絶体絶命 (アルバム)
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(絶体絶命 (RADWIMPSのアルバム)から転送)
『絶体絶命』 | ||||
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RADWIMPS の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
2009年 - 2011年 日本 | |||
ジャンル | オルタナティヴ・ロック、フォークロック | |||
時間 | ||||
レーベル | EMI Music Japan | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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RADWIMPS アルバム 年表 | ||||
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EANコード | ||||
EAN 4988006226296 (初回盤・TOCT-27060) EAN 4988006226289 (通常盤・TOCT-27061) | ||||
『絶体絶命』収録のシングル | ||||
ミュージックビデオ | ||||
「君と羊と青」 - YouTube 「携帯電話」(Single Ver.) - YouTube 「DADA」(Single Ver.) - YouTube 「狭心症」 - YouTube |
『絶体絶命』(ぜったいぜつめい)は、RADWIMPSのメジャー4枚目、通算6枚目のスタジオ・アルバム。2011年3月9日にEMIミュージック・ジャパンから発売された。
背景とリリース
[編集]前作『アルトコロニーの定理』からは約2年ぶりのリリース。 前作以降に発売されたシングルのうち、11枚目シングル「マニフェスト」は未収録となっている。アルバムタイトルの「絶体絶命」は「糸色(いとしき)体(からだ)糸色(いとしき)命(いのち)」という意味を持たせている[1]。
初回盤と通常盤の全2形態で発売。初回盤のブックレットは全16枚の透明シートで構成され、14枚の透明シートに歌詞が、残り2枚にタイトルやバンド名、クレジットが印刷される[2]。
批評
[編集]『ロッキング・オン』の古河晋は、「これは、あなたの期待に最大限に応えてくれる大傑作だと保証する。」と言い切り、このアルバムのテーマについては「自分が生きている意味。そんなものはない。という当たり前の答えの先にある無数のグチャグチャの答えを、1枚のアルバムの中でシンプルに具体的にストレートに正直に音楽にすること。今までのラッドの音楽においても心臓部にあったもの。この『絶体絶命』というアルバムでは、その心臓がそのまま真空パックされて届けられる。」とコメントした[3]。
収録内容
[編集]全作詞・作曲: 野田洋次郎、全編曲: RADWIMPS。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「DADA(dadadada Ver.)」 | |
2. | 「透明人間18号」 | |
3. | 「君と羊と青」 | |
4. | 「だいだらぼっち」 | |
5. | 「学芸会」 | |
6. | 「狭心症」 | |
7. | 「グラウンドゼロ」 | |
8. | 「π」 | |
9. | 「G行為」 | |
10. | 「DUGOUT」 | |
11. | 「ものもらい」 | |
12. | 「携帯電話(Cat Ver.)」 | |
13. | 「億万笑者」 | |
14. | 「救世主」 | |
15. | 「ツクツク法師」(シークレット・トラック) | |
合計時間: |
収録曲
[編集]- DADA(dadadada Ver.)
- 12thシングル表題曲。シングルバージョンと違い、楽器のティンバレスを使用したイントロが追加されている。
- 透明人間18号
- ツアーの1公演でのみ演奏される事がある。
- 「Road to Catharsis Tour 2018」2018年6月1日の三重県営サンアリーナ公演、「ANTI ANTI GENERATION TOUR 2019」2019年6月23日のZOZOマリンスタジアム公演にて演奏されている。
- 君と羊と青
- だいだらぼっち
- 「だいだらぼっち」とは日本各地に伝わる妖怪のことである。
- 学芸会
- 狭心症
- 13thシングル表題曲。
- グラウンドゼロ
- アメリカ同時多発テロ事件関連地の正式名称としてはグラウンド・ゼロと中点が入り異なる。リリースツアーも含め、当アルバムの中で唯一ライブでは一度も披露されていない。理由としては、ドラム音を早送りしている部分があり、それを山口が実際に演奏することが不可能だったから。
- π
- ギリシャ文字で「パイ」と読む。
- G行為
- 歌詞中で表現されているが、「自慰行為」になぞらえている。
- DUGOUT
- ものもらい
- リリースツアーも含めライブでは一度も披露されていなかったが、2022年12月27日のボクンチ会員限定イベント「ボクンチ忘年会2022」にて1番のみピアノで弾き語られた。楽曲の複雑な転調に「難しすぎる」と野田は語った。2023年の「BACK TO THE LIVE HOUSE TOUR」で満を持してライブ初披露された。
- 携帯電話(Cat Ver.)
