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韮澤雄也

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韮澤 雄也
広島東洋カープ #54
2022年6月18日 マツダスタジアム
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 新潟県魚沼市
生年月日 (2001-05-20) 2001年5月20日(23歳)
身長
体重
177 cm
83 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 内野手
プロ入り 2019年 ドラフト4位
初出場 2022年5月3日
年俸 800万円(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

韮澤 雄也(にらさわ ゆうや、2001年5月20日 - )は、新潟県魚沼市出身[2]プロ野球選手内野手)。右投左打。広島東洋カープ所属。

経歴

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プロ入り前

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小学1年から新潟南リトルで野球を始め、魚沼市立堀之内中学校時代は新潟シニアに所属し、2年時には日本選手権、3年時にはジャイアンツ杯に出場した[2]

花咲徳栄高等学校では1年春からベンチ入りし[2]、夏の全国高等学校野球選手権大会では控え選手ながら埼玉県勢初の全国制覇を経験[3]。1年秋から3番・遊撃手のレギュラーを掴み、2年夏の全国高等学校野球選手権大会では、2回戦で横浜高校に敗れたが[4]及川雅貴から適時打を放つなど2試合で5打数2安打[5]。3年夏の全国高等学校野球選手権大会は初戦敗退に終わるが[6]、3年連続で夏の甲子園に出場した[7]。高校通算16本塁打を記録[8]。高校の1学年上に野村佑希、1学年下に井上朋也、2学年上には西川愛也清水達也、2学年下に味谷大誠がいた[9]U-18ワールドカップの日本代表では一塁手として全試合に出場し[2]、打率.345、4打点の活躍で一塁手のベストナインに選ばれた[10]

2019年10月17日に行われたプロ野球ドラフト会議にて広島東洋カープから4巡目指名を受け、11月18日に契約金4000万円、年俸500万円で仮契約を結び、入団[2][11]

広島時代

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2020年は、ウエスタン・リーグ68試合に出場し、打率.229、0本塁打、13打点の成績だった。守備は遊撃、二塁、三塁を守り、本職の遊撃では19試合で2失策、守備率.975と高い数字を残した[12]

2021年は、ウエスタン・リーグに74試合出場し、打率.255。打撃に力強さが加わり、前年0本だった本塁打も4本記録した[13]

2022年は、5月3日の読売ジャイアンツ戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)で一軍初出場を果たす[13]。その後は二軍に降格するが、8月16日にチーム内で多数の新型コロナウィルス陽性者が出たため、急遽一軍に昇格する[14]。8月17日の中日ドラゴンズ戦でプロ初スタメンを果たし、8月21日の横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)で京山将弥からプロ初安打を記録した[13]。一軍での出場は7試合で打率は.100だった[15]

2023年は、初めて開幕一軍を迎える[16]。4月28日の中日ドラゴンズ戦(マツダスタジアム)で延長12回の二死満塁の場面で代打起用されると押し出し四球を選びサヨナラ勝利。プロ初打点を記録した[17]。その後も一軍帯同が続いたが、7月3日に登録抹消[18]。9月10月には、ウエスタン・リーグで打率.366、出塁率.418の成績を残し、ファーム月間MVPを受賞した[19]。10月19日の阪神タイガースとのクライマックスシリーズ第2戦の初戦(甲子園球場)では、二軍で対戦した際の村上頌樹との相性を買われ、8番・一塁手としてスタメンに抜擢されるが、2打数無安打。さらに9番村上の打球を捕球できずにヒットにしてしまうプレーもあり、1試合で登録抹消となった[20]。二軍では、50試合の出場で打率.289と安定した打撃成績を残すが、一軍では45試合に出場し打率.140と結果を残せなかった[15]

選手としての特徴・人物

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巧みなバットコントロールで広角に打ち分ける打撃と堅実な守備が武器の内野手[21][22]

愛称は苗字にちなんだ「ニラ」「ニラレバ」「レバニラ」「ニラ玉」など多数あり、その中で気に入っているのは「ニラ」「ニラレバ[23]

魚沼市にある実家は米農家で、祖父母がコシヒカリを作っている[24]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2022 広島 7 12 10 0 1 0 0 0 1 0 0 0 1 0 1 0 0 1 0 .100 .182 .100 .282
2023 45 55 50 5 7 2 0 0 9 3 0 0 0 0 5 1 0 13 3 .140 .218 .180 .398
通算:2年 52 67 60 5 8 2 0 0 10 3 0 0 1 0 6 1 0 14 3 .133 .212 .167 .379
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績

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一塁 二塁 三塁 遊撃
















































2022 広島 - 3 4 10 1 0 .933 - -
2023 20 26 1 0 4 1.000 5 6 10 0 2 1.000 3 4 6 1 3 .909 2 1 6 0 1 1.000
通算 20 26 1 0 4 1.000 8 10 20 1 2 .968 3 4 6 1 3 .909 2 1 6 0 1 1.000
  • 2023年度シーズン終了時

記録

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初記録

背番号

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  • 54(2020年 - )

