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船穂地区コミュニティタクシー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
船穂地区コミュニティバスのバス停

船穂地区コミュニティタクシー(ふなおちくコミュニティタクシー)は、岡山県倉敷市にて運行されている乗合タクシー

概要

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  • 倉敷市船穂地区を運行するバス路線として、ロウズ観光による船穂福祉バスが運行されてきたが、利用率が低く、多額の行政支援を要しているため、利用しやすく効率的な運行形態に再編する[1]かたちで運行開始した。
  • 運賃は1回利用大人400円、小学生以下の子供は200円、1歳未満は無料。大人同伴の6歳未満の子供は1人まで無料。高齢者(65歳以上)・障害者は「倉敷市コミュニティタクシー利用者証」・障害者手帳身体障害者手帳療育手帳精神障害者保健福祉手帳)等・「おかやま愛カード」(運転経歴証明書)の提示で100円割引(併用不可)。
  • 全路線12月29日~1月3日は運休。
  • 運行は、船穂町に本社を置いていたタクシー会社「山陽タクシー」に委託されていたが、同社の都合により2014年9月6日から当面の間運行が休止された。その後山陽タクシーは、翌2015年5月に破産手続の開始決定を受けている
  • 平成27年3月2日、委託先を浅口タクシー(両備グループ)に変更して運行再開(平成27年8月31日までの暫定運行)。
  • 一部路線で予約制を採用しており、利用者は午前の便は前日17時まで、午後の便は乗車1時間前までに浅口タクシーまで電話予約が必要。
  • ジャンボタクシー用車両(9人乗り)またはセダン型タクシー車両(4人乗り)を使用しており、コミュニティバスを名乗るものの実質的には乗合タクシーである。暫定運行を終えた2015年9月1日から「船穂地区コミュニティタクシー」に名称変更、名実ともに乗合タクシーに転換した。

沿革

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  • 2010年4月1日 - 船穂地区コミュニティバス運行開始。
  • 2014年9月6日 - 運行委託会社の都合により、当面の間運行休止。
  • 2015年3月2日 - 運行委託会社を浅口タクシーに変更して運行再開(平成27年8月31日までの暫定運行)。
  • 2015年9月1日 - 「船穂地区コミュニティタクシー」に名称変更。

路線

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船穂線 (13.7km)
柳井原線 (6.4km)
  • T08Y 西阿知駅 - 又串 - 堅盤谷 - 東畑
    • 火曜・木曜・金曜のみの運行(祝日は運休)。但し完全予約制で、予約のない区間は運行しない。
北回線 (9.2km)
  • T08N 新倉敷駅北口 - 長尾上町 - 田ノ内 - 平石 - 船穂神社前 - 北谷上 - 北谷 - 船穂公民館 - 高齢者福祉センター
    • 水曜・金曜のみの運行(祝日は運休)。但し完全予約制で、予約のない区間は運行しない。

車両

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船穂線の車両

脚注

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  1. ^ 倉敷市地域公共交通会議(国土交通省公式HP)
  2. ^ タクシーのお支払方法について”. 浅口タクシー (2020年7月1日). 2021年11月14日閲覧。

外部リンク

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