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コープケミカル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東北肥料から転送)
コープケミカル株式会社
Co-op Chemical Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 4003
2015年9月28日上場廃止
略称 コープケミ
本社所在地 日本の旗 日本
102-8383
東京都千代田区一番町23番地3
設立 1938年昭和13年)11月8日
業種 化学
法人番号 3010001016644 ウィキデータを編集
事業内容 肥料の製造
代表者 小池一平(代表取締役社長)
資本金 45億78百万円
発行済株式総数 89,250,000株
売上高 連結:212億27百万円
単独:198億9百万円
(2015年3月期)
純資産 連結:113億44百万円
単独:107億41百万円
(2015年3月31日現在)
総資産 連結:277億19百万円
単独:267億46百万円
(2015年3月31日現在)
従業員数 連結:442名、単独:205名
(2015年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 全国農業協同組合連合会 43.2%
ラサ工業株式会社 5.6%
三菱レイヨン株式会社 5.6%
三菱瓦斯化学株式会社 5.5%
(2015年3月31日現在)
外部リンク http://www.co-op.co.jp
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コープケミカル株式会社英文名称Co-op Chemical Co.,Ltd.)は、かつて存在した肥料メーカー。

東日本地区を地盤に、リン酸系化学肥料を主力とし、鉱物系の新素材も製造していた。JA全農系であったが、三菱レイヨン三菱ガス化学なども出資しており、三菱グループとの繋がりも強かった。

2015年10月1日、片倉チッカリン株式会社に吸収合併され、片倉コープアグリ株式会社となった。

主な製品

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肥料
リン酸肥料、カルシウム肥料(畑のカルシウム)、農薬入り肥料(コープガード)、石灰窒素、園芸肥料、有機肥料など
化成品
飼料用リン酸カルシウム、工業用石灰窒素リン酸
新素材
合成雲母、合成スメクタイト、PMシール(建築用耐火シール材

沿革

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  • 1938年昭和13年)11月 - 朝日化学工業株式会社として設立。
  • 1939年(昭和14年)3月 - 帝国高圧工業株式会社を合併
  • 1943年(昭和18年)1月 - 東北肥料株式会社に社名変更。
  • 1960年(昭和35年)9月 - 東北亜鉛鉱業工業株式会社を合併。
  • 1983年(昭和58年)4月 - 株式会社サン化学と合併。同時にラサ工業日東化学工業(後に三菱レイヨンに吸収合併)のリン酸肥料事業の譲渡を受け、コープケミカル株式会社に社名変更。
  • 2012年平成24年)3月 - 持分法適用関連会社の宮古吉野石膏株式会社を清算。
  • 2014年(平成26年)
    • 1月 - 子会社の宮古ケミカルターミナル株式会社を吸収合併[1]
    • 10月 - 子会社の朝日産業株式会社が同じく子会社の岩手興産株式会社を吸収合併し、コープ朝日興産株式会社に商号を変更[2]
  • 2015年(平成27年)
    • 3月 - 全国農業協同組合連合会ほか3社に第三者割当増資を行い、全国農業協同組合連合会が親会社となる。
    • 10月1日 - 片倉チッカリンに吸収合併され、解散。新社名は片倉コープアグリ株式会社となる[3][4]

事業所

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関連会社

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  • コープ商事物流株式会社
  • コープエンジニアリング株式会社
  • コープ朝日興産株式会社
  • 宮古カルサイン株式会社

脚注

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  1. ^ 子会社との合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ” (PDF). コープケミカル株式会社 (2013年11月8日). 2014年8月20日閲覧。
  2. ^ 連結子会社間の合併に関するお知らせ” (PDF). コープケミカル株式会社 (2014年5月16日). 2014年8月20日閲覧。
  3. ^ “肥料2社、10月合併を発表 コープケミカルと片倉チッカリン”. 日本経済新聞. (2015年2月17日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ17HOF_X10C15A2TJ1000/ 2015年2月17日閲覧。 
  4. ^ 吸収合併にかる事後開示書面

参考文献

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