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Help:リンク

青リンクから転送)

ウィキペディア日本語版ヘルプページです。元文書はメタウィキヘルプです。


インターネットではハイパーリンクによって文書同士がつながっていて、簡単に別の文書を参照できます。ウィキペディアではリンクは主に3種類に区別されます。ウィキペディア日本語版の中でリンクをするウィキリンク、関連プロジェクトなどにリンクをするウィキ間リンク、そしてURLアドレスを指定してリンクをする外部リンクです。それぞれ異なった見栄えで表示できるよう、CSSの定義が割り当てられています。ここではリンクの様々な種類と、表記法、また割り当てられるCSSのクラスについて詳しく説明します。

ウィキペディアでハイパーリンクを表記する方法の簡単な解説は、Help:ページの編集#リンクをご覧ください。

ウィキリンク

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ウィキリンク(または内部リンク)は、日本語版ウィキペディア内にある別のページへリンクします。ウィキリンクを表記するには、リンクする先のページ名を2連の角括弧 [[ ]] で囲みます。例えば、「[[あい]]」と表記すると、「あい」と表示され、ページ「あい」にリンクされます。

パイプ付きリンク
ウィキリンクでは、バーティカルバー|」、パイプ記号)を用いることで、リンクが付けられた文字列(リンクラベル)とリンク先のページ名を異なる文字列で表示することが可能です。例えば、「[[あい|うえ]]」と表記すると、「うえ」と表示され、ページ「あい」にリンクされます。前がリンク先、後が読ませたい文字です。リンクのtitle属性にも「あい」が設定されます。このリンク表記は「パイプ付きリンク」と呼ばれています。
赤リンク
普通の内部リンクで同じウィキ(日本語版ウィキペディア)内のリンク先のページが存在しない場合、ページを作成するためのリンクとして表示されます。(「存在しない記事名の例」、これは表示イメージで、実際のリンクではありません)この際、リンクラベルは初期設定では赤い色で表示されることから「赤リンク」と呼ばれています。赤リンクには、 CSSのクラス new が割り当てられます。なお、通常のリンクが「リンク」と呼ばれることがあります。(訪問済みページへのリンクは初期設定では違う紫色です。後述の「ウィキ間リンク」や外部リンクも青や紫の色設定は同様です。)
リンク先のページが、日本語版には現在ないが他の言語版にある場合には、{{仮リンク}}が使用できます。このテンプレートもリンクラベルを変更でき、そうするにはテンプレート引数を使用します。
自己リンク
リンクが表示されているページ名とリンク先のページ名が同一である場合、リンクラベルは太字(ボールド体)で表示されます。モバイルビューの場合は、太字にならず通常の文字と同じように表示されます。例えば、このページで「[[Help:リンク]]」と表記すると、Help:リンクと表示されます。このようなリンクは「自己リンク」(mw:Special:MyLanguage/Help:Self link)と呼ばれています。自己リンクには、CSSのクラス selflink が割り当てられます。
コロンの用法
画像・音声などのファイルカテゴリ言語間リンクは通常のウィキリンクとは違った結果をもたらします。これを回避するためには、先頭にコロン (:) を付加します。例えば、[[:ファイル:Mediawiki.png]][[:Category:Help]][[:fr:Help:Link]]のように表記します。これは「コロンの裏技」と呼ばれています。
サブページが有効な名前空間にあるページで、先頭がスラッシュ (/) で始まる記事にリンクしても、リンクを表記したページのサブページへのリンクとして扱われてしまいます。これを回避するには、先のカテゴリや言語間リンクと同様に、先頭にコロン (:) を付加します。例えば、[[:/cloudy]]と表記することで、「/cloudy」と表示され、「/cloudy」にリンクされます。

スタブ機能

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ページサイズが小さい記事の色を変えたりする、スタブ機能は廃止されました。

ページが標準名前空間にあり、リダイレクトではなく、かつ、ウィキテキストのバイト数が個人設定で設定されている「スタブ閾値」よりも小さい場合、存在するページへのウィキリンクは、クラス stub が割り当てられます。

この機能によって、加筆する必要があるような、とても短いページへのリンクを直ちに識別することができます。また、閾値を非常に大きい値に設定することで、次のようにも使用できます。

  • とても大きくて重すぎるページを見付ける。ただし、基準はウィキテキストのサイズなので、たとえテキストの量が小さくても、テンプレートやファイルの呼び出しが原因で重くなっているページもあります。
  • リンク先が標準名前空間のページかを見分ける。ただし、リダイレクトとは区別がつきません。
  • リダイレクトを回避するような雑草取りの作業時に、リダイレクトを見付ける。

