コンテンツにスキップ

弁護士・高林鮎子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
女弁護士・高林鮎子から転送)
弁護士・高林鮎子
ジャンル テレビドラマ
原作 宮脇俊三(第1作)
津村秀介(第2作 - 第34作)
企画 小坂敬
長富忠裕
酒井浩至
脚本 高久進
石原武龍
小木曽豊斗
監督 小山幹夫
鷹森立一
辻理
永野靖忠
小松範任
津崎敏喜
出演者 眞野あずさ
橋爪功
丹波哲郎
ナレーター 平榮子
オープニング オープニングテーマを参照
エンディング 主題歌を参照
製作
プロデューサー 長富忠裕
雨宮望
前田伸一郎(日本テレビ)
桑原秀郎
吉村晴夫
島田薫(東映)
制作 日本テレビ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1986年11月11日 - 2005年7月5日
放送時間放送時間の変遷を参照
回数34
火曜サスペンス劇場
テンプレートを表示

弁護士・高林鮎子』(べんごし たかばやしあゆこ)は、1986年から2005年まで日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」で放送されたテレビドラマシリーズ。全34回。原作は宮脇俊三(第1作)、津村秀介(第2作 - 第34作)。製作は東映。主演は眞野あずさ[1]

ドラマのタイトルは第1作以来「女弁護士 高林鮎子」であったが、第24作以降は「弁護士 高林鮎子」となっている。

概要

[編集]

草鹿法律事務所に所属する美人弁護士・高林鮎子が、数十年にわたって司法試験に落ち続けている万年補助者の竹森慎平とともに、主に被疑者の無実の証明のために弁護を受けることをきっかけとして、最終的に真実を明らかにして事件を解決するまでを描く作品。仕掛けとしてほぼ毎回、主に真犯人が鉄道列車を利用してアリバイを主張し、それを崩すことで真実が明らかになっていく。そのキーは時刻表に隠されている。高林鮎子、竹森慎平、所長である草鹿達之介の3人の絶妙な掛け合いと、犯人によって何重にも張り巡らされたアリバイ崩しが高い人気を得ることとなった。高林鮎子や竹森慎平などの役は原作には全く登場しないドラマオリジナルのものであるが、その経緯の詳細については津村秀介『新横浜発12時9分の死者』の解説(1993年の講談社文庫版の解説(吉村晴夫)及び2003年の光文社文庫版の解説(新保博久)を参照されたい。

草鹿法律事務所のセットは、第7作で多少模様替えが加えられた以外はシリーズを通して基本的に変わらなかった。鮎子の名刺によれば草鹿法律事務所は東京都千代田区神田駿河台五丁目に存在することになっているが、第20作では日比谷の名を冠したビルに入っているという設定になっている。

同じ火曜サスペンス劇場、東映製作の『監察医・室生亜季子』と並び、初期から放映されていた人気シリーズとして現在でも再放送が多い(BS日テレでも第1回から再放送された)。

キャスト

[編集]

草鹿法律事務所

[編集]
高林鮎子
演 - 眞野あずさ
弁護士(俗に言う勤務弁護士=イソ弁)。冷静に事件関係者の心理を読みながら竹森慎平とともに事件を解決していく。3回で司法試験に合格し[注 1]司法修習の後に弁護士として草鹿法律事務所に所属。犯人によって各所に仕組まれた難解なトリックの謎を解明し、時刻表トリックの解明を得意とする慎平の助けを得てその裏付けをとる。車好きでドラマでは草鹿法律事務所まで車で向かうという形で登場することが多い。慎平からは「鮎ちゃん」あるいは「鮎っぺ」と呼ばれており、また、草鹿弁護士からは「高林君」と呼ばれている。兄がいる。
なお、『弁護士 高林鮎子』は眞野の代表作の一つであり、第19作の原作となった津村秀介『葡萄 夜行列車が運ぶ殺意』(1997年、トクマ・ノベルス)にエッセイを寄稿している。
竹森慎平
演 - 橋爪功
補助者であり調査員。高林とタッグを組み、事件を解決へと導く手助けをする。鉄道ファンであり犯人の仕組んだ複雑な時刻表トリックを解明することを得意とする。司法試験に挑戦しているが事務所の仕事が忙しいこともあってなかなか勉強が進まない。第1作のときから既婚で子どももいる設定だが妻子が劇中に姿を現すことはない[注 2]。新聞記事を切り抜いてスクラップブックを作成するのが日課であり、これは草鹿法律事務所に保管されている。鮎子からは「慎平さん」と呼ばれており、また、草鹿弁護士からは「慎平」と呼ばれている(ただし、第1作で鮎子は「竹森さん」と呼んでいる)。
沢村千鶴子
演 - 星ともえ(第1作 - 第6作)、杉浦きよみ(第7作 - 第33作)
事務員。事件の解決には直接関わらないが、作品によっては事実関係の確認などを手伝っているものもある。鮎子や慎平からは「ちづちゃん」と呼ばれているが、事件解決に直接関わらないこともあってか、エンドロールのクレジットには「沢村千鶴子」という役名が付されていないことも多い。第34作(最終作)には登場しない。
草鹿達之介
演 - 丹波哲郎
所長で弁護士。所長として必要以上に経費がかさむことを気にしつつも、毎回、鮎子や慎平に事件解明の鍵を示唆する。ただ、時として直感的で奇想天外な示唆をすることもあり、それには鮎子や慎平も当惑してしまうが、結果的にその示唆は的を射たものであることが多い。鮎子や慎平からは「ボス」あるいは「先生」と呼ばれている(ただし、慎平は鮎子との会話の中で「とっつぁん」と呼んでいることもある)。

