コンテンツにスキップ

国立病院機構舞鶴医療センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
舞鶴医療センターから転送)
国立病院機構舞鶴医療センター
情報
正式名称 独立行政法人国立病院機構舞鶴医療センター
英語名称 NHO Maizuru Medical Center
前身 舞鶴鎮守府病院
→舞鶴要港病院
→国立舞鶴病院
標榜診療科 内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、循環器科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、心臓血管外科、小児外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、放射線科、麻酔科、耳鼻咽喉科
許可病床数 550床
一般病床:395床
精神病床:155床
職員数 416名
機能評価 一般病院2(200~499床)(主たる機能)、精神科病院(副機能):3rdG:Ver.1.1
開設者 独立行政法人国立病院機構
管理者 法里 高(院長)
開設年月日 1901年
所在地
625-8502
京都府舞鶴市字行永2410番地
位置 北緯35度27分49秒 東経135度24分10秒 / 北緯35.46361度 東経135.40278度 / 35.46361; 135.40278
二次医療圏 中丹
PJ 医療機関
テンプレートを表示
施設前にあるパネルと石碑。国立舞鶴病院と刻印してある
受付・会計の様子
2011年11月より導入された再来受付機

独立行政法人国立病院機構舞鶴医療センター(どくりつぎょうせいほうじんこくりつびょういんきこうまいづるいりょうセンター、英語: Maizuru Medical Center)は、京都府舞鶴市にある医療機関独立行政法人国立病院機構が運営する病院である。旧国立舞鶴病院政策医療分野における精神疾患の基幹医療施設、がん、循環器病、成育医療の専門医療施設である。

京都府がん診療連携病院(府指定)[1]エイズ治療拠点病院[2]地域周産期母子医療センター[3]などに指定されており、京都府北部はもとより、福井県嶺南からも患者が訪れている[4]。地域の中核病院として地域医療研修センターを開設しており、同センター附属の看護学校舞鶴医療センター附属看護学校)の教育の場ともなっている。

大規模な精神科入院病棟(閉鎖病棟開放病棟)を有しており、周辺患者の受け皿として一義的、時に普遍的な役割を受ける事も出来る。

公益財団法人日本医療機能評価機構認定病院[5]

沿革

[編集]
  • 1901年(明治34年) - 舞鶴鎮守府海軍病院として創立。
  • 1945年(昭和20年) - 12月1日厚生省に移管、国立舞鶴病院となる。
  • 1948年(昭和23年) - 附属高等看護学校を開設。
  • 1985年(昭和60年) - 臨床研修指定病院に指定される。
  • 1987年(昭和62年) - 地域医療研修センターを新設
  • 2000年(平成12年) - 救急センターを設置。
  • 2004年(平成16年) - 独立行政法人国立病院機構舞鶴医療センターに名称を変更。
  • 2006年(平成18年) - 精神科指定通院医療機関に指定。
  • 2007年(平成19年) - 地域がん診療連携拠点病院に指定される。
  • 2008年(平成20年) - 地域医療支援病院として京都府より指定を受ける。
  • 2011年(平成23年) - 11月1日より全診療科で電子カルテを導入。
  • 2012年(平成24年) - 精神科新病棟が完成。
  • 2016年(平成28年) - 一般病棟(B病棟)新築。
  • 2018年(平成30年) - 原子力災害対策工事(A棟)完了。

診療科

[編集]

特徴

[編集]
  • 精神医療に関する基幹医療施設(近畿の国立医療施設の中心的役割、精神科デイケア施設)
  • 循環器病(脳を含む)に関する専門的な医療
  • に関する専門的な医療
  • 成育に関する専門的な医療
  • エイズ治療拠点病院
  • 京都府中丹医療圏における救急センターとしての機能(病院群輪番制救急病院)
  • 骨・運動器、感覚器疾患、肝疾患等に対する高度専門的医療
  • その他

(以上、公式HPより)

医療機関の認定

[編集]

(この節の出典[6]

保険医療機関 労災保険指定医療機関
臨床研修病院 指定自立支援医療機関(更生医療)
指定自立支援医療機関(育成医療) がん診療連携拠点病院
指定自立支援医療機関(精神通院医療) エイズ治療拠点病院
身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(昭和25年法律第123号)に基づく指定病院又は応急入院指定病院
特定疾患治療研究事業指定医療機関 精神保健指定医の配置されている医療機関
生活保護法指定医療機関 医療保護施設
DPC導入病院 結核指定医療機関
小児慢性特定疾患治療研究事業指定医療機関 戦傷病者特別援護法指定医療機関
原子爆弾被害者医療指定医療機関 地域周産期母子医療センター
公害医療機関 母体保護法指定医の配置されている医療機関
地域医療支援病院

このほか、各種法令による指定・認定病院であるとともに、各学会の認定施設でもある。

院内設備

[編集]

交通アクセス

[編集]

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 京都府がん診療連携病院・がん診療推進病院の診療情報”. 京都府健康福祉部健康対策課. 2020年7月12日閲覧。
  2. ^ 病院一覧 京都府”. 厚生労働行政推進調査事業費補助金 エイズ対策政策研究事業 HIV感染症の医療体制の整備に関する研究班. 2020年7月12日閲覧。
  3. ^ 地域周産期母子医療センター一覧”. 厚生労働省. 2019年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月12日閲覧。
  4. ^ 地域がん診療連携拠点病院の推薦意見書 より(PDFファイル)
  5. ^ 病院評価結果の情報提供”. 公益財団法人日本医療機能評価機構. 2020年7月12日閲覧。
  6. ^ 京都健康医療よろずネット”. 京都府健康福祉部医療課. 2020年7月12日閲覧。

外部リンク

[編集]