紀 必登(き の ひと)は、奈良時代の貴族。官位は従五位下・伊予介。勲等は勲十二等[1]。
聖武朝の天平8年(736年)外従五位下に叙せられ、同年伊予介として正税帳使を務める。天平12年(740年)に3月に遣新羅大使に任命され、同年10月に日本に帰還。天平18年(746年)に内位の従五位下に叙せられている。
『続日本紀』による。