挾土秀平
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(挟土秀平から転送)
挾土 秀平(はさど しゅうへい、1962年 - )は日本の左官である[1]。左官技能士。
人物
[編集]個人住宅から、日本の伝統建築、ホテルのエントランスロビーまで、様々な壁塗りを手がける。左官業の枠にとらわれず、その技術を活かした芸術作品を発表し、個展も開催している。 挾土は本名[2]。
略歴
[編集]- 1962年 岐阜県高山市に左官業・挟土組の長男として生まれる。
- 1981年 岐阜県立高山工業高等学校卒業後、熊本県で左官修業に入る。
- 1983年 技能五輪全国大会左官部門で優勝。
- 1984年 国際技能競技大会出場。
- 2001年 挟土組を退社し、「職人社 秀平組」を設立。
主な仕事
[編集]- 八ヶ岳マツボックリの野菜蔵
- 金沢黄金の蔵
- ザ・ペニンシュラ東京
- 第34回主要国首脳会議(洞爺湖サミット)
- ゼロエミッションハウス
- 土の円卓
- 土の座卓
- アースメイク
- 氷雪の壁
- 益子町「土祭」の主要会場の1つ「土舞台」[3][4][5][6][7][8][9]
- 大河ドラマ『真田丸』の題字
- JPタワー名古屋の左官壁[10]
- 大手町タワー(アマン東京)
出演
[編集]ラジオ
[編集]テレビ
[編集]- プロフェッショナル 仕事の流儀(NHK総合)(2006年3月7日、2007年7月31日、2015年10月26日、2016年1月11日)
- ソロモン流(2009年3月22日)
- 辰巳琢郎の家物語〜リモデル★きらり(2012年7月14日)
- 戦士の逸品(2012年9月25日)
- Crossroad(2014年1月25日)
- SWITCHインタビュー 達人達(NHK E)田中泯×挾土秀平(2015年9月12日)
- ザ・インタビュー〜トップランナーの肖像〜(2015年11月29日)
- オトナの!(2016年4月20日、27日、5月4日)
- アナザースカイ(2017年5月12日)
- イッポウ(CBCテレビ)(2017年7月13日)
- 美の壺(NHK BS) 「神宿る土、左官」(2016年3月11日)
- 日曜美術館(NHK E)「熱烈!傑作ダンギ 若冲」(2016年4月10日)
- SWITCHインタビュー 達人達(NHK E)宮本浩次×挾土秀平(2020年9月19日、2020年9月26日)
- 日曜美術館(NHK E)「地球の脈動を塗る」(2023年5月21日)[11]
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “左官職人・挾土秀平が非日常空間に創造した自然とつながるアート”. 美術手帖. 2024年1月28日閲覧。
- ^ LOHAS TALK[1]
- ^ 「下野新聞」2009年(平成21年)5月30日付 31面「土祭」「アートと融合した 益子の原点テーマに」「今秋、住民参加型イベント」
- ^ 土祭,益子町 2016, p. 42-43.
- ^ 土祭,益子町 2016, p. 50-51.
- ^ 土祭,益子町 2016, p. 62-63.
- ^ 土祭,益子町 2016, p. 84-87.
- ^ 土祭,益子町 2016, p. 200.
- ^ 地図 - Google マップ - 土舞台(土祭)
- ^ “「KITTE名古屋」の出店ラインナップが決定” (PDF). 名工建設株式会社. 2016年6月20日閲覧。
- ^ "地球の脈動を塗る". NHK. 2023年5月21日. 2023年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月14日閲覧。
参考書籍
[編集]- 益子町 編『土祭 2009-2015』有限会社 里文出版、2016年3月30日、62-63頁。ISBN 9784898064399。
外部リンク
[編集]- 挾土秀平公式サイト
- Bunkamuraギャラリー - 展覧会『土と水陽』
- 光ミュージアム - 展覧会『挾土秀平展~土のソムリエ~』
- 「自然」に魅せられて - セブンイレブン広報誌『みどりの風』インタビュー記事