脚注

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  1. ^ 広島 - 契約更改 - プロ野球」日刊スポーツ。2023年11月12日閲覧
  2. ^ a b c d e 金子真仁「広島4位韮沢仮契約、徳栄ビーチ走り課題走力克服だ」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2019年11月18日。2020年2月3日閲覧
  3. ^ 「もう一度甲子園に」偉大な先輩の背中を見て学んできた韮澤雄也(花咲徳栄)【前編】」高校野球ドットコム、2019年6月30日。2024年7月20日閲覧
  4. ^ 花咲徳栄、連覇逃すも驚異の追い上げ見せた!指揮官「点差離れていても粘ってくれた」」スポニチアネックス、2019年8月14日。2024年7月20日閲覧
  5. ^ 3年連続の聖地へ!目指すは全国区のショートストップ!韮澤雄也(花咲徳栄)の決意」高校野球ドットコム、2018年11月1日。2024年7月20日閲覧
  6. ^ 17年V花咲徳栄、初戦敗退 終盤2度追いつくもミスに泣く」スポニチアネックス、2019年8月12日。2024年7月20日閲覧
  7. ^ 埼玉5連覇、3年連続夏の甲子園を経験した韮澤雄也が駆け抜けた最後の夏とは?」高校野球ドットコム、2019年10月16日。2024年7月20日閲覧
  8. ^ 【埼玉】花咲徳栄・韮沢が4安打…ロッテ・スカウト絶賛「広角に打てる」」スポーツ報知、2019年7月13日。2024年7月20日閲覧
  9. ^ 花咲徳栄は高校歴代最長 明治大は13年連続狙う ドラフト指名続くチーム、今年もプロ輩出なるか」AERA dot.、2022年6月16日。2024年7月20日閲覧
  10. ^ 【侍U18】奥川と韮沢がベストナインを受賞 南アフリカ戦で2発の西が最多本塁打」スポーツ報知、2019年9月8日。2024年7月20日閲覧
  11. ^ 韮澤雄也選手と仮契約のお知らせ」『広島東洋カープ公式サイト』2019年10月17日。2019年11月10日閲覧
  12. ^ 広島・韮沢”菊池塾”で名手の技学ぶ 「捕球の確実性上げたい」」デイリースポーツ、2020年12月25日。2021年2月21日閲覧
  13. ^ a b c 「強いライナーで右中間・左中間を抜いていくイメージを」プロ3年目で一軍初安打を記録したカープ韮澤雄也が語る打撃意識」広島アスリートマガジン、2022年9月19日。2023年3月16日閲覧
  14. ^ カープ 佐々岡監督と選手7人が新型コロナに感染」NHK、2022年8月16日。2023年3月16日閲覧
  15. ^ a b ブレイク必至!?広島、次世代のスター候補選手6人。期待の若手有望株(プロスペクト)は」ベースボールチャンネル、2024年2月7日。2024年4月7日閲覧
  16. ^ 広島・韮澤雄也 近い将来のため、確固たる決意で/初めての一軍生活」週刊ベースボールONLINE、2023年6月1日。2024年4月7日閲覧
  17. ^ 菊池から!!広島サヨナラ 4年目・韮沢が代打で延長十二回“大仕事”劇的プロ初打点 憧れ菊池とお立ち台」デイリースポーツ、2023年4月28日。2024年4月7日閲覧
  18. ^ ヤクルト山田哲人、阪神才木浩人、広島玉村昇悟、西武佐藤隼輔、ロッテ岩下大輝ら抹消/3日公示」日刊スポーツ、2023年7月3日。2024年4月7日閲覧
  19. ^ 2軍MVPに巨人・井上と広島・韮沢」サンスポ、2023年10月10日。2024年4月7日閲覧
  20. ^ 初戦スタメン抜てきの広島・韮沢が登録抹消 SNSでは擁護の声「さすがに気の毒」「首脳陣の考え方が理解できん」「メンタル心配」」デイリースポーツ、2023年10月19日。2024年4月7日閲覧
  21. ^ 広島ドラフト4位、花咲徳栄高・韮沢が入団合意 “赤ヘル軍団”の先輩見習い「将来は首位打者を」」『埼玉新聞』2019年11月19日。2023年5月6日閲覧
  22. ^ カープ・ドラフト4位の韮澤雄也が初のキャンプで体感した球界トップクラスの守備 (2/2)」『アスリートマガジンWEB』2020年5月23日。2023年5月6日閲覧
  23. ^ 広島・韮澤雄也内野手「ニラ」か「ニラレバ」。別に怒りませんよ/ニックネーム | 野球コラム」『週刊ベースボールONLINE』2020年2月2日。2023年5月6日閲覧
  24. ^ 広島4位韮沢、実家は新潟コシヒカリ農家/こんな人」日刊スポーツ、2019年11月18日。2024年4月7日閲覧
  25. ^ 広島・菊池5安打で韮沢のサヨナラ四球も演出 初回に史上132人目の1500安打達成で乗った!」『スポーツニッポン』2023年4月28日。2023年4月28日閲覧

関連項目

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外部リンク

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