ゲスト

[編集]

第1作 - 第20作 / 第21作 - 第34作

第1作 - 第20作(1986年 - 1997年)

[編集]
第1作「寝台特急あさかぜ4号殺人風景」(1986年)
第2作「L特急あずさ19号 逆転の殺意」(1987年)
第3作「新横浜発12時09分の女」(1988年)
第4作「信州飯田線殺意の天竜峡」(1988年)
第5作「かいじ12号小淵沢で消えた不在証明」(1989年)
第6作「船岡発普通列車 無縁坂の女」(1989年)
第7作「L特急しまんと6号 早春四国路殺人事件」(1990年)
第8作「北の旅、殺意の雫石」(1990年)
第9作「北の街小樽に消えた女」(1991年)
第10作「博多-札幌殺人ルート」(1992年)
  • 北沢雄一(美和と勇の伯父) - 頭師孝雄
  • 古崎(大船東警察署 警部補) - 平泉成
  • 村山美和(15歳) - 新井祐美
  • 尾崎かおり(OL) - 織田めぐみ
  • 村山勇(美和の弟) - 加藤衛
  • 奥田(ゼブラ通運 社長) - 内田稔
  • 中原(刑事) - 妹尾洸[2]
  • 矢島(刑事) - 椿田昇耶
  • 早川(明太子屋(やまや)主人) - 轟謙司
  • 捜査課長 - 増田再起
  • 青山沙紀、今井かおり平井一幸植松洋、小林一、小久保丈二、芽野豪樹、山浦栄、山田光一、相馬剛三
第11作「能登に消えた女」(1993年)
第12作「L特急あずさ13号の女」(1993年)
第13作「北斗星1号複合の接点」(1993年)
第14作「浜名湖汽水域」(1994年)
  • 前野義夫(真吾の兄) - 名古屋章
  • 前野美保(真吾の娘・高林鮎子の幼馴染) - あめくみちこ
  • 久保田(静岡県警西新居警察署 部長刑事) - 平野稔
  • 前野真吾(前野工業所 社長) - 勝部演之
  • 羽田友子(羽田の妻) - 鶴田さやか
  • 藤岡加代(スナック「知床」ホステス) - 康本美紀
  • 西岡夕子(スナック「知床」ママ) - 中川真由美
  • 羽田進 - 幸英二
  • 松居良三(義夫の友人) - 岡野耕作
  • 石川(静岡県富士警察署 部長刑事) - 浜田東一郎
  • 伊藤眞、田嶋基吉、六社山幸成、椿田昇耶、小久保丈二、山本緑
第15作「飛騨高山の女」(1994年)
第16作「霧の旅・唐津の殺人」(1995年)
第17作「支笏湖10時30分の女」(1995年)
  • 西川靖江(推理小説作家) - 杜けあき
  • 長塚清治(旅行会社「マリントラベル」社長) - 丹波義隆
  • 室井カオル(旅行会社「マリントラベル」社員) - 立花理佐
  • 杉本浅夫(テーマパーク警備員・元刑事) - 山田光一
  • 山川伴子(テーマパーク従業員・元ホステス) - 菅野玲子
  • 巡査 - 川島一平
  • 久保元治(光子の愛人) - 工藤俊作
  • 細野(文潮社 局長・草鹿達之介の大学の後輩) - 木村元
  • 千野一郎(文潮社 編集部員) - 木下浩之
  • コンビニ主人 - つじしんめい
  • コンビニ女房 - 呉恵美子
  • ホテルの営業部長 - キモサベポン太
  • ホテルのマネージャー - 平田桃介
  • 福田(竹森慎平の幼馴染) - 佐々木敏
  • 松田真知子(美容院店長) - 樋口しげり
  • 滝口(北海道警察 警部補) - 久富惟晴
  • 亀山(北海道警察 刑事) - 小林正希
  • 松尾晶代、山口麻里、速水ユノ、須藤淳一高田強、小久保丈二、木村修
第18作「西の旅 長崎の殺人」(1996年)
第19作「寝台特急北斗星の女」(1996年)
第20作「豊肥本線早春の死角」(1997年)

