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ヒラマミキオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
晝海幹音から転送)
ひらま みきお
出生名 平間 幹央
別名 Micky(ミッキー)、ヒラマ ミキ緒、晝海 幹音、昼海 幹音、ヒラマ ミキオ[注 1]
生誕 (1976-05-05) 1976年5月5日(48歳)
出身地 北海道
ジャンル J-POP
職業 シンガーソングライターギタリスト音楽プロデューサー
担当楽器 ボーカルギター
活動期間 2000年 - 現在
レーベル john?(2000-2001)
tamtom(2002)
東芝EMI(2004-2005)
ポリスター(2005-2007)
事務所 john?(2000-2003)
黒猫堂(2004-2005)
ポリスター(2005-2007)
共同作業者 peppermints kiss cafe
東京事変
oh sunshine
nigiri
oni session
SABAH
公式サイト https://hirama-hirama.amebaownd.com/

ひらま みきお平間 幹央1976年5月5日 - )は日本シンガーソングライターギタリスト音楽プロデューサー北海道出身。血液型はA型。愛称はMicky(ミッキー)。

人物

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Micky(ミッキー)名義でソロ・デビュー後、インディーズ活動を経て東京事変に加入。サポートメンバーとして参加した当初はヒラマミキ緒、バンドとしての活動開始後は晝海幹音名義で活動していた。脱退後は昼海幹音に変更し、アルバム『When I feel the sun in tokyo』の発売の際にヒラマミキオに変わった。現在は主にひらまみきおとして活動。

ギターのプレイスタイルはハードロックを彷彿させる歪んだ音色と攻撃的なサウンドが特徴。音楽性としてはハードロックブルースなどがルーツにあり、'60s'70sの音楽を好む[1][2]。その一方でThe White StripesThe Killsといったガレージロックバンドなどの90年代・2000年代以降の新しい音楽の影響も受けており、それ以外にもフォークバラードなどあらゆるジャンルの音楽を吸収している[3]

ソロシンガーやバンドとしての活動以外にも、セッション・ギタリストとして様々なアーティストのレコーディングやライブに参加している。

来歴

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1976年5月5日北海道に生まれる。小学校高学年でギターを始め、中学生の時に初めてエレキギターを購入。高校生で作詞・作曲を始める。

1995年、19歳の時にアメリカ人とオーストラリア人の友人たちとバンドを組み、地元のクラブライブハウスで箱バンとして活動を開始する。

1999年、同郷の上田ケンジと出会う。2000年、23歳の時に彼を頼って上京し、拠点を札幌から東京へと移す。同年9月10日、上田の主催する芸能事務所レコード・レーベルであるjohn?レーベルよりMicky(ミッキー)名義でシングル・カセット「Micky」を発売し、インディーズ・デビューを果たす。以降、上田のソロ作品のメイン・ギタリストを務めるほか、hàlスガシカオSHUUBI田中秀典吉田直樹といったアーティストたちのレコーディングやライブにもセッション・ギタリストとして参加するようになる。

2001年7月26日、24歳の時にミニ・アルバム『YUME TO NEGOTO』をリリース。同年12月、バンド「peppermints kiss cafe」にサポート・ギタリストとして参加、2002年初めに正式メンバーとなる[注 2]

2002年10月14日、上田の新レーベルtamtomよりミニアルバム「Beautiful View」をリリース。

2003年、椎名林檎のツアー「雙六エクスタシー」のバックバンド東京事変にサポートメンバーとして参加。

2004年、椎名林檎本人も参加して正式なバンドとして活動を開始することになった東京事変のメンバーとしてメジャー・デビューを果たす。

2005年1月15日、1stアルバム「夢と寝言」を東京事変のライブ会場および椎名林檎の個人事務所・黒猫堂のweb通販限定で再リリースし、春より昼海幹音としてソロ活動も再開。7月1日、東京事変からの脱退を表明。10月19日、ポリスターから2ndアルバム『文明交響型ウイルス』を発売。

2006年1月25日、1stアルバム「夢と寝言」をポリスターから再々リリース。9月6日、3rdアルバム「BLACK BONE MUSICIEN LABEL LABEL」をリリース。

2007年6月27日、ヒラマミキオ名義で4thアルバム『When I feel the sun in tokyo』をリリース。ポリスターを離れ、フリーとなる。6月からMONORAL、12月からエレファントカシマシのサポート・ギタリストを務める[2]

