コンテンツにスキップ

大阪はびきの医療センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大阪はびきの医療センター
情報
正式名称 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪はびきの医療センター
英語名称 Osaka Habikino Medical Center
前身 大阪府立結核療養所羽曳野病院→大阪府立羽曳野病院→大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター
許可病床数 405床
一般病床:354床
感染症病床:(第2種)6床
結核病床:45床
機能評価 一般病院2 (500床以上): 3rdG:Ver1.0〜
開設者 地方独立行政法人大阪府立病院機構
開設年月日 1952年12月
所在地
583-8588 
大阪府羽曳野市はびきの3-7-1
位置 北緯34度32分55.1秒 東経135度35分23.38秒 / 北緯34.548639度 東経135.5898278度 / 34.548639; 135.5898278座標: 北緯34度32分55.1秒 東経135度35分23.38秒 / 北緯34.548639度 東経135.5898278度 / 34.548639; 135.5898278
二次医療圏 南河内
PJ 医療機関
テンプレートを表示

大阪はびきの医療センター(おおさかはびきのいりょうセンター)は、 大阪府羽曳野市にある医療機関病院

本項では前身機関である「大阪府立結核療養所羽曳野病院」「大阪府立羽曳野病院」「大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター」についても記述する。

概要

[編集]

呼吸器疾患とアレルギー疾患に主軸を置いた内科、外科、小児科、皮膚科、眼科と、それらに加えて循環器科、消化器科および産婦人科を併せ持った医療を行っている。 呼吸器・アレルギー性疾患、肺がん、感染症の大阪府域の中核的役割を果たし、地域医療の基幹病院としての役割も果たしている。

沿革

[編集]

大阪府立結核療養所羽曳野病院

[編集]
  • 1952年12月-大阪府立結核療養所羽曳野病院として開院。
  • 1973年8月-新病棟竣工。結核病床808床、一般病床192床となる。呼吸器集中治療室を設置

大阪府立羽曳野病院

[編集]
  • 1976年4月-大阪府立羽曳野病院と改称し、結核・免疫アレルギーの基幹病院となる。
  • 1985年3月-放射線治療棟にて診療開始。
  • 1992年 - 1994年- 循環器内科、消化器内科の診療を開始し、診療機能の充実を図る。
  • 1998年3月-外来リニューアルオープン
  • 2001年3月-結核外来棟の診療開始。
  • 2003年4月- 診療科の名称を変更。
  • 2004年4月-結核病床200床、一般病床440床(集中治療室6床)となる

大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター

[編集]
  • 2003年10月-大阪府立呼吸器・アレルギー医療センターと改称。
  • 2006年4月-大阪府病院事業条例が廃止され、病院の運営を大阪府立病院機構に移行。臨床研究部を設置。
  • 2008年3月-結核病床100床、一般病床440床となる。
  • 2009年3月-結核病床100床、一般病床412床となる。8月-結核病床100床、一般病床400床となる。

大阪はびきの医療センター

[編集]
  • 2017年4月-大阪はびきの医療センターと改称。
  • 2023年5月-病棟の老朽化などにより、同敷地内に新病院を開院。新病院に移転に伴い、病床数が変更になった。

病院機能指定

[編集]

・地域医療支援病院

・エイズ治療拠点病院(結核・重症呼吸器感染症を併発したエイズ患者)

・大阪府がん診療拠点病院(肺がん)

・労災保険指定医療機関

・難治性多剤耐性結核広域圏拠点病院

・日本医療機能評価機構認定病院(3rdG:Ver.2.0)

・大阪府アレルギー疾患医療拠点病院

・大阪府小児地域医療センター

・第二種感染症指定医療機関

・特定診療災害医療センター

・大阪府肝炎専門医療機関

診療科

[編集]

'一般医療部門外来診療時間'

呼吸器医療部門
感染症医療部門
アレルギー医療部門

不祥事

[編集]

医療機器の再使用

[編集]

メスなど一度しか使用できない医療機器を、複数の病院が滅菌し再使用していた問題が判明したのを受け、大阪府立病院機構が調査したところ、同機構に属する病院において、推定計約4,600件の再使用があったことが明らかになった。このうち同センターでは1,961件の再使用が判明した[1]

交通アクセス

[編集]

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]