第21作 - 第34作(1997年 - 2005年)

[編集]
第21作「上毛高原逆流の殺意」(1997年)
第22作「北陸本線の死角」(1998年)
第23作「秋田新幹線冬の迷彩」(1999年)
第24作「東京環状線夏の迷走」(1999年)
第25作「瀬戸内を渡る死者」(1999年)
  • 岡田芙美(元ホステス・本名「滝田陽子」) - 一色彩子
  • 滝田幹夫(スナック「リヤド」店主・滝田陽子の夫) - 並樹史朗
  • 真知(クラブ「ルレーブ」元ホステス・幹夫の愛人) - 元井須美子
  • 笹本トメ(滝田陽子の伯母) - 正司歌江
  • 岸本義昭(麻雀イレブン 店主・幹夫の友人) - 冷泉公裕
  • 種岡五郎(コスモファイナンス 社員・滝田陽子の元同棲相手) - 片桐竜次
  • 焼肉屋「寿苑」おかみ - あき竹城
  • 浅田美奈子(喫茶店店主) - 清水よし子
  • 加納裕子(高林鮎子の大学時代からの友人) - 一柳みる
  • 森安(香川県警高松北警察署 警部補) - 鵜沢秀行
  • マンション「エクセレンス長山」管理人 - 妹尾正文
  • 吉井(刑事) - 樽沢勇紀
  • クラブ「ルレーブ」マネージャー - 正季光
  • 主婦 - 川俣しのぶ
  • 由紀(クラブ「ルレーブ」ホステス・真知の元同僚) - 佐藤直子
  • 香川県警高松北警察署 刑事 - 山田アキラ
  • 電器屋の主人 - 武川修三
  • クラブ「Royal garden」ママ - 入江麻友子
  • ウェイトレス - 藤田むつみ
  • 大塚和明福田寛萱嶋敏男永田麻美子真坂吏子
第26作「雲仙長崎旅路の果て」(2000年)
  • 山崎雅雄(税理士) - 篠田三郎
  • 倉田(警視庁捜査二課 刑事) - 石橋蓮司
  • 山崎友里(山崎の妻) - あめくみちこ
  • 曽田知子(梶浦の元妻) - 竹井みどり
  • 梶浦弘三(トラック運転手・滝野技研 元社員) - 草見潤平
  • 堀岡隆史(大東機工 社員・滝野技研 元社員) - 戸井勝海
  • 野口真理(高林鮎子の友人) - 鶴田さやか
  • 岩田(宇都宮中央警察署 部長刑事) - 不破万作
  • ラーメン屋おかみ - 重田千穂子
  • ラーメン屋主人 - 嶋崎伸夫
  • 石川秀治(大東機工 総務課長) - 岡野耕作
  • 野本(社長) - 波多江清
  • 松原(滝野技研 総務課長) - 堀正彦
  • ホテルのフロントマン - 世古陽丸
  • 山田光一、山浦栄、石月孝直、萱島敏男、玉木文子、松尾昌代
第27作「京都保津峡殺意の急流」(2000年)
第28作「パリから届いた殺意」(2001年)
第29作「フレッシュひたち17号の偽証」(2001年)
第30作「やまびこ6号・十和田湖に泣く女」(2002年)
第31作「寝台特急トワイライトエクスプレスの罠」(2003年)
第32作「山形新幹線・つばさ106号の乗客」(2003年)
第33作「特急うずしお30号の罠」(2004年)
第34作「志摩の旅・みえ6号毒殺連鎖」(2005年)
  • 手塚貴子(スナック「ペガサス」ホステス・文也の妻) - 池上季実子
  • 手塚志穂(花屋の店員・文也の妹) - 中山エミリ
  • 大庭宣子(大庭の妻) - 芦川よしみ
  • 大庭隆三(大庭ハウジング 社長) - 天宮良
  • 手塚文也(大庭ハウジング 社員・1年半前に転落事故で意識不明) - 西川亘
  • 笠原宏次(大庭ハウジング 社員・文也の高校時代からの親友) - 永澤俊矢
  • 田口淑子(スナック「ペガサス」ママ) - 未來貴子
  • 矢島正一(スナック「ペガサス」バーテン) - 藤田まこと
  • 渡辺(神奈川県警横浜警察署 刑事) - 宮川一朗太
  • 瀬戸美枝子(大庭ハウジング 社員) - 重田千穂子
  • 杉山(愛知県警豊橋警察署 刑事) - 石山輝夫
  • クミ(スナック「ペガサス」ホステス) - 黒沢ひろ
  • 伊勢志摩近鉄リゾート「賢島宝生苑」スタッフ - 元井須美子
  • 明信生命保険町田支社 社員 - 芝村洋子
  • 川上(神奈川県警横浜警察署 刑事) - 井田友和[15]
  • タクシードライバー - 松田章
  • 神奈川厚生病院 医師 - 佐々木研
  • 日向勉高島広芳坂本卓也、助川汎、石山浩亨、鈴木信明、法福法彦、髙田喜代音、水野大、清水由佳、トライアルプロダクションテアトルアカデミー、東映アカデミー