転送リンク

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特定の版やページ名を伏せてリンクをさせたい場合、「特別:転送/」(Special:Redirect/)を使うことにより、転送することが可能です。

ウィキ間リンク

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ウィキ間リンクインターウィキリンク)は、あらかじめ登録されている別のウェブサイト上のページへリンクします。「ウィキ間」という名前から想像されるのとは違って、リンク先はウィキサイトである必要はないのですが、リンク元のウィキサイトにおいて、インターウィキ・マップに掲載されているサイトでなければなりません。

ウィキ間リンクには、CSSのクラス exitw が割り当てられています。マークアップはウィキリンクと同じ形式ですが、リンク先にプレフィックス(接頭辞)をつけることで、リンク先のサイトを指定します。例えば、ウィキメディアプロジェクト内および他の多くのウィキでは [[wikipedia:Main Page]] と書くことで、ウィキペディアのメインページにリンクすることができます。プレフィックスは、ウィキリンクと同じパイプ付きリンクのマークアップで隠すことができます。

リンク先のページ・記事が存在しない場合でも「赤リンク」にはならず、通常のリンク色のままです。外部リンクアイコンはつきません。

プロジェクト内のウィキ間リンク

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ウィキ間リンクを使ってプロジェクト内のページにリンクすることはできますが、日本語版ウィキペディアでは “ja:” のプレフィックスがついているリンクはウィキリンクと同じように処理しますので、あまり意味がありません。プロジェクトによっては、プロジェクト内へのウィキ間リンクは他のサイトへのリンクとして認識しますが、MediaWikiソフトは、ウィキ間リンクのリンク先のページの有無を検出しませんので、未作成のページへのリンクを区別する特別の体裁もありませんし、リンク先が未作成のページであっても、編集ページではなく閲覧用ページにとびます。さらに、自己リンクであるかを識別することもしません。したがって、利点はあまりありません。

言語間リンク

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他の言語の記事へのリンクは言語間リンクと言います。

ウィキリンクとウィキ間リンクのマークアップ一覧

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コード 結果 リンク先 説明
基本的なウィキリンク
[[a]] a a aへリンク。最も簡単なウィキリンク。
[[a b]] a b a b 複数の単語。 Adobe Acrobat
[[a]][[b]] ab a と b 隣り合うリンクは、abが一つののリンクのように見えるが、別々にリンクされている。ポイントするとリンク先がそれぞれ表示されるので区別できることがある。避けた方が良い(WP:記事どうしをつなぐ#連続した単語へのリンクは避ける)。
[[a#b]] a#b ページaのセクションb リンク先のページはaだが、ページa内のセクションbにリンクされる。bはいずれの階層のセクションであってもリンク可能。セクションbが無い場合、ページaの先頭にリンクされる。
{{anchors}}を使うと、セクション以外の任意の点にもリンク先を作れる。
ツールチップでは、記事のプレビューはaの冒頭部分、title属性は「a」のみとなる。
次元#独立要素数
[[a b]]c a bc a b リンク名が、リンク先の直後の文字列まで含めた長い単語に拡張される(ラテン文字の場合)。 Japanese
ウィキ間リンク
[[a:b]] (表示なし) 言語a版のページb aが言語用プレフィックスの場合。「他の言語」欄にリストされ、文章としてはなにも表示されない。(従来形式の言語間リンクノートページでは無効で、単なるリンクとなる) (表示なし)
[[:a:b]] a:b 言語a版のページb aが言語用プレフィックスの場合。ウィキテキスト中の記述した位置にリンクが生成される。「他の言語」欄には表示されない。この例では、「a」は言語用プレフィックスではないので、このウィキでの「a:b」の記事指定となる。 en:wikitext language
[[q:b]] q:b 他サイトqのページb qがプロジェクト用プレフィックス(ウィキクォート、引用集)の場合。 wikt:b
パイプ付きリンク[注 1]
[[ab|c]] c ab リンク先はabだが表示されるリンク名はcになる。 山田
[[a#b|c]] c[broken anchor] ページaのセクションb リンク名はcになる。 田中
[[:a:b|c]] c 他サイトaのページb リンク名はcになる。 ウィキテキスト言語
[[a|b|c]] b|c a 2番目のパイプは通常のテキストとして取り扱われる。
[[a|b]]c bc a リンク先はaだが、リンク名には直後のcが取り込まれる。
パイプの裏技
入力: [[a (b)|]]
保存後: [[a (b)|a]]
a a (b) 閉じ括弧の直前にパイプ | を挿入すると、生成時に半角括弧部分を除いた文字列をリンク名として表示する。
入力: [[a, b|]]
保存後: [[a, b|a]]
a a, b 閉じ括弧の直前にパイプ | を挿入すると、生成時にコンマ以降を除いた文字列をリンク名として表示する。
入力: [[q:a|]]
保存後: [[q:a|a]]
a q:a 閉じ括弧の直前にパイプ | を挿入すると、生成時に最初のコロンより前のプレフィックスを除いた文字列をリンク名として表示する。コロンの前の文字列はプレフィックスでなくても動作する。
入力: [[q:en:a|]]
保存後: [[q:en:a|en:a]]
en:a q:en:a 複数のコロンがあると最初のコロンの前だけ隠す。
入力: [[q:a (b)|]]
保存後: [[q:a (b)|a]]
a q:a (b) 閉じ括弧の直前にパイプ | を挿入すると、生成時に最初のコロンより前のプレフィックスと、半角括弧部分を除いた文字列をリンク名として表示する。
その他
a[[b]] ab b リンクの直前にあるaは取り込まれない。
[[a]]''b'' ab a 二重のアポストロフィー''でbを括って斜体にすると、リンク名に含まれない。参考:「Help:ページの編集#太字・斜体
[[a]]'''b''' ab a 三重のアポストロフィ'''でbを括って太字にすると、リンク名に含まれない。
[[a]]<nowiki>b</nowiki> ab a リンクの直後にあるbは取り込まれない。
[[a|b]]c<nowiki>d</nowiki> bcd a [[a|bc]]<nowiki>d</nowiki>と同じ結果になる。
<nowiki>[[a]]</nowiki> [[a]] (なし) 入力した通りのテキストがリンクなしで表示される。
b[[a|<span style=color:yellow>a</span>]]c bac a

