深瀬俊夫
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(栗田俊夫から転送)
深瀬 俊夫(ふかせ としお、1946年11月26日[1] - 2007年2月26日[2])は、日本の経営者。栗田俊夫という名義で、作曲家・編曲家としても活動した。
作曲家・栗田俊夫
[編集]東京都生まれ[1]。東京音楽大学に学び、在学中から叔父にあたる作曲家の船村徹の下で、栗田俊夫として編曲助手の仕事を始めた[1]。
船村の作曲作品などの編曲のほか、一時は年間100本以上のコマーシャル曲を作曲していた[1]。また、埼玉県松伏町の町民歌「まつぶしの歌」なども作曲しており[3]、さらに、アートネイチャーのサウンドロゴや[1]、テレビアニメ「サザエさん」の効果音なども手がけていた[4]。
経営者・深瀬俊夫
[編集]35歳のときに、大分県別府市で飲食業を営んでいた岳父の求めに応じ[1]、別府でキャバレー「窓」の経営者となった[4]。以降、沖縄県那覇市にライブハウスを出店したり、本拠である別府のキャバレーもライブハウスに業態転換して「音楽博物館ヒットパレードクラブ[注釈 1]」とするなど、音楽を前面に出した飲食店の経営にあたるとともに[4][5]、別府国際ジャズフェスティバルや[1]、別府アルゲリッチ音楽祭など、地域の音楽イベントの企画運営に深く関わった[2]。
この間、別府料飲協同組合理事長、別府市観光協会副会長などを歴任し、死去時には、大分県飲食業生活衛生同業組合理事長であった[2]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 2014年に運営会社の経営難で一度閉店したが、新たな運営会社によって経営を再開した。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g “[人あり](261)別府ネオン街から音楽情報発信に挑む深瀬俊夫さん”. 読売新聞・西部夕刊: p. 1. (1994年8月19日) - ヨミダス歴史館にて閲覧
- ^ a b c “深瀬俊夫氏(県飲食業生活衛生同業組合理事長)死去”. 読売新聞・西部朝刊・大分: p. 33. (2007年2月28日) - ヨミダス歴史館にて閲覧
- ^ “まつぶしの歌”. 松伏町. 2016年9月23日閲覧。
- ^ a b c “写真風土記:古里を訪ねて 別府/3 女性も楽し、生演奏”. 毎日新聞・西部・大分: p. 23. (2009年2月3日) - 毎索にて閲覧
- ^ ヒットパレードクラブ 温泉ハイスタンダード 極楽地獄 別府