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オギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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オギ
オギの群落
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 Monocots
階級なし : ツユクサ類 Commelinids
: イネ目 Poales
: イネ科 Poaceae
: ススキ属 Miscanthus
: オギ M. sacchariflorus
学名
Miscanthus sacchariflorus
和名
オギ(荻)
英名
Amur silver-grass

オギ(荻、学名:Miscanthus sacchariflorus)とはイネ科ススキ属の植物の一種である。

草丈は1-2.5mほどで、河川敷などの湿地群落を作る身近な多年草である。日本全国や朝鮮半島中国大陸に分布している。は40-80cmと長く、幅は1-3cm程度であり、中央脈がはっきりしている。花期は9-10月、は25-40cmほどであり、小穂が多数互生している。は硬くて節を持ち、つやがある。

ススキによく似ているが、オギは地下茎で広がるために株立ちにならない(ススキは束状に生えて株立ちになる)[1]。ススキと違い、オギにはがない。また、ススキが生えることのできる乾燥した場所には生育しないが、ヨシよりは乾燥した場所を好む。穂はススキよりも柔らかい[1]

かつては茅葺の屋根の材料として広く用いられていた。

脚注

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  1. ^ a b カワセミ通信 No.56”. 戸田市彩湖自然学習センター. 2019年10月31日閲覧。

外部リンク

[編集]
オギの穂