綾小路翔
綾小路 翔 | |
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2023年 | |
基本情報 | |
別名 | DJ OZMA |
生誕 | 1976年4月26日(48歳) |
出身地 | 日本・千葉県君津市 |
ジャンル | |
職業 | |
担当楽器 | |
活動期間 | 1997年 - |
レーベル | 影別苦須 虎津苦須 |
共同作業者 | 氣志團 |
綾小路 翔(あやのこうじ しょう、1976年[1]4月26日 - )は、日本の歌手。氣志團のメインボーカル担当。
千葉県君津市出身で、両親は岩手県遠野市の出身。身長184cm、59kg、血液型はB型。愛称は「翔やん」「團長」など。キャッチコピーは「房総の狂犬」「永遠の16歳(シックスティーン)」。既婚。1児の父。
来歴
[編集]君津市立周西中学校卒業[2]。千葉県立天羽高等学校卒業。1997年、地元の同級生だった早乙女光、毒蝮愛、白鳥雪之丞と氣志團を結成。学生服にリーゼントというスタイルは、綾小路の提案。その後、毒蝮愛が脱退し西園寺瞳、星グランマニエ、白鳥松竹梅が加入する。結成当時はインストゥルメンタル・バンドだったためギタリストだったが、のちに西園寺と星が加入したため、ボーカリストとなる。
2001年7月、東芝EMIよりメジャーデビュー。10月、ニッポン放送にて『氣志團 綾小路"セロニアス"翔のオールナイトニッポン』が放送開始。
2010年3月、FANTAに、Ayanocozey名義でベーシストとして参加。CMにも出演し、楽曲「Fantastic Love」の作詞を担当。
2011年10月19日、後藤真希とユニット「綾小路翔<愛愛傘>後藤真希」名義で『Non stop love 夜露死苦!!』リリース。
2011年12月21日、Marty Friedmanとユニット「綾小路翔 vs マーティ・フリードマン」名義で『SAMURAI STRONG STYLE』リリース。
2013年11月24日 - 2013年12月29日、宮藤官九郎作・演出の舞台『高校中パニック!小激突!!』に俳優として出演。劇中音楽にも携わる。
2015年9月2日に、森山直太朗とユニット「綾小路翔と森山直太朗」で『ライバルズ』リリース[3]。
2021年9月1日、君津市は市制施行50周年を迎えるとともに、市のPR動画などに出演するボランティア団体「きみつ大好きだぜ!応援團」のメンバー募集動画を公開。綾小路は君津市立周西中学校在学時に、当時音楽教諭だった君津市長の石井宏子の教え子だった縁もあり、同団体の團長に就任。動画で團員募集を熱く訴えた[2][4]。
声帯炎治療とリハビリに専念するため、2023年1月3日に東京・日本武道館で行われた結成25周年記念ライブ「THE GIGS」をもって氣志團のコンサート活動を無期限で休止[5]。2月18日、喉の手術を行ったことを報告[6]。6月16日、同年秋に復帰することを発表[7]。8月6日、歌唱復帰に向けて、再び声帯の手術を受けたことを公表[8]。
人物
[編集]- 影響を受けたアーティストとして、BOOWY、筋肉少女帯、岡村靖幸、THE BLUE HEARTS、THE YELLOW MONKEY、BUCK-TICK、チェッカーズ、清水宏次朗、光GENJIなどを挙げている。
- お笑いタレントのまちゃまちゃとは生まれた病院も同じで、千葉県君津市立周西(すさい)中学校で同級生だった。[9]
- GLAYのTAKUROとはトルコのカッパドキアに現地集合で旅行したり、男闘呼組のライブを観に行ったり等で仲が良い。[9]
- 子供時代、一家揃って『ビートたけしのスポーツ大将』の「家族リレー」コーナーに出演、2位になったことがある[10]。
- 綾小路と似ているDJ OZMAに関しては、本人は長らく「知人」と公言していた。しかし、2013年11月17日に放送のトーク番組『おしゃれイズム』(日本テレビ系)において、同一人物であることを認めた[11]。
- 20th Centuryの井ノ原快彦、森山直太朗、宇多田ヒカルとはいわゆる「イツメン」。
- 既婚者で1児の父。
- 志村正彦(フジファブリック)はバイト先の後輩にあたる。ある時志村から「音楽をやめて山梨に帰ろうと思う」と打明けられた際、綾小路が「帰るなら『茜色の夕日』を俺にくれ」と本気で頼んだところ、志村は帰るのを思い止まった。
- 嫌いな食べ物はレーズンパン。
- 2006年12月31日にDJ OZMAとして出演した『第57回NHK紅白歌合戦』での演出トラブルが原因となり、長年にわたって、NHK(日本放送協会)の番組に出演できない事態が続いていた[12]。しかし、地方局のローカル番組ではあるが、2024年3月26日に放送したNHK盛岡放送局製作の夕方ニュース番組『おばんですいわて』に登場したため、約18年ぶりにNHKの番組に出演したことになった[12][13][14]。
- 2007年、THE ALFEEの高見沢俊彦のソロシングル第一弾の「千年ロマンス」に作詞とコーラスで参加した。発売当時の帯やウェブ上のキャッチコピーでは、「“平成の柿本人麻呂”こと木更津の暴走吟遊詩人」と表現した[15][16]。
賞歴
[編集]出演
[編集]※「綾小路翔」名義のソロ活動のみ。「氣志團」「DJ OZMA」「矢島美容室」も合わせて参照。
- バラエティ番組
- ウタガミ (2013年1月11日、フジテレビ) - 司会
- 深夜喫茶スジガネーゼ (2014年10月18日 - 、フジテレビ)[17]
- 深夜喫茶スジガネーゼ〈延長営業〉(2014年11月12日 - 、フジテレビNEXT)
- 笑わせたもん勝ちトーナメント KYO-ICHI(2016年、フジテレビ) - ナレーション
- 綾小路きみまろTV(2020年5月25日、チャンネルNECO)
- ごぶごぶ(2021年11月16日・23日、毎日放送)
- HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル(2022年、Amazonプライム・ビデオ) - シーズン11出演
- CM
- ニュース・情報番組
- ラジオ
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- オールナイトニッポンPremium(2017年、ニッポン放送) - 月曜パーソナリティ
- 俺達には土曜日しかない(2022年10月1日 - 、TBSラジオ) - パーソナリティ[18]