リンクに色を付けられる。 {{Font color}}も使える。

外部リンク

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外部リンクは、URLを全文で指定することで、任意のウェブページへ直接リンクします。CSSでは、クラス external が割り当てられていて、後ろに外部リンクのアイコン画像が付くようになっています(ja.wikipedia.org内を含む、後述)。

外部リンクは以下のように記述します。

[https://www.example.org リンク名]

表示結果:リンク名

空白がURLとリンク名を分離しています。リンク名がない場合は、ページ内で順番に番号付けされます。例えば、[https://www.example.org][1]となります。上付き表示が期待される脚注とは似ていますが、異なります。角括弧無しのリンクは、URLがそのまま表示されます。例えば https://www.example.org のようにです。この時、URLの後に空白を入れるのを忘れないでください。

内部リンクの場合と違い、[https://www.example.org a]s のように、閉じ括弧直後の文字はリンク名に含まれません。as となります。

特殊文字を含むURL

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[ ] および半角スペースで区切っているため、ほとんどのURLではこの問題は生じませんが、URLに [ ] (角括弧)や半角スペースを含む場合、MediaWikiはその区切りを正確に認識できません。以下のように置き換える(いわゆるURLエンコード)ことでリンクできます。

  • [ は %5B
  • ] は %5D
  • 半角スペース は %20

※これは特に意味の無い検索結果へのリンクです。

同じプロジェクトへの外部リンク

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外部リンクはリンク中に特別なURLパラメータを使うためにしばしば使われます。外部リンク形式を使うことで、ページの履歴へのリンク、ページのプレビュー画面へのリンク、特定の2版間の差分表示へのリンクなどが可能になります。

一般的に、同じプロジェクト内の普通のページには内部リンク形式を使います。内部リンクの利点は、リンク先の存在の検出です。また、一部が内部リンク形式で、一部が外部リンク形式を用いていると、バックリンクを捜すために「リンク元」と「外部リンクの検索」(下記を参照)を両方使わなければならなくなります。セクションやアンカーからのバックリンクの検出のためには、内部リンクに加えて、CSSのスタイルで "display=none"を指定した外部リンクも付け加えることができます(下記を参照)。

プロジェクト間で共有する文書では、 "fullurl" のマジックワードを使うと便利です。

矢印アイコン

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ベクタースキンやモノブックスキンでは、一部を除く[注 2]外部リンクの後に矢印アイコンが生成されます。これは、 class="plainlinks" で止めることができます。

  • https://ahttps://a を返します。
  • <span class="plainlinks">https://a</span>https://a を返します。

MediaWiki:Common.cssなどで指定をすれば、PDFファイルへのリンクになどの固有のアイコンをつけることができます。現在の設定では https://a.pdfhttps://a.pdf を返します。

