兵衛
- オズの魔法使い(1998年、コマ・プロダクション) - ヘンリーおじさん
- アイ・ラブ・ニューヨーク(2000年、シアターアプル)
- 大名お国替 引越し繁盛記(2001年、新歌舞伎座)
- ピュアマリー(2002年、青山劇場)
- HONK!(2002年、かめありリリオホール)
- ブギウギ時代(2002年、コマ・プロダクション) - 鬼沢刑事、石井亀次郎、三船敏郎
音楽
[編集]- シングル
- 恋のはぐれ街 / 男のメロディー(1991年、ビクターエンタテインメント)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 高品 正広とする資料もある[3]。
- ^ 千葉県立千葉高等学校卒業とする資料もある[3]。
出典
[編集]- ^ a b c d e 『日本タレント名鑑2004』VIPタイムズ社、2004年、215頁。ISBN 978-4990124229。
- ^ a b 『芸能手帳 タレント名簿録 VOL.30』音楽専科社、1995年、126頁。
- ^ a b c d e f g 『日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、120頁。
- ^ a b c d 『日本タレント名鑑1993』VIPタイムズ社、1993年、187頁。
- ^ a b c d e 『毎日新聞』1977年8月10日付朝刊、20面、ラジオ・テレビ欄。
- ^ a b c 『日本タレント名鑑'83』VIPタイムズ社、1982年、130頁。
- ^ プロフィール - 加川事務所
- ^ 『日本タレント名鑑'77』VIPタイムズ社、1977年、97頁。
- ^ “高品剛プロフィール”. gooニュース. NTTレゾナント. 2017年1月15日閲覧。
- ^ a b 『テレビ・タレント人名事典』日外アソシエーツ、1992年、443頁。ISBN 4-8169-1144-8。