森井眞
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(森井真から転送)
森井 眞(もりい まこと、1919年10月14日[1] - 2023年8月10日)は、日本の歴史学者、明治学院大学文学部名誉教授、元同学学長[2]。長年、宗教改革者ジャン・カルヴァンの研究に従事[3]。日本基督教団千歳丘教会員[4]。
生涯
[編集]1919年東京都出身。秋田県生まれ。旧制第一高等学校卒業。1943年東京帝国大学文学部西洋史学科卒[1]。徴兵[5]。1959-1961年ストラスブール大学プロテスタント神学部大学院留学[6]、1961年宗教学博士号取得。1965年明治学院大学文学部フランス文学科助教授、1967年教授、79-82年文学部長[1]、82-90年学長。1990年、同大名誉教授となる。
2023年8月10日に死去。103歳没[7]。
著書
[編集]- 『ジャン・カルヴァン ある運命』(教文館)
- 『カルヴァン』(牧書店)
- 共著に昭和天皇の死去を受けて行われた弓削達(フェリス女学院大学元学長)との対談を収めた『精神と自由 より人間らしく生きるために』(オーロラ自由アトリエ)
- 明治学院大学キリスト教研究所編『現代世界に生きるキリスト教』(明治学院大学キリスト教研究所)
翻訳
[編集]- W.マーシャル・ホートン『キリスト教は文明を救いうるか』宮本武之助共訳. 社会思想研究会出版部, 1952 のち中公文庫
- 『ガラテヤ・エペソ書』カルヴァン著作集刊行会, 1962
- ジュール・ミシュレ『ジャンヌ・ダルク』田代葆共訳. 中央公論社, 1983.6 のち文庫などがある。
映像資料
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 『大学時報』第31巻第164号、1987年6月
- ^ 「創設30周年記念公開講演会要旨 : カルヴァンとフマニタス : 講師 森井 眞氏(キリスト教研究所名誉所員、本学名誉教授)」『あんげろす : 明治学院大学キリスト教研究所ニュースレター』15号、1997年2月
- ^ 『明治学院大学キリスト教研究所紀要』第19・20合併号、1985年10月
- ^ [1]
- ^ 森井眞さん死去 朝日新聞デジタル、2023年9月2日
- ^ 森井眞『ジャン・カルヴァン―ある運命』教文館、2005年
- ^ “森井眞さん死去:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2023年9月2日). 2023年9月5日閲覧。