番号をとばす

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何らかの理由で外部リンクに自動的に付けられる番号を途中でとばすには、CSSの "display:none" スタイルを使う裏技があります。例えば [https://meta.wikimedia.org]<span style="display:none">[https://a]</span>[https://meta.wikimedia.org]とすると [2][3][4]となります。

なお、条件文の偽の値の指定などは機能しないので注意してください。これは、外部リンクのカウントがテンプレートや条件文の展開の後に行われるからです。

外部リンクの検索

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ウィキメディアプロジェクトにインストールされている特別:外部リンク検索の機能では、指定したURLを含む全ページを検索できます。この機能では、externallinksテーブルを使い、指定した文字列をURLに含むプロジェクト内のページを、リンク先ごとにまとめて一覧で出力します。*をワイルドカードとして、トップレベルドメイン単位で検索したり(例えば特別:外部リンク検索/*.nl)、セカンドレベルドメイン単位で検索すること(例えば特別:外部リンク検索/*.go.jp)もできます。ドメイン名を完全に指定する場合、URLの残りの部分を追加で指定することもできます(この場合、自動的に前文一致検索になります)。例えば特別:外部リンク検索/ja.wikipedia.org/wiki/Portalのようにします。

注意

  • 既定ではhttp://の外部リンクを検索します。https://の外部リンクを検索する場合はそのように指定する必要があります。
  • URLの中にコロン (:) が含まれていると、検索が働かないことがあります。
  • MediaWikiのページ名は、URL中にスペースの代りにアンダースコアを使用しています。外部リンクの検索で指定するときにも、アンダースコアを使用する必要があります。
  • 大文字・小文字の区別や、アンダースコアの数、"index.php"の有無など、表記の異なる複数のURLが同じリンク先へリンクしていても、外部リンクの検索ではこれらを区別し、表記の仕方の違うURLは検出されません。したがって、外部リンクを作るときには、「外部リンクの検索」機能を最大限利用するためにも、URLの正式名を使用してください。特に、リンクをクリックしたときに、リンク先でアドレスバーに表示されているリンクが異なる場合には、リンク中のURLを修正してください。
  • リストはURLのUnicode順です。アンダースコアは空白と違い、Zとaの間に来ることに注意してください。

このバックリンク機能の点からは、外部リンク形式はウィキ間リンク形式よりも便利です。「外部リンクの検索」ではアンカーやその冒頭部分を指定することもできます(下記を参照)。したがって、「外部リンクの検索」ではセクションやアンカーへの逆リンクも検出できます。この点からは、外部リンクは内部リンクよりも優れています。内部リンクと外部リンクの利点を両方合わせるために、両方のリンクを書き込み、<span style="display:none">https://...</span>を使って外部リンクを表示させないようにすることができます。

アンカー

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アンカーとは、ページ内のリンク先の指定です。[[#例1]]の形式のリンクは、ページ内のアンカー「例1」にリンクします。セクションの先頭には、セクションの名前のアンカーが自動的に作られます。加えて、ページの先頭にはアンカー[[#top]]が与えられています。たとえば、[[#ウィキリンク]]は、このページの最初のセクションへのリンク、#ウィキリンクとなります。

セクションの冒頭以外の任意の位置にアンカーをおくこともできます。それにはTemplate:Anchorsを使うか、HTMLコード<span id="アンカー名"></span>を使います。

同じ見出しを持った複数のセクションがある場合、生成されたHTML文書においては、2つめのセクション以降には自動的に "_2" や "_3" などを追加したアンカー名が設定されます。各セクションに明示的にアンカーが指定されている場合はこのようなことはおきません。Help:セクション#セクションへのリンクも参照してください。

アンカーリンクは、すべての形式のリンクにおいて、ページ名に付加することができます。例: Help:ページの編集#リンクm:ヘルプ:ページの編集#リンク

ただし、外部リンク形式でアンカーリンクを張る場合、半角スペースはアンダースコア(_)に置き換え、日本語などマルチバイト文字のアンカーは、UTF-8URLエンコードする必要があります。例:https://meta.wikimedia.org/wiki/ヘルプ:ページの編集#リンク、URL

上述の通り、外部リンク形式を使った場合、外部リンクの検索が使えます。例えば、[5] には、 特別:Linksearch/meta.wikimedia.org/wiki/Help が使えます。

