廣本敏郎
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廣本 敏郎(ひろもと としろう、1952年1月2日 - 2023年2月16日)は日本の会計学者。一橋大学名誉教授。公認会計士・監査審査会会長。京都府出身。元公認会計士第二次試験委員。岡本清(一橋大学名誉教授)の弟子[1]。元日本原価計算研究学会会長。1994年日本会計研究学会太田賞受賞。2023年従四位瑞宝中綬章[2]。
なお、門下生(管理会計・原価計算のゼミナール出身者)として挽文子(一橋大学教授、検査官)、伊藤克容(成蹊大学教授)、諸藤裕美(立教大学 経済学部 教授)、伊藤彰浩(株式会社アクリート創業者、前代表取締役)、高橋伸彰(株式会社フィル・カンパニー創業者)などがいる[3]。モルガン銀行日本代表を務めた藤巻健史(元参議院議員)はゼミの1年先輩[4][5]。
学歴
[編集]- 1976年 一橋大学商学部卒業。
- 1981年 一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得。
- 1986年 スタンフォード大学及びハーバード大学へ留学(1988年まで)。
- 1993年 博士(商学)(一橋大学)の学位を取得。→「Category:博士(商学)取得者」を参照
職歴
[編集]- 1981年 一橋大学商学部専任講師。
- 1985年 一橋大学商学部助教授。
- 1993年 一橋大学商学部教授。
- 2009年 日本原価計算研究学会会長[6]。
- 2010年 公認会計士・監査審査会委員(常勤)、一橋大学退職。
- 2015年 一橋大学名誉教授。
- 2016年 公認会計士・監査審査会会長、関西大学商学部客員教授
他に松山大学理事や[7]、東京大学・松山大学・東京工業大学・税務大学校・富士大学等で非常勤講師を務める。
著書
[編集]単著
[編集]- 『米国管理会計論発達史』森山書店、1993年
- 『工業簿記の基礎』税務経理協会、1996年
- 『原価計算論』中央経済社、1997年、2008年(第2版)、2015年(第3版、この版より挽文子と共著となる)
共著
[編集]編著
[編集]- 『ガイダンス企業会計』(山浦久司と)白桃書房
- 『検定簿記講義 1級原価計算』(岡本清と)中央経済社
- 『検定簿記講義 1級工業簿記』(岡本清と)中央経済社
- 『検定簿記講義 2級工業簿記』(岡本清と)中央経済社
- 『自律的組織の経営システム ~ 日本的経営の叡智 ~』森山書店 2009年。
論文
[編集]- "Another Hidden Edge:Japanese Management Accounting",Harvard Business Review,July-August 1988
- "Management Accounting in Japan",Contorolling,November 1989
- "Restoring the Relevance of Management Accounting",Journal of Management Accounting Research,Fall 1991
脚注
[編集]- ^ [1]
- ^ 官報令和5年本紙第945号 11頁
- ^ ファルス株式会社代表取締役 髙橋伸彰さんHIT MAGAZINE
- ^ 藤巻健史@fujimaki_takesi
- ^ 中村忠「社会を支える会計」一般社団法人如水会
- ^ 歴代会長日本原価計算研究学会
- ^ 学校法人松山大学 役員名簿松山大学
外部リンク
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