明星大学大学院理工学研究科・理工学部
明星大学大学院理工学研究科(めいせいだいがくだいがくいんりこうがくけんきゅうか、英称:Graduate School of Engineering)は、明星大学に設置される大学院研究科の一つである。
また、明星大学理工学部(めいせいだいがくりこうがくぶ、英称:Faculty of Engineering)は、明星大学に設置される理工学部である。
概略
[編集]明星大学理工学部は、1964年に明星大学の開学と同時に誕生した最初の学部である[1]。その後、学科の改組をしていき、2010年には、理工学部6学科を集約し「総合理工学科」を開設、4つのコース制を作った。コースには、「物理学コース」,「化学・生命科学コース」,「機械工学コース」,「電気工学コース」という4つのコースがあり、学生は入試の時点でどのコースかを選んでいく。大学1年では、基礎数学、理工学で必要な幅広い基礎知識、実験技術を学んでいく。大学2年からは,各コースに分かれて専門的な講義がスタートし、学生の目的に合わせて複数の講義をまとめた「専門プログラム」など履修していく。大学3年の後半からは,学生は研究室に所属して、自分の関心のあるテーマについての卒業研究が始まる。
「専門プログラム」とは、複数の授業科目をパッケージにしたものであり、学生は自分の目指す分野を、その専門プラグラムから選択して、効率的に専門分野を深められるように組まれている[2]。専門プログラムは次の16に分かれている。物理学コースの専門プログラムには「理論物理」、「半導体・物性物理」、「宇宙科学」、「地球環境」、「マテリアルサイエンス」、化学・生命科学コースの専門プログラムには「機能性材料」、「合成化学」、「環境と資源」、「分子生命科学」、「生態マネージメント」、機械工学コースの専門プログラムには「乗り物メカニクス」、「航空宇宙」、「ロボット・AI」、電気工学コースの専門プログラムには「エネルギー」、「制御工学」、「情報通信」がある。
沿革
[編集]- 1964年 - 明星大学の開学。理工学部(5学科)のみの1学部5学科体制でスタート。
- 1972年 - 大学院理工学研究科の設置。
- 1985年 - 物性研究センターを設置。
- 1992年 - 青梅校開設。4学部13学科2専修体制。情報学部(経営情報学科、電子情報学科)。
- 1998年 - 大学院情報学研究科の開設。
- 2005年 - 学部学科の改組。理工学部 機械工学科を機械システム工学科に名称変更、電気工学科・情報学部電子情報学科を集約し電気電子システム工学科を開設、土木工学科を移行し建築学科を開設、環境システム学科を開設。情報学部 経営情報学科・電子情報学科の情報分野を集約し、情報学科3コースを開設・日野校舎へ移動。
- 2010年 - 理工学部6学科を集約し「総合理工学科」を開設、6学系のコース制に移行。
- 2020年 - 理工学部総合理工学科から建築学系が分離独立し、建築学部建築学科を開設。総合理工学科は4コース制となる。
学部学科
[編集]理工学部
- 総合理工学科
- 物理学コース
- 化学・生命科学コース
- 機械工学コース
- 電気工学コース
大学院
[編集]理工学研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- 物理学専攻
- 化学専攻
- 機械工学専攻
- 電気工学専攻
- 建築・建設工学専攻
- 環境システム学専攻
関連組織
[編集]- 連携研究センター
- 情報科学研究センター
交通アクセス
[編集]日野キャンパス(東京都日野市程久保2-1-1)
- 多摩都市モノレール「中央大学・明星大学駅」直結、徒歩1分。
脚注
[編集]- ^ “沿革”. 明星大学. 2023年2月18日閲覧。
- ^ “理工学部が生まれ変わります! | 明星大学”. www.meisei-u.ac.jp. 2023年2月18日閲覧。