外部リンクの検索では前文一致検索をするので、複数桁にわたる番号を使ったアンカー名を使う場合には、冒頭に0を入れると便利です。頭の0を使わない場合、「1」へのリンクを捜すときに、「10」などもヒットしてしまうからです。この方式は例えば en:Portal:Current events/DateHeader2 で使われています。また、例えば "a" と "ab" のアンカーがあるとすると、 "a" へのリンクを検索すると、 "ab" へのリンクもヒットしますので、これを避けるために "_a" と設定することができます。

また、アンカーに複数の要素が含まれるときには、もっとも重要な要素を前に持ってくるのが便利でしょう。例えば、年月日付を示すアンカーをおくときには、 YYYY-MM や YYYY-MM-DD、あるいはある年についてのページなら、 MM-DD とし、上の桁には0を補うことができます(参照: en:Calendar_date#Big_endian_forms.2C_starting_with_the_year[リンク切れ], meta:Help:Date formatting and linking#Link to date content other than required for autoformatting)。これはページ名でも同じことが言えますが、ページ名はアンカーと違って表面に大きく現れますので、バックリンク検索の便以外にもさまざまな要素に支配されるでしょう。もしセクションの見出しと異なるアンカーを設定したいときには、明示的にアンカーをおいてください。

サブページ機能

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MediaWikiにはサブページ機能がありますが、使用可能かどうかは、プロジェクトまたは名前空間によります。もし使用可能であれば、スラッシュを使うことで、複数ページの間にツリー構造を作ることができます。ページA/b はページA の子ページになり、逆にページA はページA/b の親ページになり、[[/b]]のような相対リンクを使うことができます。詳しくはHelp:サブページを参照してください。

文字の変換

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Help:ページ名の規則に従って、ウィキリンクおよびウィキ間リンクでは、特殊文字の文字参照などに対しては自動的に変換が行なわれます。例えば、[[Help:%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF]]は自動的に Help:リンク になります。しかし、外部リンクでは逆のことが起きます。つまり、文字が実体参照値に変換されるのです。例えば、ほとんどのブラウザでは、".../wiki/!" は ".../wiki/%21" に変換されます。

リダイレクトに%70のようなコードがあると、リダイレクトが機能しません。ただし、リダイレクトページからのリンク自体は機能します。したがって、一旦リダイレクトページに行った後、そこに示されているリンクをクリックしてリダイレクト先に行くことになります。

その他

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リンクの追加の効果

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  • 関連ページの更新状況
  • リンク元(バックリンク)
  • 日付の整形
  • パイプ付きリンクのパイプの後に空白を使うと([[メインページ| ]])は、リンクを表示せず空白だけを表示しますが(おそらくブラウザに依存)、「関連ページの更新状況」や「リンク元」には表示されます。

リンクのポップアップボックス

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一部のブラウザでは、リンク上にカーソルをおいたままにすると、リンクのHTMLタイトル属性のテキストを含むポップアップボックス (hover box) が表示されます。MediaWikiでは、ウィキリンクならば、リンク先のページ名、ウィキ間リンクならプレフィックス付きのページ名、外部リンクならURLを表示するように設定されています。

これは個人設定で無効化することができます。機能を停止しても、ブラウザのステータスバーに同様な情報がリンク先のURLとして表示されます。

この機能の効果を踏まえると、パイプ付きリンクはたとえリンク先に行かなくても便利に使うことができます。例えば、別名をポップアップボックスに表示させることができます(例: NPOV)。リンクさせずにポップアップボックスだけを利用することも可能です。m:Template:H:titleを参照してください。

ページからのリンク

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{{SERVER}}{{SCRIPTPATH}}/api.php?action=query&prop=links&titles=''pagename''というクエリを使って、名前空間ごとにUnicode順に整列された、特定のページからのリンクを表示することができます。例: //ja.wikipedia.org/w/api.php?action=query&prop=links&pllimit=500&titles=Help:リンク

  • 注意:ページ名に半角空白が含まれている場合は、ページ名をそのまま入力しても最初の半角空白の直前の文字までしかページ名として認識されません。また、名前空間名に全角文字を含む場合(例:ノートまたは会話と表示される会話用名前空間、利用者名前空間、ファイル名前空間)や、ページ名の名前空間以外の部分で全角文字と半角文字が混在している一部のページでは、ページ名をそのまま入力しても正しく表示されません。このような場合は、以下のようにしてください。

注釈

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  1. ^ パラメータでリンク名を指定するリンク、パイプ記号を使うため「パイプ付きリンク」(piped link) と呼ばれます(Help:パイプ付きリンク参照)。
  2. ^ Template:Imboxの中など、CSS class plainlinksが指定されている部分は除く。

関連項目

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