藤田陽一
藤田 陽一（ふじた よういち、1978年1月14日 - ）は、日本の男性アニメーション演出家、アニメ監督。
経歴・人物
[編集]幼少時代から西宮ラグビー少年団でラグビーを始める、小学校、高校、大学、社会人(クラブチーム)とプレーしていた。
高校は地元の公立高校である兵庫県立西宮南高等学校に進学、ラグビー部在籍時の先輩に俳優の松尾諭がいる。
関西大学卒業後、2000年にサンライズに入社（現在はフリー）。『犬夜叉』で制作進行を務めながら、演出助手を経て『陰陽大戦記』の第3話「白虎激突」で演出デビュー。その後、『CLUSTER EDGE』や『結界師』に演出として参加した後、2006年の『銀魂』に参加[1]。
第88話「合コンは始まるまでが一番楽しい」 - 第99話「人生もゲームもバグだらけ」までの監督補を経て、2008年の第100話「好かれないものほど愛おしい」で初監督を果たす。2013年の第265話「ドッグフードは見た目より味がうすい」まで約5年間に渡って監督を務めた。 2016年、東京アニメアワード2016 個人賞：監督・演出部門受賞。
かつて存在したクラブ「ACID PANDA CAFE」の常連であり、店長を務めていた高野政所と親交がある。銀魂の監督時代には高野のPodcast番組『アシッドたんぱ大放送』にゲスト出演しており、高野の「DJ JET BARON」名義のデビューアルバムや著書「前科おじさん」にもコメントを寄せている[2]。
参加作品
[編集]- 2000年
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- 犬夜叉（制作進行、演出助手）
- 2004年
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- 陰陽大戦記（絵コンテ、演出）
- 2005年
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- CLUSTER EDGE（演出）
- 2006年
- 2010年
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- 劇場版 銀魂 新訳紅桜篇（監修）
- よりぬき銀魂さん（OP/ED演出）
- 2011年
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- 銀魂'（監督、絵コンテ、演出、OP/ED演出）
- 2012年
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- 貧乏神が!（監督、絵コンテ、OP演出）
- 銀魂' 延長戦（監督、絵コンテ、OP/ED演出）
- 2013年
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- 劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ（監督、絵コンテ、演出）
- 2014年
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- 神々の悪戯（絵コンテ、演出）
- ラブライブ!（絵コンテ）
- アオハライド（絵コンテ）
- ガンダムビルドファイターズトライ（絵コンテ）
- 2015年
- 2016年
- 2017年
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- おそ松さん第2期（監督）
- 銀魂.（監修）
- 2019年
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- えいがのおそ松さん（監督）[6]
- ギヴン（絵コンテ）
- 歌舞伎町シャーロック（絵コンテ）
- 2020年
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- おそ松さん第3期（監督）
- 2021年
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- 銀魂 THE FINAL（監修）
- 2022年
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- ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会（絵コンテ）
- 2023年
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- BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-（絵コンテ）
脚注
[編集]- ^ “『おそ松さん』『銀魂』…世間を賑わす人気アニメ生みの親、藤田陽一監督とは？”. Yahoo!ニュース (Yahoo! JAPAN). (2015年11月9日). オリジナルの2015年11月9日時点におけるアーカイブ。
- ^ “「そうです、私が前科おじさんです」大麻所持で逮捕された高野政所が初のエッセイ集”. ナタリー (2016年7月22日). 2018年9月29日閲覧。
- ^ 第100話「好かれないものほど愛おしい」より。第100話「好かれないものほど愛おしい」 - 第105話「何事もノリとタイミング」までは高松信司と共同監督。
- ^ “アニメ『おそ松さん』ティザーPV公開 藤田陽一監督のコメントも”. ORICON STYLE (オリコン株式会社). (2015年7月16日)
- ^ “Eテレ新作アニメ『クラシカロイド』制作決定！ 監督はアニメ『銀魂』でお馴染み藤田陽一氏に”. アニメイトTV. (2015年7月3日) 2016年1月31日閲覧。
- ^ “「おそ松さん」完全新作となる劇場版「えいがのおそ松さん」2019年春公開”. 映画ナタリー. ナターシャ (2018年8月19日). 2018年8月19日閲覧。
関連項目
[編集]- サンライズ (アニメ制作ブランド)
- バンダイナムコピクチャーズ
- 松原秀 - 藤田が参加した作品によく起用される。
外部リンク
[編集]- 藤田陽一 (@moroyon) - X（旧Twitter）
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