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フサスグリ

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フサスグリ
フサスグリ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
: ユキノシタ目 Saxifragales
: スグリ科 Grossulariaceae
: スグリ属 Ribes
: フサスグリ R. rubrum
学名
Ribes rubrum
L.
和名
セイヨウスグリ
英名
Redcurrant

フサスグリ(房酸塊)はスグリ科の植物。ヨーロッパ原産。果実の色が赤色の系統をアカスグリ(赤すぐり、レッドカーラント)、白色の系統をシロスグリ(白すぐり)と呼ぶ。黒色のクロスグリ(カシス)は別種である。別名としてフランス語由来でグロゼイユ(Groseille)とも。

ヨーロッパではつやのある小液果ジャムゼリー果実酒などに加工するため、19世紀以降広く栽培されている。日本では明治初めに渡来し、北海道や寒冷地で栽培がさかんに行われている[1][2]。赤色品種は酸味が強く、専ら加工用。白色品種は若干甘味があり、生食も可能。小さく可憐な実であるため、ケーキやパフェなどの飾りとしてもしばしば用いられる。

「目によい」「風邪によい」とも言われ、データはあるが十分でない[3]

栽培

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落葉性で成木の樹高は0.4-1.5m。挿し木で容易にふえる。自家受粉で結実。開花期は4-5月。収穫期は6-7月のうちの1-2週間。 耐寒性に優れる。

日本の主な産地

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利用

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  • ジャム、ゼリー、果実酒

脚注

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  1. ^ 瀧井康勝『366日 誕生花の本』日本ヴォーグ社、1990年11月30日、192頁。 
  2. ^ 花山の宝「フサスグリ」”. NHK仙台 (2023年7月7日). 2024年7月21日閲覧。
  3. ^ カシス、ブラックカラント、クロフサスグリ - 素材情報データベース<有効性情報>(国立健康・栄養研究所) (更新2018/01/09)閲覧日2018年9月26日

関連項目

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参考画像

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外部リンク

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