2008年公開の映画「デトロイト・メタル・シティ」(松山ケンイチ主演)にギター演技指導で参加。同年4月23日リリースのSuperflyのシングル「Hi-Five」のレコーディングに参加。

2010年夏、東京在住のアメリカ人シンガー、エミリー・コナーと音楽ユニットoh sunshineを結成、秋からライヴ活動やMySpaceなど音楽配信サイトでの音源発表を開始する[1][4]。10月よりSuperflyのサポート・ギタリストを務める[2]

2011年1月26日、oh sunshineのファースト・ミニ・アルバム『oh sunshine』をリリース[1]。3月、アメリカ・オースティンで行われる世界最大の音楽見本市『SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)』へ出演[3]

2013年6月からplentyのワンマンツアーにサポートギタリストとして参加[5]。同年10月31日、約3年ぶりに開催したMONORALのライブをサポート[6]

2014年12月24日、『ひらまみきお EP』を配信リリース。

2015年、スリーピースバンドnigiriとバンドoni sessionを結成[2][7][8][9]。12月24日、『heart-full』を配信リリース。

2016年2月、冷牟田竜之が新しく結成したスカ・ユニットMORE THE MANに参加[10][11]。同年3月18日、スリーピースバンドSABAHを結成[12]

2017年2月1日にリリースされるMachicoのシングル「TOMORROW」のレコーディングに参加[13]。4月8日から12月9日まで、エレファントカシマシのデビュー30周年記念47都道府県ツアー「30th ANNIVERSARY TOUR 2017」に参加[14]。8月、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZOの「佐藤タイジ ソーラーワークショップ&セッション」(佐藤タイジ山口洋・ヒラマミキオ)に出演。

2020年4月11日からアーティスト名をHIRAMAとし、新たに活動を再開。3曲入りミニアルバム『The spring 2020』を配信。

使用機材

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ギター

所属グループ

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peppermints kiss cafe
シンガーソングライターhàlマニピュレーター山岡広司との3人組の音楽ユニット。Micky名義でギタリストとして途中から参加。
東京事変
シンガーソングライターの椎名林檎率いるバンド。バックバンド時代はヒラマミキ緒、本格的な活動開始後は晝海幹音名義で参加。ギターとバッキング・ボーカルを担当。
oh sunshine
ボーカル・ギターのNY[要曖昧さ回避]出身のアメリカ人シンガー、applemilk1988ことエミリー・コナーとのユニットで、ギタリスト兼プロデューサーとしてひらまみきお名義で活動[15]。2010年に東京在住のアメリカカナダ人の男女アコースティックデュオのc.cedille(セ・セディーユ)をサポートしたことをきっかけに、そのメンバーだったエミリーと結成した[1][4][16]
nigiri
メンバーはali(MONORAL、ベース)とeric(ドラム[2][7]。mikio名義でギタリストとして参加。
oni session
メンバーはキーボード上田禎(元The Hummings。秦基博Rie fuなどのアレンジ・プロデュース、日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞映画「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜」の音楽担当)、ベーシストの鈴木淳、ドラムス中畑大樹Syrup 16gVOLA & THE ORIENTAL MACHINEplenty、YakYakYak、peridots)、ボーカル・ギターの井上鉄平BAZRA[8][9]。ひらまみきお名義でギタリストとして参加。
SABAH
メンバーは鈴木淳(ベース)と中畑大樹(ドラム)[12]。ひらまみきお名義でギタリストとして参加。

サポート

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レコーディング

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上田ケンジhàlSHUUBI田中秀典吉田直樹スガシカオ坂元健児カジヒデキMONORALエレファントカシマシSuperfly、アカシアオルケスタ、いきものがかりDAD MOM GODなど多数。

ライブ

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ディスコグラフィー

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ソロ名義

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アルバム

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発売日 タイトル 規格品番 レーベル 最高順位 備考
1st 2001年7月26日 YUME TO NEGOTO John-011 John? Micky名義。
2005年1月15日 夢と寝言 無し kronekodow 昼海幹音名義。リニューアル再発盤。
2006年1月25日 MTCD-5012 felicity /POLYSTAR 昼海幹音名義。リニューアル再々発盤。
2nd 2005年10月19日 文明交響型ウィルス MTCD-5009 昼海幹音名義。
3rd 2006年9月6日 BLACK BONE MUSICIEN LABEL MTCD-5024 昼海幹音名義。
4th 2007年6月27日 When I feel the sun in tokyo MTCD-5019 ヒラマミキオ名義。

