川崎医科大学附属病院
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(川崎医大病院から転送)
川崎医科大学附属病院 | |
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情報 | |
英語名称 | Kawasaki Medical School Hospital |
許可病床数 |
1182床 一般病床:1154床 精神病床:28床 |
機能評価 | 一般500床以上:Ver6.0 |
開設者 | 学校法人川崎学園 |
管理者 | 園尾博司(病院長) |
開設年月日 | 1973年12月17日 |
所在地 |
〒701-0192 |
位置 | 北緯34度37分53秒 東経133度48分39秒 / 北緯34.63139度 東経133.81083度 |
二次医療圏 | 県南西部 |
PJ 医療機関 |
川崎医科大学附属病院(かわさきいかだいがくふぞくびょういん)は、岡山県倉敷市松島にある川崎医科大学附属の大学病院である。
特徴
[編集]- 大学附属の病院として、岡山市にある岡山大学病院とともに、岡山県内の地域医療の中心的な役割を果たしている。
- 大学病院としてだけでなく、民間総合病院としても大規模であり、さらに同市内には倉敷中央病院(1,116床)も存在する。
- 高度救命救急センターを併設しており、ドクターヘリ事業を行っている。これは、1999年10月1日より2001年3月31日まで1年半にわたって厚生省の試行的事業として行ったのが始まりで、これは同時期に試行された神奈川県の東海大学医学部付属病院とともに日本で初の事例である。
- 本院とは別に、大学設立の母体となった川崎医科大学総合医療センターが岡山市にある。経営も学校法人川崎学園が行っている。
- 私立の新設大学・病院ではよく見受けられる事であるが、小高い丘の上に立地しているため、各病棟間の接続が複雑で、患者や見舞い客は院内でよく迷うことがあり、その対策として、開設当初よりロビーに大学とその周辺の立体模型が展示されている。この模型は現在も更新されている。
- 以前は倉敷駅の駅ビルにサテライトクリニックを開設していたが、患者はスタッフや設備の揃った施設を好む傾向にあり、結果、廃院となった。
- 改装後より各部屋の前に表示されている写真は本院敷地にある松であり、所在地の松島を象徴する木である。
沿革
[編集]- 1970年 - 川崎医科大学の設置が認可。
- 1973年 - 附属病院の開設が許可。(病床数1,052床)
- 1977年 - 救急告示病院として認可。
- 1985年 - 特定承認保険・療養取扱機関として承認。
- 1990年 - 老人性認知症センター設置病院として指定。
- 1991年 - 精神病棟を開設(24床)。
- 1993年 - 言語聴覚療法部を開設。
- 1994年 - 高度救命救急センターを認可。
- 1994年 - エイズ治療拠点病院として指定。
- 1997年 - 災害拠点病院(地域災害医療センター)として指定。
- 1999年 - ドクターヘリ試行的事業を開始
- 2000年 - 精神病棟28床に増床(病床数1,182床)。地域周産期母子医療センターとして指定。
- 2001年 - ドクターヘリ導入促進事業を開始。
- 2002年 - 回復期リハビリテーション病棟を開設。新生児特定集中治療室(NICU)を開設、高次脳機能障害支援モデル事業の岡山県拠点病院として指定。
- 2004年 - 地域リハビリテーション推進事業岡山県支援センターとして指定。
- 2005年 - 日本医療機能評価機構認定
- 2007年 - 通院治療センター(20床)開設
- 2010年 - 日本医療機能評価機構ver.6更新認定
診療科
[編集]- 総合診療部
- 内科(血液、神経、肝・胆・膵、食道・胃腸、循環器、呼吸器、腎臓・リウマチ、糖尿病・内分泌)
- 小児科
- 新生児科
- 皮膚科
- 心療科
- 外科(消化器、胸部心臓血管、乳腺甲状腺、小児)
- 脳神経外科
- 整形外科
- 形成外科・美容外科
- 泌尿器科
- 産婦人科
- 眼科
- 耳鼻咽喉科
- 脳卒中科
- リハビリテーション科
- 放射線科(画像診断、治療、核医学診療)
- 救急部
- 口腔外科・矯正歯科
- 公衆衛生部
- 健康診断センター
- 麻酔・集中治療部
- 臨床腫瘍科
- 遺伝診療部