スタッフ

[編集]

放送日程

[編集]
  • 第28作は「火曜サスペンス劇場20周年記念作品」として放送された。
  • 第31作は「火曜サスペンス劇場 弁護士高林鮎子スペシャル」として放送された。
  • 第34作は「火曜サスペンス劇場 特別企画」として放送された。
話数 放送日 サブタイトル 原作 脚本 監督 視聴率
1 1986年11月11日 寝台特急あさかぜ4号殺人風景 殺意の風景 高久進 小山幹夫 15.8%
2 1987年08月11日 L特急あずさ19号 逆転の殺意
悪徳社長新幹線毒殺事件、記念写真のアリバイを崩せ
『京都着19時12分の死者』 鷹森立一 19.7%
3 1988年3月22日 新横浜発12時09分の女 『新横浜発12時9分の死者』 辻理 21.1%
4 8月30日 信州飯田線殺意の天竜峡
女弁護士高林鮎子、横浜名物シウマイに守られた男のアリバイを崩せ!!
『天竜峡殺人事件』 永野靖忠 22.3%
5 1989年1月31日 かいじ12号小淵沢で消えた不在証明 『諏訪湖殺人事件』 鷹森立一 19.2%
6 7月18日 船岡発普通列車 無縁坂の女
妻殺しを自白した男には何故か完ぺきなアリバイがあった
『異域の死者』 21.9%
7 1990年03月13日 L特急しまんと6号 早春四国路殺人事件 『松山着18時15分の死者』 石原武龍 21.3%
8 12月04日 北の旅、殺意の雫石
同じ日の同じ時間に東北と四国で二人の女が同時に殺された
『北の旅 殺意の雫石』 高久進 19.4%
9 1991年04月09日 北の街小樽に消えた女
時間と空間の二重アリバイの壁を破れ!
『小樽発15時23分の死者』 高久進
小木曽豊斗
永野靖忠 18.2%
10 1992年03月10日 博多-札幌殺人ルート
完全無欠のアリバイに突破口を捜せ!
『横須賀線殺人事件』 高久進 小松範任 17.9%
11 1993年01月26日 能登に消えた女
大阪発札幌行き、トワイライト号20時間の空白
『能登の密室』 鷹森立一 20.2%
12 5月11日 L特急あずさ13号の女 『白樺湖殺人事件』 22.8%
13 9月14日 北斗星1号複合の接点
上野-函館-福岡、二重三重アリバイの壁
『海峡の暗証』 高久進
小木曽豊斗
19.8%
14 1994年03月01日 浜名湖汽水域
有明海-浜名湖-東京湾を結ぶ偽装心中事件
『浜名湖殺人事件』 19.7%
15 11月15日 飛騨高山の女
盲点をつく完璧なアリバイを突破した逆転の発想
『飛騨の陥穽』 19.9%
16 1995年04月04日 霧の旅・唐津の殺人
殺人現場に故意に残された前科ある女の指紋
『霧の旅 唐津の殺人』 17.4%
17 10月10日 支笏湖10時30分の女 『定山渓・支笏湖殺人事件』 高久進 17.1%
18 1996年03月12日 西の旅 長崎の殺人
憎めないユスリ常習男のお粗末な不在証明
『西の旅 長崎の殺人』 高久進
小木曽豊斗
17.6%
19 11月19日 寝台特急北斗星の女
新種のブドウが実って芽吹いた復讐の種
『葡萄』 小木曽豊斗 20.1%
20 1997年03月11日 豊肥本線早春の死角
アリバイ崩しを拒むスナップ写真の壁
『琵琶湖殺人事件』 21.1%
21 11月11日 上毛高原逆流の殺意
水上-大阪、二つの死に恨み紅葉を
『逆流の殺意 水上着 11時23分の死者』 19.3%
22 1998年07月14日 北陸本線の死角
レンズ付きフィルム写真のトリックを暴け
『加賀・兼六園の死線』 15.9%
23 1999年02月09日 秋田新幹線冬の迷彩
姫路-横浜、2つの殺人を結ぶ55の数字
『目撃』 21.2%
24 7月20日 東京環状線夏の迷走
関係者全員口を濁す殺人未遂事件の第2幕
『伊豆の朝凪』 23.3%
25 11月23日 瀬戸内を渡る死者
調べれば調べるほど不可解な女依頼人の正体
『瀬戸内を渡る死者』 20.0%
26 2000年04月11日 雲仙長崎旅路の果て
死にゆく妻のために夫が計画したある工作
『長崎異人館の死線』 19.3%
27 8月29日 京都保津峡殺意の急流
9年前の風景画に隠された女の夢と恥辱
『保津峡殺人事件』 14.2%
28 2001年07月03日 パリから届いた殺意
死体の横のスズランの花言葉は純潔
『巴里の殺意』 18.6%
29 11月20日 フレッシュひたち17号の偽証
介護に悩む娘が涙した痴呆母の夢追い子守唄
『水戸の偽証』 21.4%
30 2002年05月07日 やまびこ6号・十和田湖に泣く女
交通事故が狂わせた家族愛と鉄壁アリバイ
『奥入瀬・十和田湖殺人事件』 21.8%
31 2003年01月07日 寝台特急トワイライトエクスプレスの罠
京都発札幌行き列車の密室22時間
消えた婚約者が食べた仏料理の味
『札幌 月寒西の死線』 津崎敏喜 21.0%
32 7月01日 山形新幹線・つばさ106号の乗客
〜北海道と箱根の死体を結ぶ母の折鶴と蘭の花束
『上高地・芦ノ湖殺人事件』 20.2%
33 2004年07月06日 特急うずしお30号の罠
鳴門・宮島・登別を結ぶ母子の絆を裂く人形浄瑠璃の涙
『寝台特急富士の乗客』 16.5%
34 2005年07月05日 志摩の旅・みえ6号毒殺連鎖
〜保険金狙いで魂を売った魔性の女!
完全無欠の時刻表トリックを暴く真珠の涙と男の素顔
『毒殺連鎖』 14.9%