- 10thシングル曲のアルバムバージョン。
- ヴァイオリン部分は斎藤ネコが担当している。そのため、ネコ(Cat)Ver.である。
- 億万笑者
- 「おくまんしょうじゃ」と読む。モチーフとされた四字熟語は「億万長者」
- 救世主
- 2009年のアルバムツアー「イルトコロニーTOUR 09」にて「37458」を披露する前に、ワンフレーズのみ歌われていた。
- ツクツク法師
- 開始から無音が続き、8分21秒あたりから本曲「ツクツク法師」が流れる。シークレットトラック。「絶体延命」ツアーでもアンコールで披露されることが多かった。
ツアー
[編集]本作を携えたライブツアー「RADWIMPS 絶体延命ツアー」が27都市37公演で行われ、後にツアー映像を納めたライブビデオ『絶体延命』が発売された。
スケジュール
[編集]4月1日(金) 郡山Hip Shot Japan(延期)4月3日(日) 山形ミュージック昭和 Session(延期)4月5日(火) 盛岡CLUB CHANGE WAVE(延期)4月9日(土) Zepp Sendai(延期)4月10日(日) Zepp Sendai(延期)- 4月12日(火) 函館金森ホール
- 4月14日(木) 帯広MEGA STONE
- 4月16日(土) Zepp Sapporo
- 4月17日(日) Zepp Sapporo
- 4月23日(土) マリンメッセ福岡
- 4月29日(金・祝) さいたまスーパーアリーナ
- 4月30日(土) さいたまスーパーアリーナ
- 5月4日(水・祝) 浜松窓枠
- 5月7日(土) 名古屋日本ガイシホール
- 5月8日(日) 名古屋日本ガイシホール
- 5月12日(木) 岐阜club-G
- 5月14日(土) 滋賀U★STONE
- 5月16日(月) 福井響のホール
- 5月19日(木) 松山市総合コミュニティセンター キャメリアホール
- 5月21日(土) 岡山オレンジホール
- 5月23日(月) 高知BAY5 SQUARE
- 5月28日(土) 神戸ワールド記念ホール
- 5月29日(日) 神戸ワールド記念ホール
- 6月3日(金) 宮崎WEATHER KING
- 6月5日(日) 大分T.O.P.S BittsHALL
- 6月7日(火) 佐賀GEILS
- 6月9日(木) 山口海峡メッセ下関展示見本市会場
- 6月14日(火) 横浜アリーナ
- 6月15日(水) 横浜アリーナ
- 6月19日(日) 広島グリーンアリーナ
- 6月23日(木) 長野CLUB JUNK BOX
- 6月25日(土) 新潟LOTS
- 6月29日(水) Zepp Tokyo
- 6月30日(木) Zepp Tokyo
- 7月5日(火) 大阪城ホール
- 7月6日(水) 大阪城ホール
- 7月19日(火) 沖縄コンベンションセンター展示棟
- 7月26日(火) 盛岡CLUB CHANGE WAVE(振替公演)
- 7月28日(木) 山形ミュージック昭和 Session(振替公演)
- 7月30日(土) 郡山Hip Shot Japan(振替公演)
- 8月2日(火) Zepp Sendai(振替公演)
- 8月3日(水) Zepp Sendai(振替公演)
東北公演は東日本大震災の影響で延期された。
脚注
[編集]- ^ 雑誌『音楽と人』2011年6月号 p51
- ^ Inc, Natasha. “RADWIMPSニューアルバム「絶体絶命」詳細明らかに”. 音楽ナタリー. 2021年4月7日閲覧。
- ^ 古河晋 (2011年3月7日). “ラッドのアルバムを待ち続けていた人へ” (日本語). RO69. ロッキング・オン. 2011年3月9日閲覧。