潭廣院
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潭廣院 | |
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所在地 | 神奈川県秦野市西田原98 |
位置 | 北緯35度23分23.3秒 東経139度12分47.9秒 / 北緯35.389806度 東経139.213306度座標: 北緯35度23分23.3秒 東経139度12分47.9秒 / 北緯35.389806度 東経139.213306度 |
山号 | 延命山[1] |
院号 | 潭廣院[1] |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 地蔵菩薩[1] |
創建年 | 永禄7年 (1564年) |
開山 | 関翁完越(天正7年10月25日入寂)[1] |
法人番号 | 2021005004271 |
潭廣院(たんこういん)は神奈川県秦野市西田原にある曹洞宗の寺。
概要
[編集]一時期無住になった潭廣院から薬師如来座像、聖観音菩薩立像、地蔵菩薩立像が曽屋村 瑠璃光山・慈眼寺に移され、以来曽屋村だけなく、旅行く商人、職人等が祈願する姿が伝えられ、相模薬師第17番として栄えた。
『新編相模国風土記稿』曽屋村の項に「薬師堂二 一ハ慈眼寺ノ號アリ西田原村潭廣院持」とある[2]。
慈眼寺は長い間住職がなく、地域民に守られてきた。明治時代の廃仏毀釈は曽屋村では激しくなく、それでも寺号を廃止、曽屋薬師堂として明治42年頃まで近くの人たちにより守られてきた。
時移り、曽屋公会堂が秦野市福祉会館に建て替えられたおり曽屋観音堂(薬師堂)に祀られていた諸仏は、地域の人の長い歳月の信仰もあり、中曽屋自治会館に移された。その会館の取り壊しが決まり(2015年4月)潭廣院への里帰りとなった。
潭廣院は薬師如来座像、聖観音菩薩立像、地蔵菩薩立像諸仏の里帰りに合わせ本堂内に宮殿を築造し厨子2基を安置し(2021年1月)、明年寅年の12年に一度のご開帳の準備を整えている。
本寺・末寺
[編集]- 本寺:相州鎌倉郡玉縄村龍宝寺[1]
- 末寺:相州曽屋村瑠璃光山・慈眼寺(開山分銀良全)
アクセス
[編集]- 公共交通機関を使う場合、小田急線秦野駅 から羽根行き神奈川中央交通バス、上宿会館前下車、 バス停から徒歩3分。車を使う場合県道705号線
脚注
[編集]- ^ a b c d e 新編相模国風土記稿 潭廣院 1932, p. 141.
- ^ 新編相模国風土記稿 1932, pp. 132.
参考文献
[編集]- 「波多野庄 曽谷村 薬師堂」『大日本地誌大系』 第38巻新編相模国風土記稿4巻之52村里部大住郡巻之11、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179219/72。
- 「波多野庄 西田原村 潭廣院」『大日本地誌大系』 第38巻新編相模国風土記稿4巻之52村里部大住郡巻之11、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179219/76。