コンテンツにスキップ

黒部市芸術創造センターセレネ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
黒部市芸術創造センターセレネ
地図
情報
完成 1993年7月30日
客席数 (大ホール)700席
(小ホール)280席
延床面積 5,700m²
所在地 938-0282
富山県黒部市宇奈月温泉6番地3
位置 北緯36度48分48.7秒 東経137度35分7秒 / 北緯36.813528度 東経137.58528度 / 36.813528; 137.58528 (黒部市芸術創造センターセレネ)座標: 北緯36度48分48.7秒 東経137度35分7秒 / 北緯36.813528度 東経137.58528度 / 36.813528; 137.58528 (黒部市芸術創造センターセレネ)
アクセス 富山地方鉄道宇奈月温泉駅黒部峡谷鉄道宇奈月駅から徒歩5分
外部リンク 黒部市芸術創造センターセレネ
テンプレートを表示

黒部市芸術創造センターセレネ(くろべしげいじゅつそうぞうセンターセレネ)は、富山県黒部市宇奈月温泉にある複合施設である。『セレネ』はギリシア神話に登場する月の女神の名前で、宇奈月温泉の『月』と、丸みを帯びた建物の優美なイメージから名付けられた[1]

概略

[編集]

1993年7月30日に、富山県、宇奈月町(現・黒部市)、宇奈月温泉旅館協同組合、立山黒部貫光などが出資した[2]第三セクターの株式会社『宇奈月国際会館』(1988年3月19日発足[3])で経営する『宇奈月国際会館セレネ』として開業した。鉄筋コンクリート造5階建て、延床面積5,700m2、建設費用は約28億円[2]

当初の建設予定地は温泉街入り口の五十僧地区であったが、土地が狭く、隣に町浄化センターがあって環境が良くないと、町議会から反対の声が挙がっていた[3]。このため、宇奈月温泉スキー場のリフト下に建設されることになった[4]。建設着工は1991年4月1日、竣工は1993年6月30日[5]

2022年4月に、現在の施設名に改称された[6]

施設

[編集]
大ホール
最大700席。
小ホール
最大280席。
会議室
A(フル219m2、ハーフ109m2)、B(45m2)、C(45m2)、特別会議室(55m2
ミーティングルーム
A、B(いずれも19m2
セレネ美術館
黒部峡谷の大自然をテーマとした美術館[7]。美術館内では、美術鑑賞に最適な演出をするためのオリジナル楽曲が流れている[8]
カフェ・セレネ
喫茶コーナー。
ギャラリースペース

脚注

[編集]
  1. ^ 黒部市芸術創造センターセレネ(公式サイト内『Story』の節より、2022年8月9日閲覧)
  2. ^ a b 『北日本新聞』1993年7月31日付朝刊26面『国際会館セレネ完成祝う 宇奈月 6ヶ国同時通訳を設備』より。
  3. ^ a b 『北日本新聞』1988年3月20日付朝刊20面『宇奈月国際会館の創立総会 年内にも着工へ』より。
  4. ^ 『北日本新聞』1988年4月23日付朝刊20面『建設予定地決まる 宇奈月国際会館 スキー場リフト下に』より。
  5. ^ 『目で見る 魚津・黒部・下新川の100年』(1993年7月24日、郷土出版社発行)165頁。
  6. ^ 黒部市芸術創造センターセレネ(facebook、2022年8月9日閲覧)
  7. ^ Museum Story(黒部市芸術創造センターセレネ、2022年8月9日閲覧)
  8. ^ 黒部市芸術創造センターセレネ(公式サイト内『Art』の節より、2022年8月9日閲覧)

外部リンク

[編集]