- アコム Somethin'New(2024年8月5日 - 、FM802)- 2024年8月月替わりゲスト出演
- 映画
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- 星くず兄弟の新たな伝説(2018年1月20日公開、マジックアワー、監督:手塚眞) - 新人ミュージシャン 役
- アニメ映画
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- ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年3月5日公開、東映、監督 : 細田守) - コテツ 役(特別出演・氣志團が主題歌を担当)
ディスコグラフィ
[編集]※ 「綾小路翔」名義のソロ活動のみ。「氣志團」「DJ OZMA」「矢島美容室」も合わせて参照。
- シングル
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- Non stop love 夜露死苦!!(2011年10月19日) - 「綾小路翔<愛愛傘>後藤真希」名義
- SAMURAI STRONG STYLE(2011年12月21日) - 「綾小路翔 vs Marty Friedman」名義。※映画『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』主題歌
- ライバルズ(2015年9月2日) - 「綾小路翔と森山直太朗」名義[3]
楽曲提供
[編集]脚注
[編集]- ^ “「やっぱり中居くんは永遠にSMAPのリーダー」とファン号泣 「氣志團」綾小路翔に「3人がありがとね」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2022年5月7日) 2022年5月8日閲覧。
- ^ a b “市長の元教え子、市の「応援團長」綾小路翔さんが「俺んとこ来ないか!?」”. 読売新聞. (2021年9月20日) 2021年9月22日閲覧。
- ^ a b “綾小路翔&森山直太朗が“念願”デビュー 「メンズデュエット決定版」MV公開”. ORICON (2015年8月21日). 2015年8月21日閲覧。
- ^ “【君津市50周年】応援團員募集!!”. YouTube. 【公式】君津市50周年記念チャンネル (2021年9月1日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ “氣志團が武道館公演を最後にコンサート活動休止、綾小路翔の声帯炎治療のため”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2022年11月11日) 2023年6月16日閲覧。
- ^ “綾小路翔、喉の手術を報告「俺、今日から『筆談番長』目指す」声帯炎治療でコンサート活動休止中”. 日刊スポーツ (日刊スポーツNEWS). (2023年2月18日) 2023年6月16日閲覧。
- ^ “声帯手術の綾小路翔、今秋復帰へ 今年の『氣志團万博』は開催見合わせ、10月にスピンオフ・イベント実施へ”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年6月16日) 2023年6月16日閲覧。
- ^ “綾小路翔、歌唱復帰に向けて再び声帯手術 当面は発声できず「飲食店ではMUGO・んで指差し注文しちゃうかも」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年8月6日) 2023年8月7日閲覧。
- ^ a b 2022年12月9日放送分のTBSテレビ『A-Studio+』にて、綾小路自ら公表。
- ^ “氣志團・綾小路翔、幼少期に「ビートたけしのスポーツ大将」に出演していた!”. allnightnippon.com. ニッポン放送 (2018年8月17日). 2018年8月18日閲覧。
- ^ “綾小路翔、ついに「自分はDJ OZMA」認めた ネットでは「楽になったなw」の声も”. AOL News (2013年11月18日). 2013年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月21日閲覧。
- ^ a b “綾小路翔「約18年振りにNHK出演してしまう」盛岡の番組出演報告 出禁解除?にファン歓喜”. 日刊スポーツ (2024年3月26日). 2024年3月26日閲覧。
- ^ a b “綾小路 翔@ShowAyanocozeyのポスト”. X(旧・Twitter) (2024年3月25日). 2024年3月26日閲覧。
- ^ a b “NHK盛岡放送局@nhk_moriokaのポスト”. X(旧・Twitter) (2024年3月26日). 2024年3月26日閲覧。
- ^ “千年ロマンス[c/w 君に会いたい[CDシングル] - 高見沢俊彦 - UNIVERSAL MUSIC JAPAN]”. 高見沢俊彦. 2024年5月6日閲覧。
- ^ “千年ロマンス[CDシングル - 高見沢俊彦 - UNIVERSAL MUSIC JAPAN]”. 高見沢俊彦. 2024年5月6日閲覧。
- ^ “氣志團が約1年7カ月ぶりのワンマンHALL GIGツアーを発表”. EMTG MUSIC. (2014年10月14日) 2014年10月25日閲覧。
- ^ “土曜は俺んとこに来ないか?綾小路翔の生放送ラジオ「俺達には土曜日しかない」スタート”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2022年9月28日). 2022年10月2日閲覧。
- ^ “【オリコン】トシちゃん、18年8ヶ月ぶりTOP30返り咲き”. ORICON STYLE (株式会社oricon ME). (2012年6月26日) 2022年5月10日閲覧。
- ^ “綾小路翔、山本譲二&松居直美にデュエット曲提供「ホントに俺で間違いないですか…?」”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2021年3月27日) 2024年4月17日閲覧。
外部リンク
[編集]- 綾小路 翔 (@ShowAyanocozey) - X(旧Twitter)
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