コンテンツにスキップ

金ナ永

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
金誽永から転送)
金 誽永
左側が金ナ永(右側はスロベニアルツィヤ・ポラウデル)
基本情報
ラテン文字 Na-Young Kim
大韓民国の旗 大韓民国
生年月日 (1988-01-06) 1988年1月6日(36歳)
選手情報
階級 女子78kg超級
JudoInside.comの詳細情報
獲得メダル
柔道
大韓民国の旗 大韓民国
アジア競技大会
2010 広州 無差別級
2010 広州 78kg超級
2006 ドーハ 78kg超級
テンプレートを表示

金 誽永(キム・ナヨン、朝鮮語: 김나영1988年1月6日 - )は、韓国の女子柔道[1]龍仁大学校を卒業し2010年に大田広域市西区庁の柔道部に入団した[2]

経歴

[編集]

2006年にワールドカップ・ブダペストで銀メダルを獲得[3] して一気に名を上げ、ジュニア杯やその他競技会で銀、銅メダルを獲得してきたが、なかなか金メダルを獲得することができなかった。2008年北京オリンピックでは準々決勝にてこの階級で金メダルを獲得した地元中国佟文の前に敗退、3位決定戦でもスロベニアルツィヤ・ポラウデルにも敗れ5位に終わった[4]。2009年にはワールドカップ・ウランバートルで優勝して初めて国際大会で金メダルを獲得したが[1]、翌年に地元で開催されたワールドマスターズ2010では決勝で中国の秦茜に敗れて銀メダルに終わった[5]。その後、グランドスラム・パリ2010は3位とさらに成績が落ちてしまったが[6] 2011年にはワールドカップ・ウィーンでの優勝をはじめとしてアジア選手権などの国際大会において金メダル3つ、銀メダル3つを獲得している[7]。しかし、2012年ロンドンオリンピックでは2回戦でカザフスタングルジャン・イサノワと対戦して判定の末に敗れた[8]

主な戦績

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b Na-Young Kim (KOR)”. JudoInside.com. 2012年8月23日閲覧。
  2. ^ 대전 서구청 소속 김나영 선수 금메달 따내”. 韓国環境日報 (2012年5月16日). 2012年8月23日閲覧。
  3. ^ World Cup Budapest, 2006, Hungary”. JudoInside.com. 2012年8月23日閲覧。
  4. ^ 北京五輪8日目 銀メダル2つ追加”. KBS WORLD. 2012年8月22日閲覧。
  5. ^ IJF Masters Suwon KOR 2010 +78kg” (pdf). 国際柔道連盟. 2012年8月23日閲覧。
  6. ^ IJF Grand Slam Tournoi de Paris, 2010, France”. JudoInside.com. 2012年8月23日閲覧。
  7. ^ 대전 서구청 소속 김나영, 전국체전 여자유도 2관왕 달성”. MBS방송. 2012年8月23日閲覧。
  8. ^ ロンドンオリンピック 女子78kg超級2回戦”. Kyodo News., Y's Sports Inc., Yahoo Japan Corporation.. 2012年8月23日閲覧。