飛島新田
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飛島新田 | |
---|---|
北緯35度4分36.5秒 東経136度48分26.2秒 / 北緯35.076806度 東経136.807278度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
郡 | 海部郡 |
市町村 | 飛島村 |
面積 | |
• 合計 | 1.45995344 km2 |
人口 | |
• 合計 | 586人 |
• 密度 | 400人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
490-1437(元起之郷)[WEB 3] |
市外局番 | 0567(津島MA)[WEB 4] |
ナンバープレート | 名古屋 |
飛島新田(とびしましんでん)は、愛知県海部郡飛島村の地名(大字)である。13の字がある。また、南接して大字飛島新田番外地(以下、番外地と記す)が所在する[WEB 5]が、当項であわせて記述する。
地理
[編集]飛島村の中央部に位置する。当地より別の大字が独立して編成された経緯があるため、まとまって存在せずバラバラに切り離された状態になっている。また、番外地は飛島新田から見て、川で区切られたような状態になっている。字名は、大きく梅之郷・竹之郷・元起之郷に分かれ、さらに方角・カタカナによって分けられている。東西に国道23号(名四国道)が横断し、当地を分断している恰好になっている。
字一覧
[編集](配列は五十音順・読みはyahoo地図より[WEB 6])
- 梅之郷東ノ割(うめのごうひがしのわり)
- 梅之郷南ノ割(うめのごうみなみのわり)
- 竹之郷(たけのごう)
- 竹之郷イロノ割(たけのごういろのわり)
- 竹之郷トチノ割(たけのごうとちのわり)
- 竹之郷ハニノ割(たけのごうはにのわり)
- 竹之郷ホヘノ割(たけのごうほへのわり)
- 竹之郷ヨタレ北ノ割(たけのごうよたれきたのわり)
- 竹之郷ヨタレ南ノ割(たけのごうよたれみなみのわり)
- 竹之郷リヌノ割(たけのごうりぬのわり)
- 竹之郷ルヲノ割(たけのごうるおのわり)
- 竹之郷ワカノ割(たけのごうわかのわり)
- 元起之郷(もときのごう)
愛知県海部郡飛島村大字飛島新田字竹之郷ヨタレ南ノ割
[編集]当地内にかつて存在した地名。正式には「竹之郷ヨタレ南ノ割」が字名である。2015年2月23日、周囲の「竹之郷1〜8丁目」に編入され、この地名は消滅した[WEB 7]。
河川
[編集]歴史
[編集]- 1707年(宝永4年) - 新田の北半分にあたる箇所が大宝前新田として、神戸分左衛門により開発されるが、のち洪水により荒廃する[1]。
- 1801年(享和元年) - 尾張国海西郡の飛島新田として成立[2]。鳥ケ地新田庄屋佐野周平・鎌島新田庄屋木村徳右衛門が発起人となり、援助者6人を加え、熱田奉行津金文左衛門の指揮により、大宝前新田の再開発に成功したものである[1]。同時に元松神社を創建する[1]。
- 1806年(文化3年) - 服岡新田が独立する[1]。
- 1872年(明治5年) - 有年学校が設置される[1]。
- 1878年(明治11年) - 有年学校が飛島学校となる[1]。
- 1880年(明治13年) - 飛島学校が大谷学校となる[1]。
- 1887年(明治20年) - 大谷学校が尋常小学飛島学校となる[1]
- 1889年(明治22年) - 飛島新田・政成新田・服岡新田が合併し、飛島村が成立[2]。各新田はそれぞれ同村の大字となる[1]。
- 1899年(明治32年) - 天台宗善光寺創建[1]。
- 1925年(大正14年) - 飛島神社創建[1]。
- 1952年(昭和27年) - 一部が大字梅之郷として独立[1]。
- 1975年(昭和50年) - 一部が大字渚と大字松之郷として独立[1]。
- 1982年(昭和57年) - 字竹之郷に村役場をはじめとする総合庁舎建設[1]。
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世帯数と人口
[編集]2015年(平成27年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]。
大字 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
飛島新田 | 202世帯 | 586人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 622人 | [WEB 8] | |
2000年(平成12年) | 582人 | [WEB 9] | |
2005年(平成17年) | 564人 | [WEB 10] | |
2010年(平成22年) | 587人 | [WEB 11] | |
2015年(平成27年) | 586人 | [WEB 2] |
交通
[編集]- 国道23号(名四国道)
- 国道302号(名古屋環状2号線)
- 愛知県道103号境政成新田蟹江線
- 愛知県道104号新政成弥富線(筏川堤防道路)
施設
[編集]- 愛知自動車整備専門学校
- 竹之郷神社
- 飛島温泉コーワレジャーランド(2004年廃業)
- かつては当地内に飛島村立飛島中学校が所在したが、2010年移転統合により現在はない。
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]WEB
[編集]- ^ “愛知県海部郡飛島村の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年7月11日閲覧。
- ^ a b c 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ a b “飛島新田字元起之郷の郵便番号”. 日本郵便. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ yahoo地図2013年8月24日閲覧。
- ^ yahoo地図2013年8月24日閲覧。
- ^ 「珍名・長すぎ…地名を変えました 悩む住民が活動」朝日新聞デジタル 2015年5月4日07時58分配信[リンク切れ]
- ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。
書籍
[編集]参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5。
- 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名体系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9。