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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
真球から転送)

(きゅう、: ball)とは、

  • 野球の略[1]
  • (野球用語)投手が投げた球を数えるための語[1]。「5回なのにすでに100投げています」など。

概要

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撞球(どうきゅう)の球

あえて立体物体としてのそれを言う時は「球体(きゅうたい、: solid sphere)」と言う。

球面 平面 が交わるとき、その交わりは平面 上のとなって現れる。この円のことを の「交円」といい、平面 のことを の「割平面」という。 中心 との距離は、 半径よりも短い。特に、 の中心を通るとき、交円の半径は最大となり、このときの交円を「大円」という。大円の半径は、 の半径に等しい。 上の2つのを結ぶ最短経路(ただし経路は 上のみとする)は、常に大円のとなる。大円以外の交円を総称して「小円」という。

交円の中心と球の中心を通る直線を「交円の軸」という。交円の軸は、割平面に垂直である。

割平面により切り取られる球面の一部を「球冠」といい、球冠および割平面(すなわち交円)によって囲まれた立体を「球欠」という。球欠を囲む交円を「球欠の底面」、交円の軸から球欠が切り取る線分の長さを「球欠の高さ」という。とくに、この交円が大円であるとき、球冠を「半球面」、球欠を「半球」という。

球の中心と小円を結ぶ円錐面によって切り取られる球の一部を「球分」という。また、球面上の閉曲線と球の中心とを結ぶ母線によって切り取られる球の一部を、広く「球分」と呼ぶこともある。

球面 平行な2つの平面 , とが交わるとき、その交わりは互いに平行な2つの交円となって現れる。 , にはさまれた球面 の一部分のことを「球帯」といい、球帯, , の3つによって囲まれた立体を「球台」という。このとき、球帯を「球台の側面」、2つの交円を「球台の底面」、 , 距離を「球台の高さ」という。

誤って、「球欠」や「球台」のことを「球分」と邦訳した書籍があるので注意。

脚注

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  1. ^ a b c d 広辞苑第六版【球 (きゅう)】

関連項目

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