オオタスセリ
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(太田スセリから転送)
オオタ スセリ(1960年5月24日 - )は、日本のお笑いタレントであり、シンガーソングライターである。本名、太田 寸世里(おおた すせり)。
かつては、ペコちゃん、太田スセリという芸名で活動していた。
略歴
[編集]- 1981年、演劇集団 円附属の演劇研究所に入所するが、1983年に退所。1984年から5年間は、岡野ゆかりとのお笑いコンビ「コントペコちゃん」として、『オレたちひょうきん族』、『独占!女の60分』などに出演していた。
- コンビ解散後は現在までピン芸人として活躍。2006年に後述する楽曲「ストーカーと呼ばないで」が話題になり、一躍脚光を浴びる事となった。
『ストーカーと呼ばないで』
[編集]『ストーカーと呼ばないで』とは、オオタが2006年1月21日にビクターエンタテインメントから発売した楽曲。オオタ自らがアコースティック・ギター1本で弾き語りをする曲である。
- 元々楽曲自体はリリースの1年前からあった。彼女のとあるネタが一部のファンに「ストーカーの唄があるんだ」と誤解され、見返すために3日掛けて作った楽曲が客にウケてしまったそうである。
- その後、オオタが永六輔の番組に出演した際にこの曲を流したところ、番組や彼女のブログにはリスナーから多くの反響が寄せられ、自ら作ったCD-R1000枚があっという間に完売する事態になり、ビクターよりメジャー流通で発売する事となった。
- 曲は「通勤電車で見かけたサラリーマンに恋をした女性が、彼の後をつけて自宅の場所を知り、窓越しに生活を眺めていくうちに相手に来た手紙を盗み読み、声を聞きたいが故に無言電話を掛け続け、我慢できなくなって合鍵を作り、部屋に侵入するようになり、最後は警察官に囲まれる」という、エスカレートしていく思いと行動が綴られたものとなっている。この珍妙さは各放送局・番組で賛否両論となっており、CROSS FM『やぎラッチョー!』のように全面的に支持する局や番組がある一方で、「危険過ぎる」という理由で放送を見合わせている局も多い。
- 同曲は約1万枚を売り上げている(AERA2006年6月19日号による)。
ディスコグラフィー
[編集]全てビクターエンタテインメントからリリース
- だっこちゃん音頭(レコード、1985年6月5日。ペコちゃん時代に発売、既に廃盤)
- ストーカーと呼ばないで(シングル、2006年1月21日)
- 聴いてはいけないオオタスセリの世界(アルバム、2006年6月21日)
- このアルバムの中には「ストーカー…」の別バージョンである「ストーカーと呼ばないで音頭」も収録されている。
著書
[編集]出演
[編集]現在はライブ活動がメインであり、本人の意向もあってかテレビ出演は殆どない(太田プロのプロフィールにある写真も最近[いつ?]まで過去のものであった)。尚、これらの番組は旧芸名で出演していたものも含む。
テレビ
[編集]- ザ・テレビ演芸(テレビ朝日、コントぺこちゃんとして、第33代チャンピオン)
- 徹子の部屋(テレビ朝日)
- 独占!女の60分(テレビ朝日)
- オレたちひょうきん族(フジテレビ)
- ひょうきん予備校(フジテレビ)
- 天才てれびくん
- ひとこと言わせて!!(朝日ニュースター)
- 痛快!おんな組(朝日ニュースター)
- 笑謝和 (NHK)
- 一枚の写真(フジテレビ)
テレビドラマ
[編集]舞台
[編集]- スセリ・台本劇場
- 役者の落語会『ごらく亭』
関連人物
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ビクターエンタテインメントのプロフィール
- 本人のブログ「私の観察日記」
- 太田プロのプロフィール(長らく旧芸名の「ペコちゃん」で表記されていたが2007年3月2日に永六輔の紹介により徹子の部屋に出演したのを機にようやく現芸名で表記。写真も更新された。)