コンテンツにスキップ

飛鳥山停留場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
飛鳥山駅から転送)
飛鳥山停留場
ホーム(2022年2月)
あすかやま
Asukayama
SA 16 王子駅前 (0.5 km)
(0.4 km) 滝野川一丁目 SA 18
地図
所在地 東京都北区滝野川一丁目
北緯35度45分0.6秒 東経139度44分14.7秒 / 北緯35.750167度 東経139.737417度 / 35.750167; 139.737417座標: 北緯35度45分0.6秒 東経139度44分14.7秒 / 北緯35.750167度 東経139.737417度 / 35.750167; 139.737417
駅番号 SA17
所属事業者 東京都交通局
所属路線 都電荒川線(東京さくらトラム)
キロ程 6.5 km(三ノ輪橋起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
993[1]人/日
-2019年-
開業年月日 1911年明治44年)8月20日
テンプレートを表示

飛鳥山停留場(あすかやまていりゅうじょう)は、東京都北区滝野川一丁目にある東京都交通局都電荒川線(東京さくらトラム)の停留場である。駅番号SA 17

歴史

[編集]

王子電気軌道の最初の開業区間として、大塚停留場(現・大塚駅前停留場)までの区間が営業を開始した際に起点の停留場として開業し、その後東京市電路線が乗り入れた。当初は現在の荒川線と線路がつながっていなかったが、王子電気軌道が買収されると線路がつながり、本郷方面から王子駅前まで乗り入れた。

戦後は都営トロリーバスも開通したものの、後から開通した2路線が廃止され、元の姿に戻った。

年表

[編集]
  • 1911年明治44年)8月20日:王子電気軌道飛鳥山上 - 大塚間開業時に飛鳥山上停留場として開業。
  • 時期不詳:飛鳥山停留場へ改称。
  • 1915年大正4年)4月17日:王子電気軌道飛鳥山 - 王子(現・王子駅前)間開業。
  • 1923年(大正12年)4月15日:東京市電飛鳥山線駒込駅前 - 飛鳥山間開業。
  • 1942年昭和17年)2月1日:王子電気軌道を東京市が買収。東京市電(現・東京都電車)滝野川線(現・荒川線)となる。
  • 1944年(昭和19年):戦時体制により滝野川線の営業を休止[2]
  • 1946年(昭和21年)7月10日:滝野川線の営業を再開[3]
  • 1949年(昭和24年)12月1日:飛鳥山線と滝野川線が接続。
  • 1957年(昭和32年)1月12日:トロリーバスの飛鳥山停留場が開業。
  • 1968年(昭和43年)3月31日:トロリーバス廃止。
  • 1971年(昭和46年)3月18日:飛鳥山線の廃止に伴い、滝野川線のみの停留場となる。

停留場構造

[編集]

相対式ホーム2面2線を有する。飛鳥山線が存在したころは上下渡り線があった。

乗車ホーム 路線 方向 行先
西側 SA 都電荒川線
(東京さくらトラム)
上り 三ノ輪橋方面
東側 下り 早稲田方面

停留場周辺

[編集]

バス路線

[編集]

最寄りのバス停留所飛鳥山停留所である。以下の都営バスの路線が通る。

隣の停留場

[編集]
東京都交通局
SA 都電荒川線(東京さくらトラム)
王子駅前停留場 (SA 16) - 飛鳥山停留場 (SA 17) - 滝野川一丁目停留場 (SA 18)

脚注

[編集]
  1. ^ 東京都 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
  2. ^ 『わが街わが都電』東京都交通局、1991年8月。 
  3. ^ 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳 : 全線・全駅・全廃線 5号』新潮社、2008年9月。 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]