ミニアルバム

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発売日 タイトル 規格品番 レーベル 収録曲 最高順位 備考
1st 2002年10月14日 Beautiful View UEKEN-002 tamtom Micky名義。
2nd 2014年12月24日 ひらまみきおEP engine ひらまみきお名義。配信限定。
3rd 2020年 The spring 2020 HIRAMA名義。配信限定。
4th 2023年9月24日 ¥10.000.000.000 配信限定。

シングル

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  発売日 タイトル 規格 規格品番 レーベル 収録曲 最高順位 備考
1st 2000年9月10日 Micky シングル・カセット John-006 John? Micky名義。

oh sunshine名義

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ミニアルバム

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  発売日 タイトル 規格品番 レーベル 収録曲 最高順位
1st 2011年1月26日 oh sunshine CD WHCD-76 WESS RECORDS

脚注

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注釈

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  1. ^ Micky以外、読みはすべて「ひらま みきお」。
  2. ^ その後、2003年1月をもってバンドは活動休止。

出典

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  1. ^ a b c d oh sunshine(インタビュアー:村尾泰郎)「oh sunshine 『oh sunshine』」『bounce SPECIAL, タワーレコード』、2011年2月25日https://tower.jp/article/interview/2011/02/25/756202016年6月10日閲覧 
  2. ^ a b c d e nigiri×THE SUZAN×Made in Asia(インタビュー)「特別インタビュー」『イベント主催者:hole in my pocketより, UKプロジェクト』、2015年7月17日http://www.ukproject.com/zherthezoo/pickup/15special-interview.html2016年6月10日閲覧 
  3. ^ a b 元東京事変のギタリストとアメリカ人女性のユニット「oh sunshine」が初音源”. CINRA.NET (2011年1月11日). 2016年6月10日閲覧。
  4. ^ a b 東京在住アメリカ人/カナダ人のアコースティックデュオ、c.cedilleがデビュー”. listenmusic, エムティーアイ (2010年4月16日). 2016年6月10日閲覧。
  5. ^ plenty、2ndフルアルバム「this」5月リリース決定”. 音楽ナタリー (2013年4月12日). 2016年6月10日閲覧。
  6. ^ 【ライヴレポート】MONORAL、<HALLOWEEN PARTY>で「3年待っててくれてありがとう」”. BARKS (2013年11月18日). 2016年6月10日閲覧。
  7. ^ a b 【NEXUSニュース】THE SUZAN、日本に拠点に自主レーベルから第一弾アルバムリリース決定”. NEXUS, FMPJ (2015年7月2日). 2016年6月10日閲覧。
  8. ^ a b 【5月5日(火)】ひらまみきお”. NEXUS, FMPJ (2015年5月5日). 2016年6月10日閲覧。
  9. ^ a b ギタリスト・ひらまみきお、次回ライヴも超豪華アーティストと共演”. NEXUS, FMPJ (2015年4月17日). 2016年6月10日閲覧。
  10. ^ 冷牟田竜之、若手メンバー集め新ユニットMORE THE MAN結成”. 音楽ナタリー (2016年2月24日). 2016年6月10日閲覧。
  11. ^ MORE THE MAN 3/31 参加メンバー 第二弾発表”. 冷牟田竜之アメブロオフィシャルブログ (2016年3月8日). 2016年6月10日閲覧。
  12. ^ a b 新バンド結成”. 鈴木淳公式ブログ (2016年2月12日). 2016年6月10日閲覧。
  13. ^ Machico、新シングル表題曲「TOMORROW」MV公開 昼海幹音、日向秀和ら参加も発表に”. リアルサウンド (2016年12月26日). 2017年1月15日閲覧。
  14. ^ エレカシ、新春武道館で150分“大暴れ” 4月から初の47都道府県ツアーへ”. ORICON NEWS (2017年1月7日). 2017年1月15日閲覧。
  15. ^ オー・サンシャイン(Oh Sunshine)@ エリシウム、TX”. Smashing Mag (2011年3月18日). 2017年2月8日閲覧。
  16. ^ 東京在住アメリカ人/カナダ人のアコースティックデュオ、c.cedilleデビューアルバムをリリース”. listenmusic, エムティーアイ (2010年5月12日). 2016年6月10日閲覧。

外部リンク

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