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 司法試験の受験については第1作で鮎子自身が語るシーンがある。
  2. ^ 第1作で息子にブルートレインプラモデルを買う約束をしていたことを思い出すシーンがある。また、第29作で高林に自らの子どもたちについて話すシーンがあり子どもは数人いる設定となっている。

出典

[編集]
  1. ^ “「火曜サスペンス劇場」、視聴率低迷で24年の歴史に幕。”. Narinari.com. (2005年7月14日). https://www.narinari.com/Nd/2005074687.html 2016年5月5日閲覧。 
  2. ^ プロフィール - ラスタ エンターテインメント
  3. ^ プロフィール - オスカー電子カタログ(アーカイブ)
  4. ^ data - 真実一路ホームページ(アーカイブ)
  5. ^ プロフィール - オフィスクロキ
  6. ^ プロフィール - ヒラタオフィス
  7. ^ ドラマ - アンフィニー(アーカイブ)
  8. ^ プロフィール - オスカー電子カタログ
  9. ^ a b c プロフィール - アイランド・プロ(アーカイブ)
  10. ^ プロフィール - 中野笑店(アーカイブ)
  11. ^ プロフィール - 劇団東俳(アーカイブ)
  12. ^ プロフィール - オフィスキール(アーカイブ)
  13. ^ TV・ラジオ - サラ・プロジェクト
  14. ^ プロフィール - 宝井プロジェクト(アーカイブ)
  15. ^ プロフィール - 宝井プロジェクト(アーカイブ)

外部リンク

[編集]
日本テレビ系列 火曜サスペンス劇場
前番組 番組名 次番組
女弁護士高林鮎子23
秋田新幹線冬の迷彩
(1999年2月9日)
当番弁護士7
(1999年2月16日)